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なぜモラハラ加害者に被害を訴えても響かないの?家族という立場の厄介さ

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なぜモラハラ加害者に被害を訴えても響かないの?家族という立場の厄介さ

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夫のモラハラを治したい。

妻のモラハラを治したい。

父親、母親からのモラハラを治したい。

しかし、家族からの働きかけによってモラハラを治すことはとても難しいと考えられます。モラハラを治そうとしたら、家族以外の第三者が必ず必要です。

今回は、なぜ家族からの訴えにモラハラ加害者の心は動かないのか、なぜ家族がモラハラを治すのが難しいのかをまとめました。

モラハラ加害者のふざけた考え モラハラは「甘え」「コミュニケーション」

モラハラ加害者には、被害者への「甘え」の感情が少なからずあります。もちろん「甘え」と表現するほどモラハラ被害は生易しいものではありません。

モラハラ加害者にとってモラハラとは「冗談だったんだよ」「そんなムキになるなよ」「俺たち家族だろ?笑って許してくれよ」「コミュニケーションのつもりだった」程度のことなのです。被害者が訴えている被害を軽いものだと考えて、さらには「家族間で許される範囲のことをとやかく言うのがおかしい」とすら思っています。

だからいくらモラハラ被害者が加害者に訴えたとしても、

「これくらい許してくれるだろう」

とか

「本気で改善を求めていたり、本気で離婚を考えているわけではないだろう」

という考えからいつまでたっても抜け出すことができません。

被害者の言葉は、モラハラ加害者に届くどころか最後まですれ違ったままということもあります。そして、「家族がそんな風に思っているとは思わなかった」とぬけぬけと言い、さらに家族を失望させるのです。

自分が何をしても許される立場だと思っている人は「無敵」です。だからこそどんな働きかけも跳ね返し、家族の言葉が加害者を変えることはありません

「家族を黙らせれば問題は無くなる」と思っている

モラハラ加害者は、自分自身に何らかの問題があるとは思ってもいません。多くの場合、周囲が悪いために自分がモラハラをしてしまうんだと思っています。

モラハラが出るのは周囲の出来が悪いせいで、それを正すためにモラハラをしているのだとか、自分を怒らせる家族が悪いのだと思っています。

自分ではなく家族がおかしいから、家族の方を病院に受診させたほうが良いと思っていることも少なくありません。

固定された人間関係の中で被害者が自分の言う通りに動くのを見ていて、自分は絶対的に正しいという考えを改めることができません。

モラハラ被害者は被害者の方の問題であり、自分には問題がないということ。

そして、被害者が被害を訴えなければ問題すら最初からないと思っています。

モラハラ加害者は、被害を訴える家族に対して「お前たちが変われ」「お前たちが解決しろ」と言い、自分自身の問題と向き合うことはありません。

家族が被害を訴えるはずがないと思っている

彼らは自分のモラハラが周囲にバレることを恐れていますし、被害者は決して周囲にモラハラ被害を訴えないであろうとも考えています。

だからこそ安心してモラハラができる相手を選んでモラハラをします。

そして家庭内という密室でのみモラハラをし、被害者に対しては、家族であったり、自分に対して何らかの恩があるから(という加害者の思い込み)被害を外に訴えないであろうと思っているのです。

そこには被害者への見下しだけではなく、「家族」という枠組みにあることで被害者が被害を訴えにくいということが分かっているからでもあります。

家族と第三者は何が違うの?家族だからこそ厄介なモラハラ加害者との関係

モラハラ加害者にとって家族は「口をふさげる」もしくは「口をふさぎやすい」相手でもあります。

1.すぐに離れられない立場である

たとえば第三者はいつでもモラハラ加害者を見限ることができます。

第三者は「いくら言葉で言っても成長しないな」と諦めるときがくれば、そこで働きかけをストップし、すぐにでも離れることができます。

しかし、家族となればそうはいきません。相手への働きかけが無意味であるということに気が付いたとしても、そこから縁を切るまでには長い時間と多くの労力が必要になります。

また離れようとすれば、そこからさらに多くの犠牲を強いられることが考えられます。

2.モラハラ被害を訴えたときの報復が怖い

モラハラ被害というのは最初は軽いものから始まり、次第にエスカレートしていきます。最終的には暴力に発展することすらあります。

被害者は同じ被害を受け続けているのではなく、長期間いればいるほど加速した被害を受ける羽目になります。被害者は、モラハラ加害者が何をしでかすか分からず、時には命にかかわる問題になることを想像するほど強い恐怖を感じていることもあります。

そして、さらにモラハラが加速することが予期できる場合、周囲にモラハラを暴露することすらも危険が伴うと考えるようになります。

モラハラ被害者が周囲にはいい夫婦、いい家族を演じていたり、まったくそのそぶりがないことはよくあります。

モラハラ被害者が被害に気が付いていないだけではなく、被害に気が付いていてもなおその報復が怖くて被害を言い出せないのです。

3.モラハラ加害者の機嫌を取らなくてはいけない

同じ家に住み、寝食を共にする立場である以上、モラハラ加害者からの影響は計り知れません。距離をいつでも取ることができる第三者は、モラハラ加害者との付き合いを自分で選び、いつでも離れることができますが、家族はそうはいきません。

そのため、モラハラ加害者がキレたり、暴れたりすると被害を間違いなく受けざるを得ません。被害を無くすために、モラハラ加害者の機嫌を取らなくてはいけなくなる時が必ずあります。

第三者は、モラハラ加害者が自分で機嫌を取れるようになるまで放っておくことができます。これはモラハラ加害者がモラハラを治すためには必要です。自分の感情を自分でコントロールできなければ、モラハラをなくすことはできないからです。

しかし、被害を受け続ける家族は、本人が機嫌を取れるようになるまで放っておくということが現実的ではありません。金銭的に締め付けを受けたり、精神的にきつい思いをして過ごしたり、怯えながら暮らしていくよりも、自分たちの命を守るためにも加害者に従わなくてはいけないときがあるからです。

家族が自分の機嫌を取ってくれることが分かっている加害者は、自分で自分をコントロールする必要がありません。怒りを家族にぶつけてストレスを解消したり、家族が従う姿を見て自己欲を満たすことができ続けてしまうのです。

4.家族はモラハラの責任を取らされる

モラハラ加害者が、たとえば外でモラハラをしてしまい何らかの責任を取らなくてはいけなくなったとき、その責任を自らとることはないでしょう。

多くの場合は、その責任を家族に押し付け、肩代わりさせようとします。

また周囲からも話の通じないモラハラ加害者からの謝罪などが見込めないと分かれば、その家族に変わりに謝罪を求めるでしょう。家族は責任を肩代わりせざるを得ない状況に追い込まれます。

責任を負うはずの本人はスルーされ、モラハラ加害者は何のダメージもなく、モラハラを継続することができるのです。

家族は、自分が責任を取らなくてはならなくなることを恐れて、モラハラ加害者の機嫌をさらに取って外でモラハラをしないようにしようと努力することになります。

モラハラ加害者の「愛」は間違っている その「愛」のせいでモラハラはいつまでたっても治らない

モラハラ加害者は、「愛」と「依存」をはき違えています。そして、思い込んだ「愛」で安心して家族にモラハラをし、自分は何の不利益もなしに生きていくことができます。

加害者にとって天国のようなこの環境を自ら壊そうとすることはありません。

被害者である家族の訴えが本人に届くことはありません。

 

モラハラをしても損をしない(誰も被害を訴えたりしない)という安心感。

モラハラの責任を肩代わりしてくれるスケープゴート。

そしてストレスのはけ口になってくれるサンドバッグ。

 

「愛する家族」がいるからこそ、モラハラが治らないのです。

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