モラハラ被害に遭わないためには、モラハラ加害者と出会ってしまったら、距離を取ったり縁を切ることです。
そして、「この人と縁を切るべきか」迷っている人へ。
縁を切らなくてはいけないモラハラ加害者の見分け方を教えます。
モラハラは誰しも被害者になる可能性がある?
私自身は、モラハラは誰にでも被害者になる可能性があると考えています。
意志の強い人や、心の強い人は、モラハラ被害に遭わないのでは?と思っている方もいるかもしれません。
しかし、人は誰しも常に強くはいられません。
大切な人を失ったとき、トラブルに巻き込まれたとき、失敗をしてしまったとき。
あらゆる場面で心が弱るときが必ずあります。
もし弱いときに、そばにモラハラ加害者がいたら・・・モラハラ被害に遭ってしまう可能性は非常に高いのです。
モラハラ被害に遭わないためには?
では、モラハラ被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?
私はモラハラ加害者は人口の数%いて、誰の身の回りにもいる可能性が非常に高いと考えています。
その人たちと会わないようにすることはほとんど不可能です。
しかし、その人達に近づかないようにすることは可能です。
出会ってしまった場合は、けっしてモラハラ加害者に近づかないことです。
モラハラ被害に遭い続けてしまう人は、モラハラと縁を切ることができない人
誰しもモラハラ被害に遭う可能性はありますが、被害が長期間にわたってしまう人は、自らモラハラを断ち切ることができないためにモラハラから抜け出せなくなります。
それは、
・モラハラ加害者に愛情がある
・モラハラ加害者に同情している
・モラハラ加害者に依存している
・モラハラ加害者に弱みを握られている
のいずれか(もしくは全部)が原因です。
恋は盲目ともいうように、人の感情は正しい判断を見失わせます。
周りから見ればどう見ても被害者であるにもかかわらず、本人だけがそのことに気づかないことも往々にしてあるのです。
モラハラ加害者かどうかは判断がしづらい
こちらの記事でモラハラ加害者の特徴を挙げています。
しかし、モラハラ加害者の特徴が分かっただけでは、目の前にいる人物がモラハラ加害者どうかを判断するのは非常に難しいのです。
特徴の一つ一つを取ってみれば、自分の保身のために嘘をついたり、高価な贈り物をしたりするのは誰しもする可能性もありますし、特徴が当てはまるだけで安易にモラハラと判断して良いのかどうか迷ってしまいますよね。
また、モラハラ被害者はモラハラ加害者のことを大抵「いい人」だと思い込んでいます。かつてはいい人である期間があったので、モラハラ加害者のことを「根はいい人」「今は単に病気だから」「私が悪い」と思ってしまっているのです。人は、一度相手に抱いた印象を簡単に変えることができません。
それゆえに、欠点もあるけれどいい人なのか、人間のふりをした悪人なのかの見分けがつきにくく、モラハラ被害者がモラハラ被害に遭い続けてしまう原因にもなります。
しかし、絶対に関わってはいけないモラハラ加害者を見分けるたった1つのポイントがあります。
このポイントだけを見れば、その人が「欠点もあるけれどいい人」なのか、「人間のふりをした悪人」なのか瞬時に判断ができます。
この人は危険!?モラハラ加害者を見分けるたった1つのポイント
絶対に近寄ってはいけないモラハラ加害者は、
あなたの体調が悪いとき、心が弱っているときにも平気であなたを無視したり、怒鳴ったり、攻撃してくる人
です。
誰しも、喧嘩をしたら相手の悪口も言います。相手を無視することもあります。嘘をついたり、約束を破ることもあります。
しかし、病気になっていたり、体調が悪かったり、弱いところを見せているときにそこにつけ込んでくるのは「悪人」だけです。
モラハラ加害者は、被害者の「弱点」が好物です。
弱点を知ると執拗にそこを責めて、傷つけ、被害者を思い通りにしようとしてきます。
そんなことができるのは、「良心」のない人間だけです。
普通の人にはできません。
体調が悪いのに無視をする、病気で休んでいると家事をしろと命令してくる、こういった人は未来永劫モラハラが治ることはありません。
被害者は、人生を食い物にされて心身ともにボロボロにされてしまいます。
そうなる前に、一刻も早くモラハラ加害者から逃げ出すことが必要です。
「根はいい人」という呪縛から逃げ出せない人へ
あなたがもし、モラハラ加害者のことを「本当はいい人」だと思っているのだとしたら、もし自分が逆の立場であったらモラハラ加害者と同じ行動をするかよく考えてみてください。
おそらく、そんなことは良心が痛んでとてもできないのではありませんか?
それを平然とやってのけるモラハラ加害者は決して「いい人」ではありません。
もしかして治るかも、と期待を抱いてしまうのも分かります。
しかし、本当はあなたと会うずっと前からモラハラ加害者はその性格で、あなたと培ってきた年数以上にモラハラをしてきています。
ましてや本人が「俺は悪くない」「お前の努力が足りないからだ」と考えていれば、治す努力などするはずもありません。
人を変えるのに周りの人がいくら努力をしたところで何も変わりません。
ただ疲弊し、報われない努力を続けることに疲れ、病気になってしまいます。
被害が拡大する前に、縁を切りましょう。
まとめ
このポイントは、人間不信に陥ってしまったときにも役に立ちます。
モラハラ被害から抜け出した後も、被害の後遺症は残ります。そして長い間人間不信に悩まされることもよくあります。
「あの人は私を利用しようとしているのではないか」とか「信用していい人かどうか分からない」と疑心でいっぱいになったときには、自分が弱いときにどういった態度で接してくるかをよく見て、相手の本質を見極めることです。
誰しもを敵と見て、周りの人を遠ざけてしまうのもモラハラの二次被害です。
あなたが孤立しないためにも、モラハラ加害者を見分けるポイントを知っておいてください。
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