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モラハラは「異常な怒り」とセットで親から子どもへ連鎖する

モラハラ モラハラが子どもに与える影響

モラハラは「異常な怒り」とセットで親から子どもへ連鎖する

投稿日:2019年4月7日 更新日:

このブログでは、本や自身の体験から分かったモラハラ夫、モラハラ加害者についてだけではなく、ネット上にあるモラハラの記事についても紹介していきたいと思います。

いろんな人がモラハラを分析、検証した情報を発信しています。それらを読んでいると、加害者はまったく別の人物なのに同じような経験談があふれていることに気づくと思います。

そして、中には私が自身の経験から気づいたことと全く同じ意見を唱えている方々もいらっしゃいます。

今回は、ハーバービジネスオンラインさんにあがっていたモラハラに関する興味深い記事をご紹介します。

モラハラ加害者は、明治の家制度を継承したモラ文化の持ち主

モラハラの根本的原因を知りたい方は、ハーバービジネスオンラインさんに掲載された下記の記事をぜひ読んでみることをオススメします。

あなたの夫は、自分自身は大丈夫? モラ夫、恐怖の行動パターン<モラ夫バスターな日々5>

この記事の中には次のような文章が出てきます。

明治政府は、武家の家族制度を取り入れ、夫を家長、妻をそれに従う無能力者とする明治民法を制定した。

(中略)

これらの法的、社会的、文化的規範が、男尊女卑、性別役割分担、夫を家長とする家族観を形成し、今日まで受け継がれてきた。私は、これら社会的文化的規範(群)を総称して、モラ文化と呼んでいる。

モラ文化を行動規範として内在化している多くの日本男性は、自らを家長/支配者、妻を従属者として捉える。

モラハラの根底にあるもの、それはモラ文化(=家制度)だそうです。

モラ文化は、明治時代に当時の民法に「正しい文化的規範」として定められました。

モラハラをする人は、このモラ文化=家制度の考え方を根強く受け継いでいる人たちといえます。

モラハラ家庭では親は支配的で、子どもを従属化に置きます。そして子どもの考え方や価値観をコントロールしようとします。

親子関係が支配関係である家庭では、親の考え方が子どもに受け継がれやすいため、昔からの考え方が代々親から子へ、子から孫へと受け継がれてきています。

その家庭だけ現代とはかけ離れた価値観を継承し続けているのです。

(詳しくはこちらの記事をご覧ください。→モラハラ夫はかつての家制度の考え方をそのまま反映させた価値観の持ち主だった

この記事を書かれている弁護士・大貫憲介さんも同じように、モラハラの根底には明治時代の「家制度」が関係しているとしています。

ナマモノ(筆者)
「モラ文化」って恐ろしい言葉です…。モラハラも文化だったんですね…。

モラハラはいずれ暴力に発展する可能性が高い!

そして、さらにこの記事の中に出てくる文章で注目して欲しい点が二つあります。

一つ目は、こちらです。

間接的暴力が始まると、直接的暴力の危険が飛躍的に高まる。暴れるモラ夫に強く言い返したりすると、危険である。直接的暴力を抑え込んでいた、理性の最後のネジがぶっ飛ぶ可能性がある。

間接的暴力は、殴る蹴るなどの暴力を伴わないモラハラ行為(大声を出す、物を壊す、睨みつけるなど)を指します

モラハラ行為が始まった場合、直接的暴力の危険性も高まるとこの記事では言及しています。

つまり、モラハラ加害者はモラハラだけではなくエスカレートしていけば、暴力をふるってしまう可能性も高いといえるでしょう。

いまモラハラ被害に遭っている人は、いずれ身体的暴力に変わる可能性を覚えておかなくてはいけません。

モラハラ加害者の怒りは「異常」である

そして、2点目。

大貫さんが担当したモラハラ案件の証拠映像や音声を見ると、モラハラ加害者はみな

ヒステリー状態で怒鳴り散らし、暴れ、理性を失っているとしか思えない。

様子だったそうです。

私の夫も、衝動的、爆発的な怒り方をしていました。怒鳴っているときの夫は、「人間」とは言えないような恐ろしい姿でした。

傍から見れば「異常」であり、あまりにもおかしいので私は夫のことを「病気」だと思っていたほどでした。

つまり、モラハラ加害者は夫のように「異常な怒り方をする」ケースが多いのではないかと考えられます。

モラ文化継承の背景にあるのは、この恐ろしい鬼の姿が関係している?

家制度の民法が制定されたのが、1898年。そして大幅に改定されたのは、1947年です。1947年というと、いまから70年ほど前です。20~30年で世代が交代すると考えると約3世代前。

私たちの祖父母の時代では、まだまだ家制度は当たり前だったと言えるでしょう。

しかし、現代ではこういう考え方を根強く引き継いでいる家庭とそうでない家庭があります。

世代交代と共にモラ文化が薄れていった家モラ文化が継承され続けている家があるわけです。

その違いは何でしょうか?

