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モラハラ夫を訴えるときの注意点!自己愛憤怒の危険性を知ろう!

投稿日:2019年4月20日 更新日:

離婚や別居などでモラハラ夫と離れたり、縁を切ろうとしたりするときに気をつけなければいけないことがあります。

私自身も、弁護士と相談したうえで夫に十分配慮し、離婚調停を進めてきました。

モラハラ=自己愛性パーソナリティ障害の怒りは時に、思いもよらぬ結果をもたらすことがあります。そのことで誰かが傷ついたり取り返しのつかないことになってしまってはいけません。

モラハラ夫を追い詰めるときの注意点をまとめました。

自己愛性パーソナリティ障害特有の怒りとは?

自己愛性パーソナリティ障害の人は、いきなり怒りレベルがMAXになるような「激しい怒り」を表現します。

これは「自己愛憤怒」と呼ばれる、自己愛性パーソナリティ障害の人の特有の怒り方です。自己愛性パーソナリティ障害について研究をしていた精神分析学者コフートが1972年に提唱しました。

自己愛憤怒ってどんな怒り方?

自己愛憤怒について、Wikipediaにはこうあります。(※wikipediaでは、自己愛的怒りという言葉で表現されていますが、同じ意味です。)

自己愛的怒りは、無関心から比較的軽度のいらだちおよび当惑という例から、暴力的攻撃を含む激しい感情爆発に至るまでの連続体上に生じる。

自己中心的な人間には、他者を気にし過ぎるあまり攻撃的になる自己愛者と、他者の評価が本当にまったく気にならないので自分の欲望を他人に押し付けることが出来るサイコパスの2つのタイプがある。自己愛憤怒は、前者が持つ怒り。自己愛者は、主観的評価よりも少しでも低い評価や冷遇を他者から受けた途端に怒りを爆発させ、攻撃行動へ結びつく

つまり、自己愛憤怒は、「誰かから不当な評価を受けた」ときや「誰かから差別、批判、侮辱された」と本人が感じたときに爆発的な怒りを表現することを指します。

モラハラ加害者と接したことがある人は、些細なことで爆発的に怒り出すメカニズムをよくご存じではないかと思います。

そして、この爆発的な怒りは、他者が正当な理由で主張していることに対しても、本人が攻撃されたと感じたら瞬間的に発動するということです。

たとえば、別居や離婚などで「正当な理由がありそれを希望したとしても」、モラハラ夫自身がそのことを認められなければ「不当に批判されている」と受け取り、自己愛憤怒につながることは十分に考えられます。

そして、この怒りが激しくなると、他害や自殺と言った自暴自棄的な行動につながる可能性があるのです。

怒りすぎると他害や自傷に結び付く可能性がある

怒りすぎたときに手が出るのは誰もが理解できるかと思います。

一方、怒り過ぎたときに自傷や自殺未遂をする理由はなぜなのか、疑問を持つ人もいるでしょう。しかし、自己愛性パーソナリティ障害の人が怒りのあまり自傷行為をすることはあり得ない話ではありません。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、怒りを表現する言語を持ち合わせていません。それは幼いころから「感情を抑え込む」ことを強いられてきており、自己表現の方法を覚えることなく成長してきたからです。(詳しくはこちらの記事をご覧ください。→自分の感情を素直に表現できないのはなぜか?

つまり、怒りを感じたときにそれを言葉で相手に伝えることができません。では、どうやって伝えるのか。それは、怒鳴ることであったり、無視であったり、物に当たったり、乱暴運転であったり、飲酒、ギャンブルそういったもので、怒りを表現するのです。

しかし、それだけでは怒りを解消することができなかった場合、最終的に爆発的な怒りを分かってもらおうと自分自身を傷つけるのです。

別居や離婚では、モラハラ夫の強い怒りを招く可能性がある

モラハラ夫が納得できない別居や離婚の場合、パートナーが自分から離れていく現実を直視できず、「誰かの策略でパートナーと別れさせられる」「自分は不当な扱いを受けている」「自分は被害者だ」という意識が高まり、爆発的な怒りをもたらす可能性があります。

そして、その結果、他害や自傷、自殺と言った攻撃手段を取る場合があるのです。(事件につながる危険性もあります。)

たとえ、別居や離婚を考えていたとしても、モラハラ夫が自らを傷つけることは望んでいないでしょう。ましてや妻側が暴力や攻撃を受けるなんて論外です。

モラハラ夫との決別の過程には、こういった危険があることをよく覚えておかなくてはなりません。

必要であれば、行政に相談し、シェルターなどを利用したほうがいい場合もあります。

気を付けることは相手を追い詰めすぎない!

モラハラ夫は、誰かから攻撃され逃げ場がないと分かると、このままでは生き残ることができないと判断し、攻撃的な行動を取る可能性が高まります。

いくら正しいことを言っていたとしても、モラハラ夫はそれを「真実」だと受け取ることができない場合があるのです。そのことを分かった上で、相手を追い詰めすぎないように配慮することも必要です。

他害で誰かを傷つける結果になってはいけませんし、本人が傷つき、入院などをすることになれば話し合いも延期し、結論を出すまでに長い期間がかかることになります。

誰かの命にかかわる問題に発展することも、被害者は望んでいないはずです。

自己愛性パーソナリティ障害の著名人

  • 三島由紀夫…演説後に自死。幼少期は祖母から溺愛され、過干渉・過保護な教育下で育つ。
  • 太宰治…自殺未遂を繰り返し、5回目で自死。父は多忙、母は病弱のため、乳母に育てられる。

どう配慮をすればいいの?

たとえば、モラハラ夫との結婚生活での真実を分かってもらおうと、モラハラ夫の親や親戚、会社の人などに言いふらしたりしないことです。モラハラ夫の周囲の誰もかれもが敵になってしまうと、退路がなくなり追い詰められた彼らがどんな行動を取ってしまうのかが分かりません。

自分の親や友人であれば、真実を伝えて構わないでしょう。しかし、モラハラ夫と縁が切れれば、自動的に縁が切れる人たちに真実を話すことはあまりメリットがありません。

モラハラ夫は周囲にモラハラがバレることを非常に恐れています。

モラハラがバレてしまい、社会から孤立することになると、何もかもを失ったことで自暴自棄になり、突発的な行動を起こしてしまう危険性が高まります。

モラハラ夫の周りの関係にまで影響を及ぼすことはしないほうがいいでしょう。

モラハラは「異常な怒り」とセットで親から子どもへ連鎖する
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このブログでは、本や自身の体験から分かったモラハラ夫、モラハラ加害者についてだけではなく、ネット上にあるモラハラの記事についても紹介していきたいと思います。 いろんな人がモラハラを分析、検証した情報を ...

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