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患者の家族として私が医者に望むこと

家族や大切な人の死

患者の家族として私が医者に望むこと

投稿日:2018年11月11日 更新日:

治療を受けるにあたって、患者だけでなく家族も一緒に病気と闘っていく必要があります。時には、死と闘う必要もあります。そして死を覚悟することも必要です。

患者にしか痛みは分かりませんし、医者にしか病気の状態は分かりません。家族は、患者の様子や医者の言葉を頼りに、今の状態を必死に掴もうとします。

そこに、嘘や隠し事があっては、のちに現実を受け入れる妨げとなってしまいます。出来るだけ真実を話してほしい、そう思います。

1.データや数字を使って状態を視覚化して欲しい

炎症の場合、血液検査の白血球等の値で炎症がどれほどひどいのかを見ることができます。

平均の値からどれほど大きい数値が出ているかどうかを見れば、今の状態が楽観視できないほど悪いことが分かります。

しかし、「患者の体力次第で、治るかもしれないし、治らないかもしれない」と言われると家族は良い方に捉えてしまい、治ることを信じてしまいます。

患者の状態を正しく知るのには、医者の言葉やレントゲン写真、患者の様子だけでは足りません。数字として目の前に提示されてはじめて、現実がどうなっているのかをしっかりと飲み込むことができると思います。

家族は「助かってほしい」と思うあまりに、目の前の現実を客観的に受け入れることができないときがあります。そういう時には、データが一番、納得できる材料になります。

2.悪い状態やリスクなどを包み隠さずに話してほしい

患者の家族は、患者の様子が悪い状態であっても、それがどれほど悪いのかが分かりません。問いかけに答えないのも「単に眠たいからだ」と楽観視してしまったり、心電図モニターに異常がなければまだまだ長生きすることができると信じています。出来るだけ症状をいい方に捉えようとしてしまい、悪い状態になってしまったときの現実を受け入れることができない原因にもなってしまいます。

治る可能性を信じて治療や手術をしますが、それは100%治ることが保障されているわけではありません。

リスクは患者の年齢によっても違います。高齢の患者であれば手術のリスクは一気に高くなります。

「手術して回復すれば1カ月で退院できます。」と言われ、治ることばかりを前提にしていたら、結果が違ったときに絶望してしまいます。

悪いところがあったとしても、治療を受けないという選択肢もあります。がんの患者でも、がんの治療をせずに緩和ケアをした場合の方が結果的に長生きしたというデータもあります。もちろんすべてのリスクやデータは過去の症例のものであり、目の前の患者のものではありません。致死率が10%の病気であれば、10人に1人がなくなるということであり、目の前の患者が90%の割合で助かるということではないからです。そして、治療を受けている患者が、治る90%に入るのか、死に至る10%に入るのかは誰にもわかりません。

しかし何を選択し、どういう生き方を選ぶのか、それはリスクを知らなければ正しい選択はできないのです。

治療は治すために行うものですが、治らない可能性やリスクも分かった上で選択しなくては後悔が残ってしまうでしょう。

3.死に向かっていることを正直に話してほしい

患者の苦しんでいる様子を見ると、いかにも良くないということが分かります。しかし、死に向かう患者は苦しむことも少なくなり、見た目には以前よりもよくなっているように映ることもあるのです。ゼエゼエ・ゴロゴロといっていた呼吸が安定してきた、バタバタと苦しむように動かしていた手足を動かさなくなったのは、実は状態が良くなっているのではなく、もうその力すらなくなってきているからということもあります。

このときに、もうすぐ死期が近いということを教えてほしいのです。

できるだけそばにいたり積極的に話しかけたり、死ぬことについて、残された家族で話をすることはとても大切です。

たとえ患者がもう聞こえていなくても、生きている間に話す時間を取ることができたこと、患者の死と向き合う時間を取ることができたということが、のちの家族の心の救いとなります。

まとめ

急性的な病では、患者が短期間で死に至る場合もあります。家族は全く覚悟のないまま死という現実と向き合わなくてはなりません。

家族にできることは、現状を正しく知り、受け入れることだけです。

誰しも寿命をのばしたり、命を新たに吹き込むことはできません。

本当は絶望的な状態にもかかわらず、余計な期待を持たせることは、かえって家族を苦しめることになってしまいます。そして患者が死に至ってしまったら、「治るはずだったのでは?」とか「(手術をすすめた)自分が殺してしまったのだろうか」という自責の念を感じてしまいます。「あのときに違う選択をしていたら違う結果が待っていたのでは」と何度も繰り返し過去の選択をやり直そうと疲弊していきます。死に至るほどの病だったのか、それとも本来は死ななくてもいいはずだったのか、それは死を受け入れることができるかどうかに関わってきます。

たとえ高齢であったとしても、患者の死というものは重く受け入れがたいものです。

リスクも、悪いことも含め、家族は本当のことを知りたいと願っています。

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