それは、モラハラ加害者の「鬼のような怒り方」にあるのではないかと考えます。

恐怖を感じたとき、人は支配されやすくなる

親子間で価値観が違うとき、子どもは親が自分と違う価値観を持っていることを知っています。そして、親が自分と違う価値観を持っていたとしても、そのことで自分の価値観を変えなくてはいけないとは思いません。自分と親が別の人間であり、別の価値観の持ち主であることを知っているからです。

しかし、支配的な親に育てられた場合、子どもは親の価値観を強く受け継ぐと考えられます。

そして支配的な親が子どもを支配できる理由

それが、上で述べたような「異常な怒り方」にあるのではないかと思うのです。

私は、夫が鬼のような怒り方をすることがとても恐ろしかったのです。そして、夫を怖いと思うようになってからは、夫を怒らせないように気を遣って過ごすようになりました。

強い恐怖というのは知らず知らずのうちに「支配を受けやすい心理状態」を作り出します。出来れば恐怖は避けて通りたいですし、回避できるのであれば、回避したいと考えます。

そして、本当は正しい方法でなかったとしても、

相手の機嫌を取ったり

相手の意のままにふるまったり

相手に迎合したり

することで、怒りをなだめようとしてしまうのです。

夫はまた、義両親(夫の両親)のことを、「幼いころに怖い、逆らえないと思っていた」と話していました。

しかし私が見る限り夫は、義両親に対して

大人になった今も逆らえていなかったのです。

さらには、私に対しても「親の言うことに従え」と強要してきました。

逆らうと、「強い怒り」が待っていることを知っている夫は、それを避けるためには「親の言うとおりにふるまえばいい」と思っていたのです。

夫は、幼いころに恐ろしい親の姿を見て、親に逆らってはいけないと学び、そしてその支配は今もなお続いていたのだと思います。

一方で、親の世代がモラ文化と言える家制度の考え方を持っていたとしても、その親が「異常な怒り方」をし子どもに恐怖を与えて支配しなければ、モラ文化が継承されていかないと考えられます。

モラハラが継承されるとき、鬼の姿も一緒に継承される

モラハラが継承されるときにはその親が、異常な怒り方をする支配的な親である可能性が高いと言えます。

そして、その姿を見て強い恐怖を感じ、逆らうことができなくなった子どもは、親のコピーのようにモラ文化を受け継いでいくのです。

つまり、モラ文化が継承されるとき、それは鬼のような怒り方とセットだと言えます。

私はなぜ、夫があんな異常な怒り方をしたのか不思議でなりませんでした。そして、その理由を「病気のせい」だと思っていました。

しかし本当は、日本の文化が代々継承されていくように、「怒り方」も代々継承されてきたのではないか。

この記事を読んでそういう考えに至りました。

子どもにモラハラが受け継がれているかどうかを調べるためには?

モラハラが子どもに受け継がれてしまっているかどうかを図る一つの指標として「異常な怒り方」を見るといいでしょう。

子どもは成長するにつれて外でいろんな言葉を覚えてきます。ただ単に悪い言葉を使うからと言ってモラハラが受け継がれてしまっているとは言えません。一方、ある程度の年齢になった子どもが「異常な怒り方」をすることはほとんどありません。

もし、異常な怒り方をしている場合は、その背景に「強い劣等感」「基本的信頼感の欠如」「自己否定」などがある可能性があります。

子どもが抑圧されていないか、そのせいでアイデンティティが歪んで成長していないか、よく見て気づいてあげる必要があるでしょう。

まとめ

モラ文化はかつては民法で定められ、それが正しいという時代がありました。

しかし民法が改正された現代では、多くの人は新しい価値観の下、新しい文化的規範を選ぶようになりました。

たとえ祖父母や両親が古い家制度の考え方を持っていたとしても、それだけでモラ文化が継承される訳ではありません。

結婚を考えているときは、相手の家族が「モラ文化」を継承していないかをよく見極める必要があります。パートナーにパートナーの両親がやたらと口を出してくる場合は、支配的な親であり、代々モラ文化を継承している可能性があります。さらに悪いことには、子どもが生まれたらさらに次の世代にもモラ文化を継承させようとするでしょう。

モラ文化を継承しているパートナーを持つと、なにがなんでも相手に合わせなければいけなくなります。

なぜなら、支配を受けている人は、自分の頭でそれが「正しい」「正しくない」を判断することができません。(それを検証したミルグラム実験という実験があります。)

非合理的で時代にそぐわない考え方であったとしても、自分が受けてきたモラ文化をそのまま継承することにこだわります。説明しても、本人自身が「どちらの価値観が正しい」と判断することができないので、受け継いだ価値観が変わることがありません。

もし考え方を変えることができるとしたら、親からの支配が解けたときだけです。

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