みんな何年以内に再婚している?再婚率は?

年々再婚率は上昇しており、2017年には再婚率が過去最高になりました。いまや再婚自体は、珍しいことではなくなってきています。実際に再婚に至るまでの年数や再婚率をデータで見てみましょう。

目次

離婚から再婚までの年数は?

厚生労働省の人口動態調査より、離婚から再婚までの年数をグラフにしてみました。データは2016年(最新)のものです。

2016年離婚~再婚までの年数(男性)
2016年離婚~再婚までの年数(女性)

(データ出典:厚生労働省 人口動態調査 http://www.e-stat.go.jp/SG1/eatat/eStatTopPrtal.go)

男性も女性もグラフはほぼ同じ形になっています。再婚するまでの年数は、10年以上が最も高いという結果ですが、10年以上を除けば、1年未満が次に高く、離婚後の年数が経つほど、徐々に低くなっていくという結果になっています。

10年以上は、10年以上のすべてのデータの合計なので割合が高くなっている可能性がありますので、ここでは考慮しません。

となると、1年未満が最も高いという結果になります。

人生の「もしも」を考える時はいつ?

人生には、「もしもあの時そうしていれば…」という後悔がつきものですが、残念ながらこの「もしも」の選択をした過去や「もしも」を選んだ先の未来というのは存在しません。それは、歴史に「もしも」が存在しないのと同じです。しかし、歴史の登場人物が「もしこの時に死んでいなかったら」とか「もしこの戦いで勝っていたら」といったことを想像するのはとても楽しいですよね。それと同じで、私たちが人生のもしもを想像するときは、その「もしも」の未来を想像するのが楽しいからです。そして、この楽しさというのは、今の生活が不幸であればあるほど大きくなります。

たとえば、結婚生活に満足をしていなかったとしたら「もしも別の人と結婚していたら」という想像をよくするようになりますし、仕事に満足をしていなかったら「もしも別の仕事に就いていたら」という想像をするでしょう。

こういった「別の今」を想像するのは、精神を安定させる効果もあり、悪いことではありません。そしてこの「もしも」を行動力へと変えることで、自分の人生を大きく切り拓く力へとなるときもあります。

なぜ離婚後1年未満に再婚する人が多いのか?

離婚をした人は必ずその前の結婚生活を良くなかったと評価しています。そうでなければ離婚を選ぶことはないからです。

結婚を後悔しているときには、「もしも別の人と結婚していたら」という想像をするでしょう。つまり、離婚直後の人であればあるほどあったかもしれない別の結婚生活を想像することが多く、再婚に対しての熱意が大きい時期なのではないかと想像します。

私自身も、離婚騒動の最中は「もしも別の人と結婚をしていたら」という想像を繰り返ししていました。

再婚率はどれくらい?

2016年の離婚件数は、216,798件でした。そして2016年に再婚した男性の数は、91,401人で女性は、78,528人でした。

離婚した人が再婚する確率を計算すると、男性は42%で女性は36%です。男性は約半数、女性は3人に1人は再婚をしているという計算になります。(再々婚以上も含めるので、実際はこの数値よりは低くなっているはずです)

まとめ

「熟年離婚」が増えているといわれていますが、実際に離婚する人は、30~34歳が最も多く、次に25~29歳、35~39歳となっています。

つまり若くして離婚する人たちが多く、再婚率の高さからも、一度結婚に失敗しても人生をやり直している人たちが多くいるということです。そして多くの人たちは、次の結婚こそいい結婚をと思って再婚をしています。一度失敗してしまったからと言って、幸せな結婚生活を諦めなくてもいいのです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる