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事実婚が多いフランス。結婚と事実婚、何がどう違うの?

投稿日:2018年8月8日 更新日:

さて、前回の記事で、世界の離婚率についてもご紹介しました。

フランスは、離婚率ランキング第9位でしたね。

しかし、フランスは事実婚大国とも言われている、事実婚の多い国です。

そして、事実婚はカップルが分かれても離婚には含まれません。(当たり前ですが)ということは、実際のパートナーとの離別はもっと高いことになりそうですね。

フランスの事実婚はどういった制度なのか見ていきましょう。

フランスの事実婚(PACS)と結婚ってどう違うの?

フランスの事実婚とは、いわゆるPACSと言う制度です。

結婚よりもはるかに手続きが簡単で、共同生活を営む上での契約のようなものです。

事実婚大国のフランスでももちろん結婚と言う制度はありますが、結婚と事実婚(PACS)はどのようなところが違うのでしょうか。

結婚と違う点

・子どもが生まれた場合、法律上の子どもとするためには認知をしなければならない。

・各自で財産を管理(財産は、2分の1ずつとする共有制も選択ができる)

・遺産を残したいときは、遺書を作成していないといけない。

・遺族年金は受給できない。

・別れるときは一方からの通達のみで可能。(同意は必要ない)

結婚と同じ点

・税金の面で優遇される。

・共同生活を送る義務。

・世帯の出費の分担や病気の時の援助など

・共同生活における債務は連帯責任。

面白いことにフランスでは、結婚をすると10日間、市役所に誰と誰が結婚したかという書面が公示されます。結婚を周知させることで重婚を防止する目的で行われるそうです。公示された書面を見て、「あの人結婚したんだー!」と知ったりするのでしょうか。日本ではありえない制度なので面白いですよね。

フランスの事実婚率はどのくらい?

結婚するカップルと事実婚を選ぶカップルはどのくらいの割合でいるのでしょうか?

2014年度に申請された結婚と事実婚の届出の数は、

結婚:24万1千件

事実婚:17万3千件

だったそうです。

結婚の方が多いものの、事実婚も全体の40%以上を占めます。

事実婚がいかに多いか分かりますね。

フランスの人が事実婚を選択する理由

(1)結婚の手続きがめんどくさい

フランスでは結婚するときには様々な書類を提出する必要があります。また、どのカップルも必ず市役所で結婚式をあげないといけないと決まっています。個人的な結婚式や披露宴などはそのあとにまた別に行わなくてはなりません。

(2)離婚の手続きがめんどくさい

離婚率は55%と半分以上が離婚をするフランス。当然、結婚するカップルも離婚のことは頭の片隅にはあるはずです。

もし離婚をしたら、紙を1枚出す日本とは違い、フランスでは必ず裁判所で取り決めをしなくてはなりません。手間も費用も日本とはけた違いにかかります。

(3)恋愛体質

フランス人は、「(結婚・同棲するにかかわらず)いつも恋愛をしていたい」「交際することで人生が豊かになる」と考える人が多く、一方で、「交際する相手との結婚を考える」割合は日本よりも低い傾向にあります。

恋愛を楽しみたいというのがフランス人の考え方。おそらく結婚が幸せという考え方よりも、恋愛していることが幸せだと捉える傾向にあるのでしょう。

日本だと恋愛をするとその先に結婚を想定するのは一般的ですが、フランスでは違うようです。

(4)非嫡出子が当たり前

非嫡出子の割合は2008年で52%と、今や結婚していないカップルから生まれる子どもの方が割合が高くなっているフランス。

日本では、子どもができたことを機に結婚を選ぶカップルもいます。一方、フランスでは、事実婚のままや結婚をしないで子を産むことは一般的なようです。

事実婚が増えても離婚率は変わらない

フランスでは当たり前の事実婚ですが、事実婚が普及しているからと言って離婚率は下がったりしないのですね。事実婚を選ぶと別れやすいとか、結婚だと長続きするとか、そういうこともなさそうです。

結局、結婚しようが事実婚だろうが、別れたいときは別れる!それが真実なのかもしれません。

事実婚のカップルの片方が結婚したら?

事実婚は結婚ではないので、事実婚をしていても結婚することが可能です。

カップルの片方が結婚したら事実婚は自動的に解消されます。

なんだか究極的な個人主義のような気もします。あくまでもお互いに取り決め(契約)をしているものの、カップルの関係は恋愛なのでしょうね。

まとめ

離婚のときにフランスでは、必ず裁判所を通じて取り決めを行います。お互いに同意があっても必ず弁護士に離婚協議書を作成してもらわなくてはいけません。そのため、離婚には協議離婚の場合でも、数カ月と言う単位でかかります。

それでも、離婚を選ぶカップルの方が多いことは、結婚制度と人々の考え方に徐々に乖離が生じてきているからなのかもしれません。

フランスの流れを見ていると、いつか結婚と言う制度自体がなくなるのでは、と言う気もします。

そして、事実婚が離婚率を増やしたり減らしたりすることはないということも分かりますね。

日本では、「事実婚」をしたい場合に、市役所に届出をすることができるようになりました。また、事実婚でも財産分与などが認められるように変わってきています。

もしかしたら、税制の優遇制度なども導入されるかもしれません。そうなると、事実婚のデメリットが減り、今よりも事実婚を選びやすくなるかもしれませんね。

日本で事実婚制度がどこまで一般的になるのかは分かりませんが、この先は日本でも事実婚の割合が増えていくことが予想できます。

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