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モラハラ モラハラとは

モラハラとは何か?「モラハラ」を判断する基準とは?

投稿日:2018年5月7日 更新日:

「モラハラ」という言葉が使われるようになって久しいですが、自分が「モラハラ」の被害に遭っているということが、私自身、別居をしてみるまで分かりませんでした。

モラハラは、セクハラやパワハラと違って近くにいるほど気づきにくく、また経済的なDVや子どもがいるなどの環境では、関係を維持するために、自ら加害者を「いい人」だと思い込もうとする被害者の心理も働きます。

モラハラとはどういったことか、またモラハラ被害に遭っていると気づくためには何が必要なのかについて、自身の体験を踏まえて解説していきます。

1.モラハラ(モラルハラスメント)の定義とは

モラハラとは、モラルハラスメント。

モラルというのは倫理や道徳観のことを指し、ハラスメントとは嫌がらせのことです。

モラルハラスメントは倫理や道徳観に反した嫌がらせをすることを指します。

その方法は、暴言や無視、物に当たる大きい音を出すといった言動だけではなく、お金を渡さない、(長時間の説教をするなどして)寝かせない、相手の行動や人間関係を制限するなど暴力を伴わないものであればどんな形でも行われる可能性があります。

そして、現在ではモラハラもDVの一種だとみなす場合もあり、DVもモラハラも目的は「相手をコントロールすること」にあります。

では、具体的にどういったことがモラルハラスメントにあたるのかを挙げてみましょう。

モラハラを受けていても、「モラハラかどうかわからない」「私の思い込みのせいかも」と思い、被害を自覚できないケースも多いのがモラハラです。実際のモラハラ例を参考にして、当てはまっていれば、モラハラを受けていると思って良いでしょう。

2.モラルハラスメントの具体的行動

(1)長時間説教をする。

些細なことがきっかけで、長時間にわたる正座を強要したり、長時間にも及ぶ説教をする。被害者が反省した態度を見せたり、謝罪をしても一向に怒りは収まらず、怒鳴り続ける。夜通し説教を続け、相手に睡眠を取らせないようにすることもある。その後自分だけは就寝し、被害者には家事などをするよう強制する。

(2)暴言を吐く

妻(夫)の人間性を否定したり、外見などを貶める発言をする。

また、具体的な暴言でなくても、被害者の発言や行動に対し、大きなため息をついたり、舌打ちをし、何かにつけて被害者を否定する。

それは多くの場合、被害者にまったく落ち度がなくても、加害者の機嫌が悪いというだけで行われる

(3)どんな発言をしても結局は怒鳴られる(否定される)

加害者が怒鳴るのは、何かを改善してほしいわけではなく、怒鳴ること自体が目的であるため、被害者がどんな発言をしようとも結局は怒鳴られる。

例えば、「なぜ、怒鳴られているかわかるか?」と聞かれた時に「わからない」と答えたら「こんなことも分からないのか!」と怒鳴り、「わかる」と答えても「わかっているならやれ!」「わかっているのに何でやらないんだ!」と怒鳴る。

(4)長時間、無視をする

時には何カ月にもわたる長いスパンで被害者を無視し続ける。被害者を無視はするものの、乱暴に扉を閉める、わざと大きな音を立てるなど自分の機嫌が悪いことをアピールする。

無視が始まるきっかけは特になく、被害者自身にもその理由は説明されないことが多い。被害者が「どうして怒っているの?」「何か理由があるのなら言って」といっても無視し続け、改善されない。

無視の期間が終わると一時的にはDVでいうハネムーン期のように機嫌がよくなる。この時に、被害者はこれで関係が良くなったと錯覚し、ときに加害者は「もうしない」などということもあるが、改善されることはなく、何度も繰り返す。繰り返すうちに無視の頻度や期間はどんどん長くなり、悪化していく

被害者は次いつ、相手に無視されるか分からず、加害者の機嫌のいいときでも「次にいつ無視が始まるかという恐怖」におびえ、相手の機嫌を損ねないようにビクビクして過ごすことになる。被害者は、相手を怒らせないように気を付けて過ごすも、被害者の落ち度は関係なく、加害者の機嫌次第で無視は始まるため、被害を防ぐことはできない

(5)一貫性がない。

以前は「Aをしろ。」と言いだし、被害者が言われたとおりにAをするように守っていると「Aはするな。Bをしろ。」と言い出す。それに対し、「前はAをしろと言っていた」と被害者が訴えても「そんなことは言っていない」と嘘をつく。

(6)平気で嘘をつく(病的なレベルのひどい嘘つきである)

罪悪感を持つことなく、自分の都合のいいように平気で嘘をつく。「あなたのやっていることはモラハラよ!」と加害者の行いを批判しようとするものなら、「それはお前だ!」「お前がやっていることだ!」と被害者は全く行っていないことでも、自分のやっている行いを被害者がやっていることだと主張する。

また、離婚の場合でも調書などに自分がやってきたひどい行いをすべて被害者になすりつける傾向にある。

(7)妻(夫)を異常に束縛する。

頻繁に「今、何をしている?」など行動を把握しようとしたり、被害者の行動を制限しようとする。

被害者にルールを課し、それに違反した場合は、被害者の大切なものを壊したり、親しいものと縁を切らせるなどの罰をもうける。これにより、被害者自身が「自分は悪いことをしている」という罪悪感を持つようになる。

