モラハラ夫と離婚調停して別れた体験談・子育て・シングルマザー・多種多様な生き方の情報を発信

モラハラ離婚ナビ

モラハラ夫への正しい対応 夫が「なぜ○○しないんだ!」と言ってきたら?

モラハラ モラハラ対策・対処法

モラハラ夫への正しい対応 夫が「なぜ○○しないんだ!」と責めてきたら?

投稿日:2019年1月6日 更新日:

モラハラ夫がよく使うフレーズに「なぜ○○しないんだ!?」というものがあります。これは、「自分であればこうするのに、なぜおまえはそうしないんだ?」という意味です。モラハラ夫はお願いするわけでもなく、かといって自分でやるわけでもなく「〇〇するのが当然なのに、なぜしないのか?お前はおかしい!」と言ってくるのです。

なぜモラハラ夫がこういう言い方をするのか、またこういう言い方をしてきたときにどう対処すればいいのかをまとめました。

モラハラ夫は自分と妻の区別がつかない

モラハラ夫が「なぜ○○しないんだ!?」と言ってくることをなぜ妻がしないのかと言えば答えは簡単です。それは別の人間だからです。別の人間だからこそ同じ状況下でも「やりたいこと」や「やらないといけない」と考える内容は違います。

たとえば、「なぜ、今日は俺の母親の誕生日なのに、お祝いの電話を掛けないんだ?結婚したからにはお前の母親でもあるんだぞ。」と義母にお祝いの電話をかけることを強制したとします。そして、「もう家族になったのだから」と絆を強調するようなことを言うことも忘れません。かけなければ「家族の誕生日も祝わない冷徹な人間」と思わせる為です。

もちろん、義母に対してお祝いの電話をかけることは悪いことではありません。しかし、これが「今日は母さんの誕生日だから、お祝いの言葉をかけてもらえるかな?あなたからお祝いの言葉を言われたら母も喜ぶだろうから」と言われたらどうでしょうか?義母と仲が良ければ、喜んで電話をかけたいという気分になります。相手に伝えている内容は同じでも印象は全く異なります。

モラハラ夫は、自分ならやることを妻がやらないということを理解することができません。それは、妻と自分の境界線がなく、同一視しているからです。もっと言えば、家族というものは一つの単位であり、そこに「個人」が存在していると気づいていません。なので、自分と同じ行動を言わなければ取れない妻を批判し、責め立てるのです。

なぜモラハラ夫には妻を含め家族との境界線がないのでしょうか?

その原因は、生まれ育った環境で自分の「本心」や「感情」、「親とは別の考え方」を親から認められなかったために引き起こされます。家族というのは、自分という存在を消して行動するべき集団だという概念があります。日本でも昔は自由に結婚相手を選べず、親から言われた相手と結婚をしなくてはいけなかった時代がありました。「個人の自由」という概念がなく「家」のために生きるのが当たり前だった時代です。モラハラ夫はまさにこの考え方を根強く継承していると言えます。

こういった経緯から、モラハラ夫がこちらの「個人の考え」を尊重してくることは絶対にありません。必ず、妻の方から境界線をしっかりと引くことが必要です。

モラハラ夫はこんな人

モラハラ夫は、自分の価値観とぴったり一致する妻を求めています。そして、自分の価値観と違う部分があれば、妻の欠点としてとらえていることもあります。自分の行動や価値観にピッタリと寄り添ってくれる人は「良い妻」であり、そうでなければ「出来損ないの妻」であると認識しているのです。しかし価値観がまったく一致する人は世の中のどこにも存在しません。そのためモラハラ夫は、「イエス」しか言わない妻以外はすべて「出来の悪い妻」であると考えており、基本的に誰が妻であってもうまくやっていくことができないのです。

境界線をハッキリさせるためにやるべきこと

私は、結婚生活中に夫から言われたことは「嫁に入ったのだから、すべてこちらの家のやり方に従え」「それができないのであれば離婚だ」「家族は必ずどこへ行くにでも一緒に行動しなくてはいけない」「子どもたちに俺が帰ってくるまでご飯を食べさせるな」と言ったことでした。夫は、家族という集団は常に行動を共にしなくてはならず、そうしなければ縁が切れると考えていました。

