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【離婚】モラハラ親と子どもの面会交流を行う理由

投稿日:2018年9月4日 更新日:

今、子どもは元夫と面会交流を行っています。

モラハラでは面会交流を制限するのが難しかったこと、子どもが幼く、まだ自分の意思で面会交流を取りやめることが難しかったことなどが理由です。

しかし、私としては面会交流を行うことになって良かったとも感じています。

今回はモラハラ親と面会交流を行っている理由についてお話します。

子どもは親を選べない

少し前になりますが、凶悪事件の犯人の息子がテレビのインタビューを受けたことが話題になりました。

彼は凶悪事件の犯人を両親に持ち、自身も虐待を受けながら育ちました。彼は生まれてからずっとその環境で育ったため、両親が捕まるまで、その環境以外を知りませんでした。虐待を受ける環境が当たり前だと思っており、疑問に感じたことはなかったそうです。しかし、両親が捕まったことで、今まで知らなかった世間の常識や一般的な家庭を知ることになりました。そして自身の育った環境と世間とのギャップから、長く苦しむ日々が始まりました。

彼は今もなお、刑務所に収容されている両親との面会を定期的に行っているそうです。なぜ、自身を虐待し、凶悪犯罪で捕まった両親と縁を切ったり距離を置こうとしないのでしょうか。

インタビューでは、彼が面会を続ける理由も語られていました。

「面会をしても、しなくても結局は後悔をするだろう。してもしなくても後悔するのであれば、して後悔したほうがいい。」と。

彼は、自身の生育環境のために、非常に強い葛藤を抱えながら生きてきました。「普通が分からない」。小学生4年生になって初めて笑うことを覚えたという言葉は、壮絶な人生を物語っています。

両親に対しては今も憎しみの感情を持っているそうです。しかし、自らの意思で両親との面会を重ねているそうです。両親と向き合うことは、自らのトラウマと向き合うこと。そうやって自分の中で、過去の辛い経験を清算していっているのだと感じました。

※この事件の詳細はあまりにも悲惨なため、リンクを貼ることも、事件名をここに記述することも省かせていただきます。

親と会うかどうかは子ども自身が決めなくてはならない

暴力などの特別な場合を除いて、子ども自身が面会を希望するのであれば、やはり面会をすることは必要ではないかと思います。

それは、子ども自身が自分の親がどんな人物であるかを知る必要があると思うからです。

また自分の生い立ちに葛藤がある場合、面会を制限すると、その負の感情をぶつける先も奪ってしまうことになってしまいます。

上の事件の例では、面会のときに父親に謝罪を求めたり、母親に「なぜあんなことをしたのか」と聞いたりしています。

両親と面会をして負の感情を吐き出すことで、トラウマと向き合う努力をしているのだと思います。

悪い親であっても、もしかしたら子どもにとっては会うことが必要な時もあるかもしれません。

そこで親との人間関係がうまくいかないと思えば、自ら親との交流を断ち切ることもあるでしょう。

親と会うか決別するか、その選択を自らがしたという経験は将来にわたって大きな意味を持つと感じています。

私自身は会わないほうがいい理由

恐らく私も一緒に会おうとすれば、私は夫に対して悪感情を抱いているので、あれこれと口を出したくなってしまうと思います。

また、態度にも「嫌い」であることが表われるでしょう。

それを見た子どもは、たとえ私が意図していなかったとしても「父親に会うことは悪いこと」だと学んでしまう可能性があるのです。

それは本人自らが、「この人とは会いたくない」と思う気持ちとは違います。

子どもが自分自身の目で見て、親がどういう人物なのかを判断しなくてはいけません

子どもにとっていい影響を与える人だけと付き合うようにすることは難しい

子どもには良い環境、良い人間関係に恵まれて育ってほしいと、親なら誰しもが思っているでしょう。

しかし、親が思った通りに子どもが成長するとは限りません。子どもは親が付き合ってほしくない人と仲良くするかもしれません。

「あの子と付き合うな」と子どもの人間関係に口を出して、友人関係を断ち切ることに成功したとしましょう。
表面上では、不必要な人間関係を排除できたことになるのかもしれません。
しかし子どもにしてみれば「親の言うことは絶対だ」とか「自分が選んだことは否定される」と間違った学習をしてしまうかもしれません。

こういった行為は、子どもの自立心を奪い、子どもが自ら生きていく力を奪うことになってしまいます。

悪いものを親がすべて遠ざけることはできません。もし、多少の傷を負うことになっても、子どもが自ら失敗を経験していかなくてはいけないこともあります。

親の言うとおりに子どもをコントロールすることは、モラハラ親のやることです。

それは子ども本人の選択や意志を奪ってしまうだけではなく、将来自らの力で生きる時に必要な力を育めず、社会で生きれない人間を育ててしまうことになりかねません。

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子どもにとって悪影響があるようであれば、その悪影響がないような環境を整える必要がある

もし私が子どもたちの面会交流を制限してしまえば、これは子どもの行動をコントロールしているのと同じです。

今度は私自身がモラハラ親と同じことをしてしまうことになります。

子ども自身が会う会わないを選択できるようになるまでは、適切に面会交流ができる環境を整えるのが親である自分の役割だと考えています。

そして子ども自身が選択できる年齢になったら、子どもが望むかたちでの面会交流を実現できるように力を貸してあげるつもりです。

面会交流を制限したほうがいい場合もある

一方で、環境を整えてもモラハラが止まることがないような場合は、親が面会交流を制限する必要が出てくるでしょう。

例えば、

  • モラハラ親が同居親の悪口を言う
  • モラハラ親が子育てについて過度に干渉してくる
  • モラハラ親が子どもの学校や近所などに現れる
  • モラハラ親が面会交流での約束事を守らない

こういったときは、調停などの手続きを踏んで、面会交流の制限を申し立てる必要があります。

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まとめ

ここに書いてあるのは、あくまでも私個人の考え方です。また、すべてのケースで面会交流を強制させてはいけないとも考えています。

面会交流を実施することが正義ではありませんし、面会交流を制限することが悪でもありません。

あくまでも、個々のケースによってふさわしい面会交流の在り方を考えなくてはいけません。

私は今、第三者機関を利用して面会交流を実施しています。もし第三者機関が使えなくなったときには、今の考えでは面会交流を実現する手段がないというのが現実です。

その時にどうするか、また考えなくてはなりません。

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