モラハラ夫へは「やめて」という代わりに○○しよう!

夫へは「やめて」という代わりに○○しよう!

モラハラ夫が、嫌な言葉を言ってきたときに「やめて」と言っても効果はありません。なぜなら、モラハラ夫はわざとあなたの嫌がることを言ってきており、あなたが嫌がるからこそあえてその言葉を選んで使っているからです。

つまり、あなたが「やめて」ということこそ、率先してやってくるのがモラハラ夫です。「やめて」と言えば、それがあなたが言ってほしくない言葉だと学び、妻をコントロールしたいときにはそれを使えばいいと何度も繰り返しやって使うようになります。

「やめて」というのはそれが妻が嫌がることだというアピールになってしまいます。モラハラ夫に対して「やめて」は抑止力になるどころか、逆効果なわけです。

では、モラハラ夫が嫌がる言葉を使ってきたときには、なんといってやめさせればいいのでしょうか?

目次

まずはモラハラ夫がわざと嫌がる言葉を使ってくる意味を知ろう!

①妻の価値を下げる

モラハラ夫にとって人間関係は上下関係です。自分より立場が下だと思っている妻が自分よりも価値のある存在であってはいけません。俺の方が上なんだぞというマウントをしたり、それができない場合は妻の価値を頑張って下げようとします。

「どうしてこんな贈り物をしたんだ。センスがないな」

「バカとしゃべっていると疲れる」

「どうしてこんなこともできないんだ?」

②妻をコントロールする

家族は自分の所有物であり、コントロールできるものだと信じています。もちろん、妻が自分の思い通りに動かないこともあります。(別の人間だから当たり前です)そこで、嫌がる言葉を使うことで妻を支配下に置き自分の思い通りに動かそうとします。

妻の友人に対して(間接的に)「こんな奴と付き合っているとお前もバカになるぞ」⇒妻の人間関係を断ち切らせたい

外で働きたいといった妻に対して「母親失格だな」⇒妻が働いて自由になるお金を得たり、社会で別の人間関係をつくることを止めさせたい

こういった意図がモラハラ夫の言葉の裏に隠されているということを覚えておいてください。

モラハラを抑止するのに同調圧力はかなり有効

義母が義父に「それ全然面白くない」とピシャリと言って、それ以上義父は何にも言えなくなるという場面を何度か見たことがあります。そしてその時には必ず夫を含めた他の人が一斉にどっと笑い、義父が縮こまるというのがお決まりのパターンでした。

こちらの記事にも書きましたが、この行為をすると自分の評価が下がると本人が思うことで、モラハラ行為を抑止する効果があると考えられます。しかし、周りがいくら恥ずかしい行為だと思っていても、本人自身がそう思わなくては効果がないので厄介です。

上のケースでは、義母の言葉に加え、周りの人が笑うことで、「笑われて恥ずかしい」と義父に思わせる状況を作り出しています。

このようにモラハラを止めさせる時に周りの反応は重要です。

周りにいる大勢の人が一斉にモラハラのおかしさ、滑稽さを指摘すると、モラハラ加害者は恥ずかしさに気づき、モラハラを止めることにつながります。モラハラにはこの同調圧力はかなり有効に働きます。

特に、この時に使われたのが「笑い」であったという点は非常に重要です。たとえば、言葉でおかしさを指摘した場合は、モラハラ加害者は揚げ足を取るような形で否定をすることができます。しかし、笑いは言葉ではないので、反論することができません。また他にも、一斉に席を立つ、一斉にその場を離れるということも有効です。

しかし、子どもが小さいうちや周りにモラハラを指摘してくれるような第三者がいない場合はこの方法を取ることはできません。また、モラハラ加害者に言い返すことができない場合もこの方法は使えません。

そういったときには、次の方法を取りましょう。

スルーして別の話題に転換する、別のことをやりだす

モラハラ夫が嫌がる言葉を使うのは、妻の価値を下げたり、コントロールするためです。そのため使っても効果が無ければ、次第にその言葉を使わなくなります。

私自身の体験談ですが、私が言われて傷ついた言葉は繰り返し使われたけれど、他の人が傷つくような言葉でも私が特に気にせずにスルーしたことについては使わなくなりました。彼らにとっては「わざと傷つける」ことを目的としているため、その通りに傷つかないことが重要です。(もし、本当に傷つく言葉であっても表面上スルーするだけで大きな効果が期待できます。)

モラハラをスルーするときのポイント

この方法を使うときに気を付けなければいけないのは、特定の言葉を言われた時に毎回スルーをするということを徹底することです。たとえば、ある時はスルーされたのに、次のときは反応してもらえたと分かると、この言葉は妻を傷つける目的に使えると判断し、繰り返し使われます。そのため、モラハラサイクルでハネムーン期であるモラハラをしない時期でも、同じようにスルーを徹底しなければいけません。その時期に油断して普通の対応をしてしまうと、爆発期にその言葉を使われしまいます。

この方法でも止まない場合がる

しかし、私の夫はこの方法でもモラハラを止めさせることができませんでした。

まず私が反応を返さないと分かると、夫は義両親に電話をかけ始め、電話口で私の悪口を聞かせます。それでも変わらないと分かると、今度は義両親を呼びよせて、3対1という状況で私に徹底的に説教をするのです。そして、私が以前嫌だといった言葉を義両親と夫の3人で私にぶつけ続けました。時には帰ってくださいとお願いしても夜通し居座り、一晩中説教をされ続けたことさえあります。

夫の場合は言葉でのモラハラが使えないと分かると、どんどんモラハラをヒートアップさせて、別の手段を取り私が言うことをきくまでモラハラが続きました。そして一人で無理だと分かれば、援護射撃としてモラハラを肯定してくれる義両親を登場させるのです。

このように、モラハラ加害者の人数が多い場合は、モラハラを止めさせる手段はほとんどありません。離れることをオススメします。

まとめ

  • 「やめて」はモラハラ夫を喜ばし、モラハラを加速させてしまう
  • モラハラにはスルーがベスト
  • 同調圧力を使い、本人自らモラハラ行為が恥ずかしいと気づかせるのも有効
  • モラハラ加害者が多い場合は、どんな対策も無意味。逃げるべし!

モラハラ加害者の中には、ソシオパス気質のためにモラハラをしている場合もあります。その場合の対処法はこちらの記事にまとめてあります。

夫へは「やめて」という代わりに○○しよう!

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