まず、相手からの要求の中で何ができて何ができないことなのかをハッキリとさせることです。

モラハラ夫は言い方が悪いばっかりに反感を招くことがありますが、内容だけ見れば「やってもいい」こともあります。やってもいいことと、どうしてもできないことを判断しましょう。そして、どうしてもできないことについてはキッパリと断りましょう。

私は、「子どもたちはまだ小さく、あなたが帰ってくるまで夕食を待たせることはできない」と夫に伝えました。また、「お互いに常に一緒に行動する必要はないんじゃないか。家族の時間をつくるだけでなく、個人の時間も必要」なことも伝えました。

このときに、モラハラ夫が「俺の言うとおりにできないのであれば離婚」という考え方を曲げないのであれば、それはもう仕方がないと思います。中には離婚と言ったものの、本当に離婚になりそうだと分かった途端に態度が急変し、そのままモラハラが収まったというケースもあるようです。(すべてのケースに当てはまるわけではありません。そして私の場合はこのケースには当てはまっていませんでした。)

大切なのは「離婚」を避けるために相手に合わせて自分の境界線を変えないことです。普通の人間関係であれば、こちらが譲ってあげれば次の機会に相手から譲ってもらえますが、モラハラ夫からは常にこちらが譲ることになるだけです。そして、本当に境界線がなくなり相手と同化してしまうと、妻も夫との境界線が分からなくなり「共依存」の関係になってしまいます

こうなると、モラハラから抜け出すのは容易ではありません。

やってはいけないこと:逆の立場に置き換えて話をしても分かってもらえない

モラハラ夫は、妻に自分の母親に誕生日を祝わせることは当然であると考える一方で、妻の親に対しては自分が誕生日を祝うということはしません。なぜなら、考え方の基本は「ダブルスタンダード」で、自分は許され、妻は許されない構図が出来上がっているからです。妻と夫は平等ではありません。あくまでも、妻は自分と同じ考えを持つものと考えており、一方的に妻の「個人の考え」を認めないということです。

なので、「あなただって私の親の誕生日に電話をかけたりしないじゃない」と言ったところでその不自然さに気づくことはありません。「だって俺の親じゃないから当たり前だろう」と思っています。そして、逆の立場に置き換えたところで「そういうことは妻の役割だろ」と言って聞き入れることはありません。「夫の役割」や「妻の役割」と言った性別による差や、「あなた」にはできるが「自分」にはできないといった個体差を強調することがほとんどです。

まとめ

  • 出来ることと、できないことをハッキリさせ、相手に伝える
  • 出来ないことを強要してきても折れない、譲らない
  • 共依存にならないように、「境界線」をキープする
  • 拒否したことで決定的な溝ができ、関係が破綻しても仕方のないこと

スポンサードリンク

スポンサードリンク

PICK UP記事と広告

モラハラ関連人気記事

【知れば未来が変わる】モラハラ夫への対策まとめ 1

モラハラ夫への対策をまとめた記事です。 この記事に載っているものはすべて、 モラハラ夫を変えたり、 ましてや モラハラを治すこと を目標とはしていません。 モラハラ夫と共同生活を続けるうえで大切なのは ...

モラハラ夫との離婚準備は水面下で!離婚準備の注意点まとめ 2

結婚しようと決めてから、実際に結婚するまで期間があるように、離婚も離婚したいと相手に伝えてから実際に離婚するまでには期間があります。 離婚届を出すまでに、親権、財産分与、面会交流、慰謝料、養育費などの ...

モラハラの慰謝料と現実 私が離婚調停で感じたこと 3

モラハラを受けた被害者の中には、相手から慰謝料をもらわなければ気が済まない方もいらっしゃると思います。 私自身も調停の途中から「なにがなんでも慰謝料を支払ってもらう!」という気持ちでいましたし、被害が ...

-モラハラ, モラハラ対策・対処法
-, , ,

Copyright© モラハラ離婚ナビ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.