モラハラを受けた子どもからのSOS!こんなサインがあったら要注意!

モラハラを受けた子どもからのSOS!こんなサインがあったら要注意!

幼い子どもはまだ自分の気持ちを上手に伝えることができません。特に、モラハラは漠然とした嫌な気持ちにさせられますが、それを言葉にすることは大人にとっても難しいです。子どもは、自分の気持ちをうまく伝えることができない代わりに、身体症状として現れることがあります。

実際に、私の子どもたちにも表れた症状をもとに、子どもからのSOSのサインをお伝えします。

目次

1.チックが出る

チックという言葉を聞いたことがありますか?チックというのは、自分の意思に関係なく体の一部を動かしてしまう症状のことです。幼児期から始まり、大人になるにつれ消失すると言われています。

チックには、運動チック(まばたき、首振り、うなずき、口をゆがめる、肩をすぼめる、顔をしかめるなど)と音声チック(鼻をすする、咳払いをする、ンーという声を出すなど)があります。

原因は、3分の1がストレスによるものだと言われています。遺伝の要因も強く、小さいころに親がチックであった場合は、子どもにも表れやすいということが知られています。

チックが出たときは、症状を指摘すると悪化すると言われているので、自然に治るのを待つのが一番いいようです。

ストレスが原因となっている場合でも、ストレスを取り除いたからと言ってすぐに良くなるわけではないようですが、ストレスは子どもにとって良くないことですので、できれば取り除いてあげるのがいいでしょう。

私の体験談

私の子どもの場合は、子どもが父親と面会をした後から始まりました。恐らく、面会交流が引き金となってチックが始まったのだと考えられます。症状は主に、瞬きをする運動チックと、突然「うっ!」という大声を出す音声チックでした。現在は、チックが出てしまった子どもについて、直接の面会交流は控え、間接的な交流のみにとどめています。現在は、症状は治まっています。

2.体の痛みを訴える

ストレスを抱えている子どもは、お腹が痛い、足が痛いなどの身体症状を訴えることがあります。

お腹の痛みの原因は?

腹痛の原因は、ストレスにより、胃酸の分泌が増えて胃の粘膜を傷つけたり、腸内細菌のバランスが崩れたことにより引き起こされます。重度になると「急性胃腸炎」となり入院が必要となる場合もありますので、早めに医者にかかり治療をすることが求められます。

成長痛も心理的ストレスが原因!?

足の痛みの場合は、従来は成長痛と考えられていましたが、骨が成長するときに痛みが生じることはほとんどなく、また成長する過程で痛みを訴える子どもとそうでない子どもがいることから、心理的なことが大きく作用していると考えられるようになってきました。この症状が起こる子は、繊細や敏感な気質の子が多く、泣き叫ぶほどの痛みを訴える一方で、痛みの箇所が次々に変わっていくことが特徴です。症状は夕方から夜間にかけて起きることが多く、時には寝ていた子が泣き叫んで起きることもあります。実際に子どもは痛みを感じていますので、きちんと休ませてあげることが必要です。さすってあげるだけで痛みが落ち着いたりすることも知られています。

※足の痛みの原因が別にあることもありますので、心配な場合は病院を受診されることをオススメします。

3.身長が伸びない

ストレスがないことが何よりも成長に重要である

ストレスが過剰だとコルチゾールというホルモンが分泌され、このホルモンは成長ホルモンの分泌を妨げる働きがあります。その結果、子どもの成長が止まることがあります。

子どもが大きくなるためには、健康面や栄養面よりも、精神面を考慮することが何よりも大事であると多くの専門医が提唱しています。

親からの愛情が得られないことがストレスによって身長がのびない症状を「愛情遮断症候群」と呼ぶそうです。「愛情遮断症候群」の子どもは、入院すると身長が伸びますが、退院して自宅に戻るとまた成長が止まってしまうそうです。

虐待だけでなく夫婦げんかを見せることや、過干渉、過保護もストレスの原因になります。

成長期が早く訪れた場合も要注意!

また、思春期が早く訪れてしまう子どもも同じように「愛情遮断症候群」が原因であると言われています。親からの愛情を十分に受ける子どもは安心して成長をすることができますが、そうでない子どもは早く大人にならなければいけないと思い、思春期が早く訪れてしまうそうです。

女の子であれば7歳以下、男の子であれば9歳以下に身長が急激に伸び始めた場合は、「思春期早発症」の可能性があります。

「思春期早発症」は治療が必要です。

私の体験談

私の子どもは、別居生活をする前の1年間で身長がほとんど伸びませんでした。その1年は夫からのモラハラが最もひどい時期で、私だけでなく、子どもたちも多くのストレスを抱えていたのだと思います。

別居後から、ふたたび身長が伸び始めたので特に治療は行っていませんが、1年間伸びなかったことが影響しており、子どもはひと学年下の子の平均身長と同じです。

まとめ

子どもが笑顔でいられる環境は親が作らなくてはいけません。

子どもに上記のような症状が表われ始めた場合は、そのストレスとなる原因が必ずあります。

ストレスの原因を取り除いて、子どもが安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。

子どもにとって、親は甘えられる存在です。その親からストレスを受けると子どもは逃げ場がなくなってしまいます。子どもに寄り添って、子どもが安心して暮らせる環境はどんな環境なのか、今一度考えてあげてくださいね。

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