夢は、心身の状態を図る一つのものさしであると私は考えています。
私が離婚前(別居前)によく見ていた夢は火山の噴火の夢でした。
そして離婚後、別居後にはまたよく見る夢に変化があったのです。
1.夫が怒鳴る夢
結婚生活中は、私自身が怒鳴る夢をよく見ていた一方、別居してから見たのは、夫が怒鳴る夢でした。
夫が怒鳴ることに恐怖を感じる反面、怒鳴っている夫の姿を冷静に見ている一面も持ち合わせた夢でした。
実際、結婚生活中に夫は家族に対して怒鳴っていました。それにもかかわらず、結婚生活中はむしろ一度も夫が怒鳴る夢を見たことがありませんでした。
それなのに夫と離れた途端に夫が怒鳴る夢を見始めたのです。
夫から「お前が悪い」と刷り込まれていたため、夫が加害行動をしている認識がありませんでした。
しかし別居をしたことで自分の結婚生活や夫のことを客観的に見ることができるようになり、夫がモラハラ加害者であることに気づいたのです。
私のその認識の変化が夢に現れたのではないかと思います。
結婚生活中は自分自身が加害者だと思っていたので自分が怒鳴る夢ばかりだったのが、別居後は夫が加害者であることに気づき、今度は夫が怒鳴る夢を見始めたのでしょう。
そしてこの怒鳴る夢は私だけでなく、子どももよく見ていました。別居してから半年間くらいは、怒鳴る夢にうなされて夜泣きをしていました。
子どももモラハラをしている父親への感情を押し殺していたのかもしれません。別居したことによって、押しとどめていた感情が夜泣きになって表れたのかもしれないなと思いました。
<パートナーに怒鳴られる夢の意味>
- パートナーに対する不平、不満を表す
- パートナーが優位に立って主導権を握っていることの暗示
2.自分が泣く夢
結婚生活中は、自分が怒鳴っている夢でしたが、別居後は泣いている夢に変わりました。
夢占いによると泣いている夢は「吉夢」だそうで、窮地に立たされていても事態は好転する暗示だそうです。
さらに、激しく泣いていれば泣いているほど「吉夢」であるとされています。
窮地がモラハラ被害のことであるとすれば、確かに被害から抜け出すことができて自分の環境は好転しました。
それ以上に、結婚生活中は抑え込んでいた自分の悲しい感情を開放して良いということが無意識に夢に現れたような気がします。
結婚生活中は夫から、「妻はいつもにこにこと笑っていろ」「泣いたり怒鳴ったりすると俺の仕事がうまくいかなくなる」と言われ、私が負の感情を出すことを認めてもらえていなかったので。別居してようやく自分の本当の感情を開放する権利を得ることができたように感じます。(当たり前の権利ですが、当時の私にとっては当たり前ではありませんでした。)
<自分が泣く夢の意味>
- 涙によって人生のゆく手を遮っていたものが流され、人生が好転することの暗示
- 夢の中で悲しんでいることは実際は喜んでいるという意味=嬉しい知らせ、幸福をあらわす
- それまで束縛されていた感情から解放され、障害がなくなる
- ストレス・体力の回復を意味する
3.歯が抜ける夢、虫歯になる夢
離婚後しばらくしてからよく見た夢は、歯のトラブルに関する夢でした。
歯がボロボロになる夢の夢占いはこちらから↓
この夢は別居や離婚直後ではなく、離婚してしばらくしてから見たというところが他の夢と異なる点です。
上の二つは別居することによってストレスから解放されたことで見た夢でしたが、歯に関する夢は離婚後の「孤独」「喪失感」や現実的な未来への不安がこの夢を見せているのだと思います。そして離婚してからしばらくたってきたらまたこの夢を見なくなってきました。
これも喪失感に慣れ、前向きに現実を考えられるようになってきた証なのかもしれません。
まとめ
まだまだ、くじけそうになることがこの先あると思います。
そういったときに自分の心身の不調や抱えている不安を図るために夢は一つの指標となります。
自分自身が何を不安に感じているのか、この先どうしたいのか、またその不安やストレスに向かっていけるだけのパワーがある時かどうか。
夢を一つの基準にして、がんばったり、時に休んだりして過ごしていこうと思います。
これからの未来がいいものになるように、慎重に行動していきたいですね。
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