サイコパス診断、ソシオパス診断ができるサイトをご紹介します。
サイコパス診断ができるサイト
5問の質問に答えるだけでサイコパス診断ができます。質問内容は犯罪がらみで、答えるのにもドキドキしてしまいます。
20問の質問に「あてはまる」「ややあてはまる」「あてはまらない」の3つのいずれかで回答します。質問内容はこれぞサイコパス!という特徴をそのまま聞いています。
ソシオパス診断ができるサイト
10問の質問に答えるだけでソシオパス診断ができます。自分の気持ちを選ぶので答えやすいのが特徴です。
しかし、この診断ツールを元にサイコパス、ソシオパスを診断することはできないと考えます。もし、サイコパスやソシオパスと言った診断結果が下った場合は、それは真のサイコパス、ソシオパスではないでしょう。その理由をお話します。
本当のサイコパス、ソシオパスは病的な嘘つきである
サイコパス、ソシオパスの特徴に非常に嘘つきであるということが挙げられます。彼らは、嘘をつくことに罪悪感がないため、どんな大げさなことであっても簡単に嘘をつくことができます。そして、自分を嘘によってよく見せることがちっとも恥ずかしくありません。それが本当の自分と全く違っていたとしてもです。
そして、診断ツールは自己申告です。
嘘つきである彼らが真実の答えを選択することはありません。嘘の答えを選択し、嘘の結果を得るだけです。
自分の正体を隠す
サイコパス、ソシオパスは自分がサイコパスやソシオパスであることを隠します。そして何も知らない善人のふりをします。
たとえば、あるサイコパスの話を挙げてみましょう。
ある2人の人間が、集団自殺をする約束をしたのに自分たちだけは実行せずに生き残り、病院に運ばれました。集団自殺をした他の人は亡くなりました。彼らは罪の意識があるといっていたもののそれは巧妙なウソでした。病院内で再び集団自殺の約束を3人の患者としていたのです。そして、病院に来たのも、そうやって新たなターゲットを見つける為でした。
そののちに病院に収容された時に、彼らの1人を診察した医師は、「人として魅力的であり、知的であるまともな人のように見えた」と言いました。
毎回、集団自殺をし彼らだけ生き残る、犯罪心理学者のプロですらそれを止めることができずに、また病院内で集団自殺の約束を取り付けていたそうです。
引用:reddit
彼らは、誰かを騙すためにその残虐性を隠して近づいてきます。そして一番の味方のふりをしてターゲットを陥れるのです。上の例では、自らの手を下さずに自殺に持ち込んでいます。
自分がサイコパス、ソシオパスであることを気づかれないようにターゲットに近づき、目的を全うします。そのため、絶対に自ら正体を明かすことはしません。
また、サイコパス、ソシオパスが本性を隠す年月は、1カ月や2か月という短いスパンではなく、年単位の長い年月でも可能です。6歳の子どもであっても8ヶ月間残虐性を隠し通すことができた例もあります。
短い付き合いであれば、「いい人」としての地位を確立したまま本性に気づかれないことだって可能です。
いい人を演じる
残虐性を持ちながら、あくまでも自分は善人や被害者を演じます。また、人の心を掌握することに長け、相手から信用を勝ち取るために適切なふるまいかたや言葉を選ぶこともできます。そのためターゲットは被害に遭ってもなお、相手のことを善人だと思っていることさえあるのです。
彼らにとって、真面目な人間を演出するために、わざとふさわしい答えを選んで回答するのは造作もないことです。診断ツールを使ったところで、意図的に答えを変え、「よりいい結果(サイコパス、ソシオパスと言った診断が下らないもの)」になるような答えをあえて選択します。そのため、真のサイコパス、ソシオパスであれば「あなたはサイコパスではありません」といった結果を得ることができるでしょう。
では診断ツールはどのように利用したらいいのか?
診断ツールや診断テストは周りの人がもしかしたらあの人はサイコパスなのでは、と疑ったときに利用することができます。たとえば、こちらの診断では「思っていること」ではなく「行動」を答える為、診断をしたい人が実際に取る行動に当てはめて回答をすれば、他人でも結果を得ることが可能です。
しかし、専門家による判断ではなくあくまでも目安としてのテストであるため、この診断のみに頼るのは危険です。
実際に被害に遭っているのであれば、診断の有無よりもあなたの被害の大きさを考慮するべきです。
コメント