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調停では本人が話したほうがいい理由

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離婚調停では、誰が話す?弁護士を雇っていても本人が話したほうがいい理由

投稿日:2018年9月9日 更新日:

「仕事が忙しくて、調停は本人は欠席し、依頼をしてある弁護士にすべて丸投げをしています。」というパターンは恐らくごくごくわずかです。

私が待合室で見ていたほかの人も、皆さん弁護士同伴で、本人が必ず出廷していました。

私としては、離婚問題では本人が出廷して本人の口から調停委員に話をしたほうがいいのではないかと考えています。

その理由をお話します。

主張書面は出さないほうがいい!口頭で説明すると語弊が生じやすいので本人の口から話そう

調停の場では、なるべく主張書面は出さないほうがいいと以前の記事にも書きました。

その理由は↓

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かといって、何も主張しないわけではありません。

書面で出さない内容を口頭で説明すればいいのです。

しかし、被害を受けたのは本人です。それを弁護士など第三者の口から話すことになると細かい部分で語弊が生じやすくそれが調停で混乱を招くことにもつながりません。

実際に、私は自身の都合で調停を欠席したことがあり、その時は依頼をしていた弁護士のみで出席をお願いしました。(欠席の理由が急なことだったため、期日を変えることがかえって迷惑になると判断し、弁護士だけでの出席にしました)
その時は、口頭で私が弁護士に伝えたことを、弁護士から調停委員に説明してもらうことになりました。
結局、次の調停のときに同じ内容を、今度は直接私の口から説明をしました。

人から耳で聞いたことを上手に説明するというのはいくら弁護士であろうとも難しいことです。

調停委員としても間違いなく事実関係を把握するために、本人の口からの説明を望んでいると感じました。

離婚で何を求めているのか 自分が一番伝えたい内容を伝えるためには本人が話す必要がある

離婚の条件で何にこだわりたいのかは人によって様々なです。伝えたい内容によって、どこに重点を置いて話せばいいのかが変わってきます。それを弁護士にゆだねてしまうと自分自身が一番に訴えたかった内容がおろそかにされてしまいかねません。

私自身、毎回の調停で自分の口から主張を繰り返していました。

そして、モラハラ被害を訴えていました。

弁護士の先生としては、モラハラは慰謝料がもらえても少額(私のケースでは)のため、慰謝料にはこだわらずに他の条件を良くしたほうがいいと言ってくださっていました。しかし、調停の場での相手からの精神攻撃がどうしても許せずに、慰謝料の正当性を主張し続けました。そして多くの解決金を獲得するに至りました。

最初からあきらめていたら、お金をもらうことは恐らくできなかったでしょう。

弁護士の先生の判断も合理的です。しかし、それはあくまでも法律に則った解決策であり、自分の感情面で折り合いがつくかといったらそうではありません。

調停委員の方が言ってくださった言葉に次のようなものがありました。

「最初からあきらめるのではなく、とりあえず主張してみていいのですよ。ダメだったとしてもそれだけで気持ちが違うものです。」と。

その通りに私は主張をし続けて良かったと思っています。もしダメでも、言ってダメだったとしたらあきらめもつきます。しかし、主張そのものをしなかったら「もし言っていたら離婚の条件が違ったのではないか」とか「もらえるお金が変わったのではないか」と離婚成立後もクヨクヨと悩んでしまうかもしれません。

離婚は1回きりです。これからの人生に影を落とす離婚ではいけません。自分自身が納得できるように、言いたいことは全部言ってしまいましょう!

 

自分自身が納得できる離婚を見つけるため

離婚を言ったほうも、離婚を言われた方も、納得できる離婚の条件を見つけることが必要です。それはお金のことだったり、子どものことだったり、どうしても譲れないものは主張を続けなくてはなりません。

そして、自分の口から離婚の条件を言葉で表現すること。

これは、自分の意思を決定するのに必要な行為ではないかと思うんです。

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自分自身の離婚への想いを明確にすること。

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じゃあ何のために弁護士に依頼するの?

本人が調停に出席して、本人が話すのであれば、弁護士はいらないような気がしてきますよね。

しかし、私は弁護士に依頼してよかったと強く感じています。

というのも、調停は話し合いの場。一方的に自分の主張をするだけではなく、相手の主張を聞いて、どういった条件にしたらいいのかをすり合わせる必要があります。自分が出した条件を相手が飲まずに、相手にとってだけ都合のいい条件を主張してくる可能性もあります。

私の場合はまさに夫からそのような主張が繰り返されました。

私はモラハラの被害者です。そして、私は夫の命令に従ってきた立場の人間。どちらかというと相手の要求を飲みやすいタイプの人間であると自覚しています。

特定を避けるために詳しい内容は省きますが、夫は一歩も引かずにこちらに譲歩することを求めてきました。調停委員もおそらく夫側が折れる人間ではないと判断し、こちら側に譲歩の提案をしてきました。

その時に、弁護士の先生がその場で強い拒否をしてくださって、盾になってくださったのです。

そしてその案は却下され、こちらの主張が一部通った別の案で決着がつきました。

私自身は恐らく一人でその状況であれば、モヤモヤした気持ちを抱えつつも合意をしてしまっていたと思います。

そしてそれは面会交流の条件であったので、これから先長い期間ずーっとモヤモヤを抱えたまま面会を行わなければならないところでした。

それを自分も納得できる形で決着がついたので、精神的にだいぶ安定して面会を行うことができています。(それでもまだ、不安定にはなっていますが・・・夫側が提示されていた条件ではもっとひどい精神状態になっていたことが容易に想像できます。)

特にモラハラ加害者の場合は、合理的な提案よりも、自身のプライドを保つために無理難題を調停の場でも提示してくる可能性があります。そういったときに、モラハラ被害者の方は折れやすく、相手の条件に合わせてしまいがちです。

調停委員は、中立ではありますがあなたの味方ではありません。

向こうの提案をそのまま伝えてくることもあります。その時にあなたがその条件を受け入れてしまえば、どんなに法律的には間違ったことでもそのまま決定されてしまうのです。

 

あなたは強い拒否ができますか?

瞬発的な怒りを表現できるタイプでしょうか?

そうでないならば、強い味方になってくれる弁護士は必ず必要です。

調停の場でも、モラハラに屈しないように、必要な武器や盾をそろえましょう。

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