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脳の病気かモラハラかを見分ける方法

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脳の病気かモラハラかを見分ける方法

投稿日:2019年1月19日 更新日:

モラハラは、ある日何かをきっかけに始まります。それまではモラハラをしなかった人物が突然人が変わったかのような変化を遂げるので、被害者は「何か重大な病気を抱えているのでは?」と思ってしまいます。

たとえば、脳の病気でも同じように人が変わったかのように暴言を吐くようになることが知られています。

今回は、突然人が変わった原因が脳の病気が原因なのかモラハラなのかを見分ける方法を紹介します。

突然暴言を言うようになった脳の病気とは?

1.脳梗塞

脳梗塞後に突然暴言が始まった、暴言がひどくなったというケースがあります。また、本人や周りも気づいていないだけで脳梗塞を発症しており、それが暴言につながることもあります。

脳梗塞の後に怒りやすくなる症状を「易怒性」、感情が抑えられなくなる症状を「感情失禁」といい、高次脳機能障害の一種です。「高次脳機能障害」では、人格まで変化してしまうため、周りがその変化に戸惑ってしまうこともあります。家族も「高次脳機能障害」について学び、本人を支えるとともに適切なリハビリを受けることが必要です。

その他にも、ルールや約束が守れない、お金を管理できない、暴力や暴言、少し前のできごとが覚えられないといった症状が現れます。

2.認知症

認知症の症状は多種多様で、認知症だからと言ってすべての人に同じ症状が出るわけではありません。認知症の種類によっては、暴言や暴力が現れてしまう原因が分かっているものもあります。たとえば、脳血管性認知症では感情をコントロールできない「感情失禁」の症状に加え、うつ状態になることも知られています。また、レビー小体型認知症では、幻覚の症状が出るため、幻覚から自分の身を護るために暴言や暴力が出るといわれています。

まだ高齢ではないから認知症なんてなるはずがない、と思うかもしれませんが、若年性認知症(65歳未満で発症する)では、早い人だと30代で診断が下ったという例もあるようです。脳血管性認知症は、脳の血管が出血したり、詰まったことによって脳細胞が死ぬことにより発症します。これは、脳に大けがをしたときなど外的要因でも起こります。若年性認知症の患者の1位はこの「脳血管性認知症」です。2位のアルツハイマー型認知症では、脳に特殊なたんぱく質がたまることによって発症します。アルツハイマー型認知症の一部は遺伝するため、家族にアルツハイマー型認知症患者がいる場合は、予防や早期発見できるように日ごろから人間ドッグを受けるなど、気を付けたほうがいいでしょう。

3.うつ病

意外に思われるかもしれませんが、うつ病でも攻撃になり、大声を出したり暴言を吐くことも症状の一部としてあらわれます。特に、うつ病にかかって療養生活が長引くと、なかなか治らない焦りから周囲に当たってしまうことが増えます。

うつ病では、暴言などの症状が表われたときには、「傾聴」という方法で患者をサポートするのがいいとされています。

傾聴は、

  1. 相手の言ったことを反復する
  2. 相手の言ったことに共感する
  3. 私の正直な気持ちを伝える

というテクニックです。

患者には、構いすぎたり特別扱いをしすぎることも負担になります。放っておく、でもときどきは話しかけるくらいの距離感が良いようです。

モラハラとの違いは?

では、脳の病気との違いは何でしょうか?どうやって脳の病気か性格によるモラハラなのかを見分ければいいのでしょうか?

1.幼少期にはそういった症状はなかった

確実に見分けられる方法は、その症状が幼少期からあったかどうかです。病気による症状であれば、過去にはそういった症状は出ていません。一方、モラハラの場合は幼少期から同じような性格をしており、何かしら過去にも人間関係で揉め事が怒っていることがほとんどです。幼少期にも同様のトラブルで人間関係にひびが入ったことがある場合は、モラハラの可能性が高いでしょう。

2.以下の症状が1つも出ていない

また、脳の病気の場合には、他にも疑わしい症状が出てきます。

<脳の病気が疑わしい症状例>

  • 記憶力、判断力の低下
  • 日時が分からない、時計が読めない、家族の顔や自分の顔が分からない
  • 同じ話を何度も繰り返す
  • (お風呂に入らない、髪を切らない、髭を剃らないなど)身なりに構えなくなる
  • ぼんやりしている
  • (以前は活発だったのに)活動的でなくなる
  • 車の運転をしなくなる
  • 前は興味があった趣味などをやらなくなる

といったものです。

こういった症状が(今までは無かったのにもかかわらず)出ている場合は、病気の可能性が高いため、すぐに病院や専門機関を受診しましょう。

反対に、暴言や他の言動は現れているものの、上記のような症状が出ていない場合は、モラハラの可能性が高いでしょう。

また、こちらの記事も参考になります。

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まとめ

脳の病気とモラハラの見分け方

  • 幼少期に同じ症状があったかどうか
  • 脳の病気にあらわれるその他の症状があるかどうか

脳の病気でも、モラハラでも人が変わったかのような変化をするため、病気なのか性格なのかの判断をするのは難しいでしょう。しかし、上の2点を気をつけてみれば、おのずと答えは分かります。脳の病気の場合は、取り返しのつかないことになる可能性がありますので、おかしいと思ったら早めに病院を受診してください。

また、モラハラの人が、脳の病気にならないわけではありません。モラハラ且つ病気という可能性もあります。もともと暴言がひどい人が脳梗塞の後、さらに暴言が加速したという例もあるようです。

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