20人に1人といわれるモラハラ加害者がたくさんいる場所が判明!

モラハラ加害者の多い場所

モラハラをする人は多くが「自己愛性パーソナリティ障害」を抱えていると言われています。

何らかのパーソナリティ障害を抱えている人はおよそ人口の15%ほどいると言われており、実は決して少なくない数字です。そのなかで上記の自己愛性パーソナリティ障害は、人口比で最大5%ほどいると考えられています。

目次

モラハラ加害者が生きやすい場所

パーソナリティ障害を抱えている人は何らかの生きづらさを感じています。

パーソナリティ障害とは、「性格が著しく偏っているため、人にも苦しみを与えると同時に自分自身も苦しんでいる状態」です。

この「障害」という2文字が非常にそのことをよく伝えています。

モラハラ加害者に多い、自己愛性パーソナリティ障害。モラハラ加害者は他人を攻撃して優位な立場に立っているようにも見えますが、実は打たれ弱く、うつ病などの精神疾患になりやすいことも知られています。

それゆえに、モラハラ加害者は社会に出ても摩擦が大きく、一般社会に溶け込むことが非常に困難なのです。

しかし、こういったモラハラ加害者でも生きやすい場所があります。

それは、モラハラ行為が推奨、もしくは黙認、増長されるルールが存在する空間です。

社会に出ると人は、個々の会社のルールに則って行動をするようになります。会社ごとにルールは異なり、例えばフレックスタイム制が導入されている会社、社用語が英語なんて言う会社もありますよね。

このルールがモラハラ加害者にとって生きやすいルールであると、そこにモラハラ加害者は定着します。そして、どんどんとモラハラ加害者ばかりが集まってくるような会社も存在するわけです。

では、モラハラ加害者が好むようなルールと言うのはどういったものなのでしょうか?

モラハラ加害者が好むルール

モラハラ加害者の抱える自己愛性パーソナリティ障害は、偏った考え方が元で引き起こされます。

しかし、偏っているか偏っていないかと言うのは、世間からのズレで判断されるものなので、同じような人が集まる場所ではズレは小さくなっていきます。ズレが小さくなれば、その分モラハラ加害者にとってはストレスが少なく、生きやすくなります。

モラハラ加害者が好むのは、自分が世間からのズレを気にせずにありのままの自分で生きていける場所です。

それは、自己愛性パーソナリティ障害を肯定してくれる場所、それがルールとして存在している場所なのです。

モラハラ加害者が好むルールの例
  • 他人をコントロールできる、コントロールすることが許される
  • 責任をだれかに押し付けることができる
  • 感情的になって人前で他人を怒鳴ってもいい
  • 上のものの言うことは絶対な、支配的な封建構造
  • 弱いものから搾取してもいい

支配-被支配の関係は、必ずしも1対1の関係にのみ起こるとは限らず、支配されている人間が他の誰かを支配しているというピラミッド型の構造ができ上ることがあります。

集団に自己愛性パーソナリティ障害がいる場合、その集団の全ての人がこの支配-被支配の関係のいずれかのポジションに位置付けられていると私は考えています。

支配的な構造を維持するためには、自分より下の人間にもこの支配的な構造をキープしてもらう必要があります。つまり支配-被支配の関係を維持したいトップと、その関係を好むモラハラ加害者はとても相性がいい存在なのです。

モラハラ加害者はどこにいる?

こういったルールが存在する会社にはモラハラ加害者は好んで定着し、他の人が辞めていく中で長く務めることができるため、組織の上の方に上り詰めていきます

最終的には、組織のトップもしくはそれなりの地位に居座り、さらに上にいるために組織をコントロールし、モラハラが好むルールを組織に定着させていきます。

下の者は上の者に従うしかなく、閉鎖的な空間であればあるほど、実態が世間に知られないままモラハラルールがまかり通ることになります。

こうして、モラハラ加害者が居心地のいい会社を作り上げ、そこに入ってきた別のモラハラ加害者もどんどんと定着し、組織の上の方には実にモラハラ加害者ばっかり、という会社が出来上がるのです。

モラハラ加害者は、支配的な環境を好み、その環境の中で上を目指す。

モラハラ会社の実態は?

給料は安い、労働時間が長い、福利厚生がない、残業代が払われない、人権がない、人格否定をされる、罵倒される等々・・・。

こういった会社は実際に存在します。

なぜ、会社の財産でもある従業員を虐げるのか不思議ではありませんか?

それはモラハラ加害者と同様に、モラハラ会社も人から搾取することしか考えていないからです。

そこには社員や従業員は会社の財産だという認識はなく、徹底的に搾取できるだけ取ろうという思想が蔓延しています。

このようなモラハラルールのある会社は今ではブラック会社と呼ばれ、社会的に問題になっています。

ブラック会社に入社してしまったら?

長く勤めて上に登れば楽になる、しかしそれは搾取する側に回るというだけです。

そしてほとんどの人がそうなる前に心身を壊し辞めていきます。

組織的にモラハラ体制が出来上がっているので、一人の力で組織のルールを変えることはまず不可能です。

こういった会社に入社してしまった場合はすぐに辞めることが得策です。

まとめ

一つの会社の中でも一部の部署だけにこのような傾向がみられる場合もあります。

そういう場合はやはり、部署のトップがモラハラ加害者です。

会社の中では一般的な社会と人の質が異なるため、ズレを感じるのはむしろ普通の感覚の持ち主の方です。

そして閉鎖された空間ではひとりの力で体制を変えることは不可能です。

できるだけすぐに辞めることをオススメします。

モラハラ加害者の多い場所

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる