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モラハラ加害者の共感性のなさ

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【モラハラ】なぜ夫は自分が子どもと暮らせなくなる未来を想定できなかったのか?

投稿日:2018年7月30日 更新日:

離婚は夫から切り出されました。

そして、夫の中ではおそらく、離婚後の生活はこのように想像していたのだと思います。

・夫、夫両親、子どもたちで暮らす

・財産分与は私からお金を払ってもらう

・子どもの世話は夫両親が面倒を見る

これは、ずいぶんと夫に都合のいい未来だと思います。

子どもが小さいうちは親権者は母親になることがほとんどを占めます。よほどのことがなければ、両親のどちらも親権を主張している場面で、母親が親権を取れないことがないからです。

親権者の9割が母親になるということは、インターネットで調べれば確実に出てきます。

離婚は言われるだいぶ前から考えていたらしいので、おそらく夫は前もって離婚に関する情報を調べていたでしょう。

しかし、知識を得ていたにしては夫の考えは、一般論からかなりずれています。

夫がこのようになると想定していた背景には、私が夫の言うことをよく聞いてきたことが原因だと思います。私に大声を出して怒鳴れば、私が子どもとお金を置いて、黙って家を出ていくと考えていたようでした。

なぜ、夫は子どもと暮らせなくなることを1ミリも考えることがなかったのでしょうか。

なぜ、夫は自分が財産分与のときに自分がお金を払うとは考えなかったのでしょうか。

私は「親権が取れない0.1%のもしもの未来」に怯えていた

私自身、夫から子どもを虐待しているという主張がなされて、もしかしたら子どもと暮らせなくなるかもと言う不安をものすごく抱いていました。

弁護士からは、『あなたが親権者になる確率は99.9%です。』と言われていたのにもかかわらず、残りの0.1%の可能性におびえていました。

子どもと暮らせなくなる、子どもの親権が取れなくなることは私にとって一番耐えがたいことでしたから。

結果的には、弁護士の言うとおり、親権も監護権も獲得し、子どもとの生活が一度も変わることなく安定した日々が続いています。

弁護士の先生が100%と言わず99.9%と言う表現をしたのは、弁護士の仕事柄、100%と断定ができないからでしょう。その、もしかしたらの0.1%の可能性を無くすために、過去の日記を出したり、健診記録の書かれた母子手帳を出したりと様々な手段をとりました。

このように私たちは未来に対してあらゆるパターンを想定し、少しでも可能性のある悪い未来を選ぶことがないように努力をします

夫はなぜ安易に親権者は自分だと想定できたのでしょうか。

ここにモラハラ加害者の共感性のなさが表われています。

共感性は相手の立場に立って物事を考えることから始まる

ここで一つの実験の話をしましょう。

4歳の子どもが2人います。

一方のAちゃんは、ジオラマの左側、もう一方のBちゃんはジオラマの右側に立っています。

ジオラマの中央には、大きな山があります。

山の左側には町があります。

Aちゃんは手前の町を見ることができますが、Bちゃんは山が邪魔になって町を見ることができません。

ここで、Aちゃんに「町が見えますか?」と聞くと、「見えます」と答えます。

「では、Bちゃんは町が見えると思いますか?」と聞くと、どうでしょう。「見えると思います」と答えるそうです。

これは、子どものときには、自分が見ている景色と相手が見ている景色が違うということを想像ができないため、自分が見えているものは相手も見えていると思うからだそうです。

AちゃんBちゃん、町が綺麗だね」

Bちゃん「町?町なんて見えないよ。山があるだけだよ。」

Aちゃん「町あるじゃん!山のそばにあるよ!」

自分が見えるからBちゃんも見えるだろうと思い続けていたら、Bちゃんの気持ちを共感することはできません。

Bちゃん「町が見えないよ」

AちゃんBちゃんからは、町が見えないんだね。こっちにおいでよ。ここからだと町が見えるよ。」

このように他人の立場に立って物事を考えられるようになるのは、だいたい4~5歳くらいからだというのが脳科学者の見解です。

私たちは成長と共に、人の立場に立って物事を考える力を身につけていくのです。

共感性がないと損をする?

ここで本題に戻ります。

夫が、私が親権も財産も譲ると考えていた背景には、上の実験のように『相手の気持ちに立って物事を考える』ことができず、自分が見た風景しか想定できなかったからではないかと考えます。

確かに、私が親権も財産分与も主張しなければどちらも夫のものになります。

夫は自分が見た自分にとって都合のいい未来のみを考えて、私の気持ちを考えることがありませんでした。だから、私がどのような行動を取って、どのような主張をするのか分からなかったのだと思います。

私の体験談

夫は私と意見が違うときには、いつも「お前のことが分からない」とよく言っていました。自分の主張を押し通すために、わざと私の気持ちを受け入れないようにしていたのかと思っていましたが、おそらく本当に私の気持ちを理解することができなかったのだと思います。夫が私の感情を無視した行動を取る原因は、相手の立場に立った物事を考えることができないために引き起こされていたのだと今になって分かります。

結果的には夫が想定した未来は一つも叶うことはありませんでした。

しかし、夫が私の立場に立って物事を考えて行動していたら、もしかしたらその0.1%になっていたかもしれません。

私にとってはいきなりの離婚でしたが、夫は離婚準備をする期間がありました。その間に自分が親権者になれるように用意周到に準備をすることもできたはずです。そうなれば、私にとっては後の祭り。子どもも財産も手にすることはできなかった、そういう未来もありえたでしょう。

私にとっては、夫の共感性のなさは救いとなりました。

離婚調停までの準備

安易に親権者は自分になるだろうと想定し、親権獲得のために何の準備もしてこなかった夫。夫から離婚を言われ、家を追い出されてから慌てて情報を調べたり、離婚準備をした私。

別居後の最初の一週間は役所の手続きに追われていました。

次の一週間は、証拠をそろえたり、離婚に関わる文章を作成するのに使いました。

正直、寝る暇もなく食べる元気もなく、ただひたすら離婚準備をしていたと思います。

夫が具体的な行動をする前にこちらが動いたのが幸いでした。

子どもも財産も奪われることなくすんだのです。

夫は親権を取るにはもう虐待をでっちあげるしかなかったようです。そうして、嘘の書面が調停の場に提出されました。

それが共感性のない夫が思いついた唯一の策だったのかもしれません。

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