(8)親や友人などの親しい関係の人と縁を切らせようとする。

妻(夫)が実家に行く、友人と会う、連絡を取るのを良しと思わず、ハッキリと「実家に行くな、友人と会うな、連絡をするな」と言う。

それだけでなく、実家や友人に会いに行くと告げたり、行くそぶりを見せると明らかに機嫌が悪くなり、大きな音をわざと出したり、怒鳴ったりする。そのため、いざこざを起こしたくない被害者が加害者をなだめたり場を収めるために、被害者本人が自ら会わないと言い出すようになる。(そして、そのことを後に加害者に追求すると、「お前が自らやったことだ」という。)

また、いざこざを起こった時に、親や友人が関係なくても「(お前が)親(もしくは友人)と会うからだ」「お前がそんなことを言うのは親(もしくは友人)のせいだ」と言い、被害者を洗脳し、連絡を取りづらくさせる。

その他にも、「今、この場で親や友人と絶縁しろ!」と言い、絶縁のメールや電話を加害者の前でするように強要する。

(9)子どもに妻(夫)の悪口をいい、子どもにも同じように悪口を言うように仕向ける

子どもに対して、「ママは常識がないね」など妻(夫)を貶めることを言い、また子どもにも同じようにいうように仕向け、操る。子どもは、絶対的な力差のある夫婦関係を見て育ち、それが当たり前だと認識する。また、加害者がやっていることに疑問を抱いたり、加害者に絶大な憎しみを抱く場合もあるが、同じような加害行動をとることが多い。

(10)モラハラ男の特徴まとめ

こちらの記事にモラハラ男の特徴をまとめています。

3.モラハラかどうかの判断

上にあげた具体的な行動でも当てはまっているものと、当てはまっていないものとあるケースが多く、「すべてに当てはまっていないから、モラハラではない?」と思うかもしれませんが、一つでも当てはまっていたらモラハラです。

(1)夫婦喧嘩との区別のしかた

一般的に、モラハラが理解されにくい理由の一つには、暴言があっても夫婦喧嘩の範疇とされてしまうことです。(離婚の際、夫婦喧嘩であるとみなされて、相手から慰謝料を取れないケースもあります。そのため、証拠集めは大事です。)

夫婦喧嘩かどうかを客観的に判断するためには、明らかに夫婦間のパワーバランスが崩れているかどうかにあります。

モラハラを受け続けている被害者は、本人も無自覚のまま加害者にコントロールされ、洗脳されていきます。

もしあなたが、夫や妻に対して恐怖を感じていたり、怒らせないように発言を控えたり、相手の機嫌が悪いときには絶望するほどの心理状態に陥っているのであれば、そこには対等な夫婦関係はありません

そもそも夫婦喧嘩というのはお互いの関係が対等だからできるのです。

モラハラを受けている場合は、対等ではなく従属関係にあります。それは普通の夫婦ではありません。

(2)モラハラ被害者を自覚するためには

モラハラ被害者は、相手の言動によって洗脳状態にあり、相手に対して疑問を感じることが難しい場合が多くあります。

モラハラ被害者である自覚を持つためには、自身が感じているストレスや相手に対する違和感から探っていくといいでしょう

夫(妻)に対して、恐怖を感じている、いつも機嫌をうかがって過ごしている、そういった傾向がある場合は黄色信号です。

私自身、別居するまで自身がモラハラを受けているとは思っていませんでした。しかし、一緒に暮らしている最中から違和感を感じていました。

こんな症状は要注意!

・いつも夫の機嫌を伺っている。(精神的支配)
・夫が帰ってくると動悸がする。(ストレスの対象)
・外出していても家のことが気になり落ち着かない。(過度な束縛)
・夫の機嫌で家の空気が左右される。(絶対君主的立場)
・夫が喜ぶことが自分の喜びのように感じる。(共依存)
・夫と居ると自分が人間でないような扱いを受けていると感じる。(アクセサリー化)

(3)相手との関係に違和感を感じたら「モラハラ」を疑ってみよう

私が感じていた違和感というのは、「夫と話し合いをしようとしてもできない」というものでした。

問題を解決するために話し合いをしたいのに、「お前は頭がおかしい」といわれ、自分の人間性を否定されて終わり、何事も解決されないという結婚生活が続きました。

話し合いを拒否する理由は、夫は、「お前の言い方がきついからだ!」と責任転嫁し、話し合いができない理由を一方的に私が悪いことにされていました。

そこで、「言い方がきつく感じて話すことが出来ないのであれば、手紙にしよう」と代替案を出しましたが、結局は「めんどくさい」と拒否されました。

夫としては、何か改善したくて怒鳴っているわけではないため、こちらが改善するための代替案を出しても受け入れるはずもありませんでしたが、結婚生活中はそのことに気づくことが出来ませんでした。

最終的に「お前の我慢が足りないからだ」という結論で終わるのがいつものパターンでした。

今までの人生の中で明らかに他の人と比べて夫との関係は異常であり、「こんなに話が通じない人は初めてだ」と思っていました。

もっと早くに相手のモラハラに気づいていたらよかったのにな、と今更ながらに思います。しかし、当時はそれが難しかったのもはっきりと自覚しています。

(4)被害を最小限にするためには、早めに気づくことが大事

最初は耐えられるくらいのモラハラでも、必ずモラハラは進行していきます。

そして、長年、進行したモラハラを受け続けることによって、被害者は深い心の傷を負い、回復にも長い時間がかかってしまいます。

子どもがいる場合は、子どもの人生にも必ず影響を与えます

被害を少なくするためには、早めに「モラハラ被害者であること」に気づくのが何よりも大事です。

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