DV、モラハラがエスカレートする時期は○○期だった!

DV、モラハラがひどくなるのは○○時期だった!

千葉県で起きた小4少女虐待死事件。この事件が起きたとき、一家の下の子は1歳だったそうです。私が別居したときも、実は下の子が1歳(になるところ)でした。そして、元夫からのモラハラは別居する前の1年間でいきなり加速したのです。つまり、下の子が生まれてから急にモラハラがひどくなりました。

この事件では、父親へのアンケート開示により虐待がひどくなったことが指摘されていますが、それと同時に下の子が生まれ、下の子に手がかかることで母親が心愛さんをかばうことが物理的に不可能になったことも関係しているのではないかと推測します。

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赤ちゃんが生まれると上の子に目が行き届かない時間が増える

私自身、上の子だけのときはすぐにでも止めに入ることができましたが、下の子が生まれてからは、夫が怒鳴り始めてもすぐに静止にいけない、下の子を病院に連れて行くなどしたときに、上の子を夫にお願いしなくてはいけない(上の子と父親が二人っきりになる時間が増える)と言ったことが起きました。そして母親の目が行き届かなくなることで、虐待やモラハラはエスカレートする可能性が高いということです。

まず、虐待は非虐待親が見ていないところで始まることが多く、心愛さんの場合も「お母さんがいないときに蹴られていた」ことから、始めは母親に気づかれないように虐待をはじめていたことが分かります。しかし、子どもだって黙って暴力を受け続けるハズはありません。母親に暴力の被害を訴えて被害が露呈すると今度は、「しつけ」と称して堂々と虐待を始めるようになります。

被害者が弱いときに、虐待、DV、モラハラは加速する!

また、母親がすぐに身動きが取れないことは母親にとって弱点でもあります。被害に遭っていても乳児を連れて家を出ることはなかなかできることではありません。また、赤ちゃんを抱えているときは仕事をしていない場合が多く、経済的にも自立することが難しい時期です。

加害者はそういったことを分かった上で、被害者が逃げれないことをいいことに虐待、DV、モラハラをエスカレートさせるのです。

長期休みは危険!

この事件では、心愛さんは冬休み明けから登校していませんでした。休みの理由は「妻の実家の沖縄にいるから」というものでした。それだけではなく2018年の夏休みが明けてからも、同じ理由で一週間学校を休んでいたそうです。

長期休みは、虐待親のコントロールがたやすくなる時期です。被害者が家にいれば常に目が届くからです。

学校に行ってさえすれば、骨折を訴えることができたかもしれませんし、給食があるので家で食事を抜かれたとしても栄養を取ることができたでしょう。

長期休み中、被害者は人の目の生き届かない密室に置かれるため、外からのアプローチがなければ虐待が行われていることが分かりません。そして、そのことを加害者も分かっているので、ここぞとばかりに長期休みに虐待をエスカレートさせます。

加害者は自分で自分の行いがいかに卑劣で汚いか分かってやっている

母親が逃げれないことを分かってDVを加速させる。子どもが外に訴えれないのを分かって虐待を加速させる。加害者は何という卑劣で汚い人間なのでしょうか。

そして、加害者も自分がやっていることがいかに悪いことかよく分かっているわけです。そうでなければ、家の中だけでこっそりと虐待をするはずはありません。しつけだというのであれば、堂々と外でもできるはずです。

加害者は、自分のやっている行いが外に露呈し、発覚することを非常に恐れています。だからこそ表と裏の顔を使い分けたり、服で隠れるところにけがをさせたり、巧妙に実態を隠そうとするのです。

虐待、DV、モラハラは隠そうとする事実を隠されないように、そして被害が加速する前にいち早く発見しなくてはいけません。

DV、モラハラがひどくなるのは○○時期だった!

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