はじめまして。「モラハラ離婚ナビ」の管理人 葛藤ナマモノ と申します。
私は、5年の結婚生活ののち、別居、1年にわたる離婚調停を経て離婚をしました。
5年間の結婚生活で、元夫に違和感を感じながらも、その違和感の正体を突き止めることはできず、職場でのパワハラが原因でなったうつ病のせいで「精神的に不安定なのだ」だと思い続けていました。
しかし、別居後、夫の症状や精神的なものではなく、「自己愛性パーソナリティ障害によるモラハラ」だということが分かったのです。
別居をしてからも、モラハラを受け続けた後遺症に悩まされ、
布団から起き上がることができずに、寝たきりの状態になっていたこともあります。
そして、自分自身も夫と同じような「モラハラ加害者」になってしまっていることにある時気づいたのです。
それからは、心理学を勉強し、モラハラが連鎖すること、被害者が加害者に転じやすいこと、また現モラハラ加害者たちもかつては被害者であったことなどを知りました。
そして、モラハラは、親から子どもへの連鎖も多いということ。
今は離婚も成立し、別居時から一度も元夫と顔を合わせることもなければ、話をしたこともありません。布団から出られないこともなくなり、モラハラ被害を抜けたように思います。
しかし、もし将来、我が子がモラハラ加害者になってしまったら?
私自身も気づかぬうちにモラハラ行為をしてしまっていたら?
いつの間にか、私や子どもがモラハラ加害者になって人を傷つけたり、誰かを不幸にしてしまうようになってはいけないと思うようになりました。そして、それを防ぐためには、モラハラのことをよく知って、どうすればモラハラを連鎖させずに済むのかを学ぶ必要があると思ったのです。
私は、モラハラ被害を受けてきたことで、誰よりもモラハラの怖さをよく知っていると自負しています。
モラハラは魂の殺人ともいえるほど、恐ろしい行為です。
被害者である私は、モラハラを連鎖させないことが、モラハラ被害と決別することにつながると考えました。
自分自身のために学んだことをブログで発信していくことで、
今の被害者の方々、さらには将来加害者になってしまうかもしれない方を少しでも救うことができればいい、そういう思いで、このブログを運営しています。
また、自分が毒親になってしまい、子どもに生きづらさを背負わせることがないように、
毒親についても学び、自分自身を振り返りながら子育てをしていきたいという想いから、
毒親に関する情報も発信していきます。
このブログの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
このブログの内容は、精査が必要なものも多くあり、完全なものではないことをあらかじめご了承ください。また、特定の個人、または団体を批判、中傷、暴露するものではありません。また、個人の特定を避けるために、HNを使用し、一部の情報についてはフィクションを加えています。
・約2年間の交際期間を経て夫と結婚。付き合っていた2年間で夫は一度も怒鳴ったり声を荒げることもありませんでした。
・結婚したその日から夫からのモラハラが始まる。(最初は、あんなに穏やかだった夫を怒らせる私が悪いのだと思っていました。)
・家を購入、子ども誕生などのライフイベントごとにモラハラがひどくなる。
・夫から追い出され別居開始。互いに弁護士を立ててすぐに離婚調停が始まる。
・婚姻費用決定まで約半年。その後、面会交流の条件が整いましたが、財産分与、養育費共に最終調停日まで揉めました。
・1年超の離婚調停を経て離婚成立。
・現在も第三者機関を利用しながら面会交流を行っています。
記事を作成するにあたって以下の文献を参考にしています。
◆モラハラ関連◆
・モラル・ハラスメント 人を傷つけずにはいられない マリー・フランス・イルゴイエンヌ著
・カウンセラーが語るモラルハラスメント 谷本惠美著
・モラハラ環境を生きた人たち 谷本惠美著
・「モラル・ハラスメント」のすべて 本田りえ・露木肇子・熊谷早智子著
・モラル・ハラスメントの心理構造 加藤諦三著
◆自己愛性パーソナリティ障害・パーソナリティ障害・マニピュレーター◆
・パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか 岡田尊司著
・他人を支配したがる人たち ジョージサイモン著
◆自己心理学◆
・新装版 自己心理学入門 コフート理論の実践 アーネスト・Sウルフ著
・共感と自己愛の心理臨床 安村直己著
◆DV加害者◆
・DV・虐待加害者の実態を知る ランディ・バンクロフト著
・家族と国家は共謀する 信田さよ子著
◆虐待◆
・子どもの虐待とネグレクト 一般社団法人子ども虐待防止学会編
◆離婚関連◆
・離婚後の子どもをどう守るか 梶村太市・長谷川京子・吉田容子著
◆トラウマ・トラウマケア◆
・身体はトラウマを記憶する 脳・心・体のつながりと回復のための手法 ベッセル・ヴァン・デア・コーク著
・身体に閉じ込められたトラウマ ピーター・A・ラヴィーン著
◆マインドコントロール◆
・マインドコントロール 岡田尊司著
◆アルコール依存症◆
・「家族」が幸せを取り戻すとっておきの方法 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)編
◆嘘つき・虚言癖◆
・虚言癖、嘘つきは病気か 林公一著
◆サイコパス◆
・良心をもたない人たち マーサ・スタウト著
◆認知バイアス◆
・認知バイアス 心に潜む不思議な働き 鈴木宏昭著
◆HSP◆
・「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 武田友紀著
◆共依存◆
・共依存ー自己喪失の病 吉岡隆
◆毒親◆
・毒になる親 スーザン・フォワード著
・不幸にする親 ダン・ニューハース著
・「毒親」の正体 水島広子著
・親に壊された心の治し方 藤木美奈子著
◆面前DV
・子どもの脳を傷つける親たち 友田明美著
◆世代間連鎖◆
・後悔しない子育てー世代間連鎖を防ぐために必要なこと 信田さよ子著
◆愛着障害◆
・愛着障害 子ども時代を引きずる人々 岡田尊司著
・愛着アプローチ 岡田尊司著
◆認知行動療法◆
・マンガでわかる認知行動療法 大野裕著
◆アサーショントレーニング◆
・マンガで分かるアサーション 平木典子著
その他、研究論文、海外の専門的なwebサイトなど
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