親しい友人には、離婚前から自分の状況を報告していたのですが、普段はあまり連絡を取っていない友人には離婚後に報告だけをしました。
その時に実際に言われた言葉のうち、嬉しかった言葉と悲しかった言葉をまとめました。
もし、あなたの周りに離婚をしたばかりの人がいて、何と声をかけていいかわからない場合に参考にしてもらえたらいいと思います。
離婚で言われて嬉しかった言葉
1.お疲れ様
離婚前から相談や報告をしていた友人からは「お疲れ様」と言葉をかけてもらいました。この言葉は特にうれしかったです。
本当に離婚は疲れました・・・。
時には調整の場では弁護士の先生と調停委員が言い争いになることもあり、言葉を使ったバトルだと感じる場面もありました。
離婚でお互いに憎しみの感情がある場合は、より疲労度が強くなります。私の場合はまさにそのケースでした。
さらにモラハラ加害者は、自分にばかりいい条件で離婚をしようとするため、お互いが希望する条件の乖離が大きくなります。
ましてや嘘を平気でついてくるので、嘘であることを証明する手間も時間もかかってしまうことが多いのです。
例えるなら、相手がポイ捨てしているごみを拾い続けなければならない疲労感。ごみ箱に捨ててくれれば手間もかからないのに・・・。みんなが幸せになれるのに・・・。と思いながらきれいな街を保つために労働をし続ける。
離婚と同時に私の人生から姿を消したので、もうゴミを拾わずに済みます。
ひと仕事終えて、「お疲れ様」と労ってもらえて嬉しかったですね。同時に達成感もありました。
こちらの記事(離婚調停は長くない!6ヶ月以内、5回以内が半数以上)で、調停離婚に一般的にかかる回数や期間を紹介しています。
2.がんばったね
これも、1と同じ意味の言葉ですが、離婚では精神面で踏ん張らないといけないときが結構ありました。
私の場合は、相手からの精神攻撃がひどく、一時期は寝たきりのような状態になってしまったこともありました。
一方で、布団に入っても朝まで寝れない時期もあったので、躁鬱状態であったのだと思います。
離婚の条件自体は、弁護士からのアドバイスをもらえたり調停委員が調節をしてくださるのですが、やはり精神面は自分自身で何とかする他ありません。
そのため相手からの精神攻撃で心が折れてしまえば、「早期離婚」をしたいばっかりに相手にばかり都合のいい条件を飲むしかなくなってしまう可能性もあるのです。
何とか踏ん張って自分自身が望む結論を出せたので、頑張りを認めてもらえたこの言葉は心に響きました。
離婚で言われた悲しかった言葉
離婚報告で悲しい言葉を言われたこともありました。
1.子どものことを考えるどうかと思うよね
離婚で犠牲になるのは何よりも子どもです。しかし、子どものことを考えずに離婚を選択する親はほとんどいないと思います。子どものことを考えた末の離婚であるとか、子どものことがあっても離婚を選択せざるを得なかった結果が「離婚」だと思っています。
なので、子どものことを考えていないであろう発言はやはり胸に刺さりました・・・。
もちろん、はたから見て子どものために良くないという一般論を持つ気持ちはよく分かります。でも、「子どものことを考えずに離婚をしたんだろう」という意味であれば、それは決してありません。
この言葉は、世の中の考え方をよく反映しています。反面、これから離婚率が上昇し続けると、こういった考え方は過去のものになっていく可能性も非常に高いと感じています。
2.もう取り返しがつかないね
この言葉からも「離婚=悪」というイメージが定着してると感じました。
離婚を選択したら、もう後戻りはできません。
ですが「卵ではなく鶏が先」です。「離婚したから取り返しがつかない」のではなく、「取り返しがつかない状態なので離婚を決意」してたのです。すぐに離婚を決めたのではなく、いろんなことがあって、離婚がよぎりながらも結婚生活を継続し続けて、迷って考え続けた末の離婚なんです。
もちろん、離婚を選択した以上、結婚生活の何も取り返そうとは思っていません。
元夫に関するものはすべて捨てて、これから先も会うことはないと私は決めています。
まとめ
もし、周りで離婚をしたと聞いたときは、離婚自体の良し悪しよりも、離婚で使った労力をねぎらってもらう言葉をかけてもらえると良いかと思います。
特に、人によっては離婚が必ずしも「良い」と本人が思っていると限りませんし、「良かった」と言われると離婚後の生活をいいものにしなくてはいけないというプレッシャーも感じてしまうかもしれません。
そして離婚についてはあまりいいイメージを持っていないのが一般的かもしれませんが、そういう言葉は心に封じ込めてもらえると嬉しいですね。
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