ソシオパスについて調べていくうちに、夫の異常に見えた行動は「ソシオパス」で説明がつくことが分かりました。特に、モラハラを受けていてなおかつ、モラハラをしている方が精神疾患のように見える場合は、「ソシオパス」に該当しているのではないかと考えられます。
まず、海外のサイトより引用したこちらの記事をご覧ください。
精神科医が自分が受け持っている患者がソシオパスだと気づいたエピソード
これは、ある閉鎖病棟の医師とその患者の話です。
このエピソードを投稿された方は、5年間精神科の閉鎖病棟で働いていたそうですが、いろいろな怖い体験もされてきたそうです。そして中でも最も背筋が凍った体験をしたのがソシオパス患者との体験でした。
患者を仮にマークという名前にしましょう。マークは、自殺願望があるため個人的にスタッフをつけてほしいと看護師に願い出ました。病棟の決まりで自殺願望があるなどの危うい状態の患者には、スタッフを1人つける決まりになっていたようです。そして、マークにつけられたスタッフがこのエピソードを投稿されたAさんでした。
マークはAさんに一緒に病棟を散歩して欲しいとお願いをしました。
マークは、Aさんに「好きな食べ物は?」「休日の過ごし方は?」などとりとめもない質問をしました。Aさんは、あまり自分のことを話してはいけないと思いましたが、この質問は無害であると判断したので会話に応じました。
そして、1時間ほど散歩をしているとマークは、「あなたが他の患者をとても気にかけている(のが気に食わない)」と言い出しました。そして突然、自分の頭をガラス窓にぶつけ、ガラス窓を粉砕したのです。そして、彼の頭からは血が噴き出しました。
Aさんたちは、マークを救急車で救急部へと運びました。
2日後、手当てを受けたマークが戻ってくると、彼はAさんに「怖がらせてごめんよ」とウィンクをして去りました。
Aさんは、マークの自傷行為は、Aさんに恐ろしい体験を植え付け、彼がどんなに恐ろしい人間かを分からせるためだったと気づきました。
引用元:reddit
私のモラハラ体験談~全く同じことをしていた元夫~
あなたは、マークの行動を見てどのように感じましたか?
目の前で人が大けがをするような体験は恐怖体験でしかありません。そして、彼はそれをわざとやっていたのです。
じつは私は、夫から同じ行為を受けていました。自分の思い通りにならないと、夫は物に当たるだけではなく、壁に頭をどんどんとぶつけながら大声で叫ぶなどの自傷行為をしていました。他の自傷行為もあったため、こういった様子から私も間違いなく夫が病気であると思っていました。
しかし、義両親に夫の様子を相談しても「昔からそうだった」とか「自分たちの前では明るく笑っていてうつ病だとは思えない」「うつ病の薬を飲ませるな」などと言った言葉で返され、夫の異常行為を分かってもらえませんでした。目の前で夫の行動を見なければなかなか異常さが伝わらないのかと思っていましたが、実はそうではなかったようです。
夫の行動は、ソシオパスゆえ!?急激な感情の変化はコントロールしていたとしか思えない
夫のこの行為は、うつ病により精神が不安定になっていたからではなく「昔から」そうだったようです。私があまりの異常さにオロオロしていた時も、義両親にとっては「昔からやっていた普通のこと」だったのでしょう。私と義両親の病気に関する温度差はこのあたりの認識の差によって生まれたのではと思っています。
また、夫は、私が夫の異常行動に慌てて夫の言うことを聞けばすぐに機嫌が直りニコニコしだすことも不思議でした。今まで見たことのない様子で暴れる一方で、いうことを聞けばすぐにニコニコ笑いだすその感情の変化が不自然なように思えたのです。そして、病気によって感情がコントロールできていないというよりは、大げさな感情の揺れ幅をあえてコントロールしてやっているように見えました。
これは、マークが流血騒動を起こす一方で、次に会った時はウィンクをして謝るといった極端な行動をしていることとよく似ているといえます。
感情が病気によってコントロールできないとき、怒りは異常なほど強く、悲しみは死を招くほど深くなります。そしてその爆発的な感情により、普通ではやらないような行動をしてしまうこともあるでしょう。しかし、夫の異常行動の原因は、爆発的な感情によってコントロール不能になっていたというよりは、目的のための演技のような気がして仕方がありません。
そして、全く同じことをソシオパスの患者がやっていたということを知り、その疑惑は私の中で確信へと変わりました。
まとめ
もし、私の体験談を読んで、同じような経験をしたことがあると思った方は、一度ソシオパスについて調べてみることをオススメします。
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