あなたは大丈夫？私が離婚前によく見ていた夢３選

夢を見るメカニズムはまだよく分かっていない部分が多いのですが、無意識化で見る夢は自分自身の無意識の部分が顕在化したものであるとも考えられます。

そのため、本人が気づいていない病気やストレス源を知る手掛かりにもなると私は考えています。

モラハラでは被害者が、自分が被害者であることに気づいていないケースは非常に多く、そのことが原因で長期間モラハラから抜け出せなくなっているのです。

私自身、夫がモラハラをしていることに気づいたのは別居後でした。

しかし、結婚生活中に見た夢のいくつかは、無意識化のストレスが見せていたのではないかと思っています。

同じような夢を何度も見ることがあり、起きた後もよく覚えているのが特徴でした。

あなたがもし、同じような夢を見ているのであれば、実は無意識化でストレスを抱えているのかもしれません。

１．自分が大声で怒鳴る夢

なぜ大声で怒鳴っていたのかの原因まではよく覚えていませんが、大きな怒りを感じて大声で怒鳴っている夢をよく見ていました。

そして、大声で怒鳴ることが必ずしも悪いイメージではなくどちらかというと大声を出したことですっきりとし、ストレスが解消できたといった印象の夢であったのを覚えています。

夢占いによると、怒鳴る夢は「感情の開放」を表しているそうです。

今まで内に押し込んでいた気持ちを外に開放しよう！という意味で決してマイナスのものではないようです。

恐らく私自身は、無意識化でため込んだストレスを「怒鳴る夢」を見ることで発散していたのではないかと思います。

モラハラ夫は自分が被害者で病気であると言っていたため、病気である人を責めるわけにもいかず、しかし理不尽な扱いに行き場のないストレスを抱えていました。そのストレスは現実では発散することができないため、夢の中で「感情の開放」という形で表れたのでしょう。

ちなみに、怒鳴りたいのに声が出ない夢はストレスが限界を迎えているときに見る夢なのだそうです。

もしこの夢を見てしまっているのであれば、早々にストレスを解消する方法を見つけたほうがいいでしょう。

２．家が火事になる夢

結婚生活中に最もよく見ていた夢です。

家が火事になる夢は、お金が入ったり宝くじに当たるといった吉夢だというイメージがあります。しかし、夢の詳細によってその結果は異なるそうです。

火事になる場所が「水回り」の場合は凶夢

火事になる場所が「水回り」である場合は凶夢（悪い夢）である場合が多いそうです。私が見ていた夢もいつも水回りが燃えていました。

であるそうです。これはすべてに当てはまっていそうですね。事態の悪化は、別居前にはモラハラが急激に悪化していたのでそのことだったのかもしれません。人間関係や環境の変化は、「別居」や「離婚」そのものですし、ストレスは人生で最もピークの状態でした。

自宅が燃える夢は今の環境を変えたい願望と人生の再生をあらわす

自宅が燃える夢は、再生の意味もあるそうです。

この場合、自宅というのは夢を見ている本人で、火は強い感情を表しています。自分自身を変えたい、今の現状を変えたいという無意識化の願望が夢になって表れているのです。

そして、その強い感情が事態を好転していくエネルギーになり「自分自身が生まれ変わる＝再生」を意味していとのことです。

この夢を見た自分のその後

当時の私は、どうしようもないくらい大きなストレスを抱えていて、またそのストレスを自分自身でどうすることもできない状態でした。対処のしようがないストレスは、夢の通りに人間関係を破綻させるに至りました。人間関係が破綻したおかげでストレス状態からは抜け出せたので、健康被害は今はありません。この夢が警告であったのならば、（その意味を理解していなかったものの）事態は好転したことは確かです。そうして、モラハラに遭っていた自分の状況を変えることができ、私の人生は再生したと言えるでしょう。

３．火山が噴火して岩が飛んでくる夢

これは、別居前によく見ていた夢でした。突然大きな火山が噴火し、その岩が自分自身に向かって飛んでくるという夢でした。

噴火は強いエネルギーをあら合わすとともに、同時にネガティブな意味を持っているそうです。

などを現しているそうです。

これもものすごく自分自身の状況を現していた夢なのだと思います。

特に、「長年抱えてきた問題や心の痛み」が見せる夢という部分はものすごく納得がいくと同時に、当時に状況を思い出すと辛い気持ちになります。

また、飛んでくる岩はトラブルを現しているそうで、その岩が大きければ大きいほど困難なトラブルに遭う暗示だそうです。トラブルは、離婚にまつわるトラブル全般のことを現していたのかもしれません。

まとめ

全てにおいて自分自身が溜めこんだ怒りの感情が見せている夢だったという結果になりました。

結婚生活が続いていたら、今もまだこの夢を見続けていたことでしょう。

現在見ている夢で印象に残っているものもあります。その話はまた、次回に。