モラハラ夫が優しくなるのは治ったのではなく「ハネムーン期」モラハラサイクルを知ろう!

モラハラ夫が優しくなるのは治ったのではなく「ハネムーン期」モラハラサイクルを知ろう!

私の夫は果たしてモラハラ夫なのでしょうか?優しい時もあるんです。モラハラとは違う気がします。

確信が持てずに、このサイトに訪れる方も多くいらっしゃいます。

「私の夫は優しいんです」

「私の夫はひどいことを言ってもそれを反省しているのでモラハラではないんでしょうか?」

「子どもにとってはいい父親です。子どももパパが大好きです」

モラハラかどうかの見分けがつきにくい理由の中には、モラハラにはサイクルがあり、モラハラを全くしない「ハネムーン期」という時期があるためです。

目次

モラハラには波があります!

モラハラ加害者はいつも不機嫌で、すぐに怒るというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

しかしモラハラ加害者の多くは、いつもモラハラをしているわけではありません。中には、モラハラの頻度が少なく、モラハラをしているとき以外は本当に穏やかな人物のように見えるケースもあります。

「穏やかな時期」と、「急に人が変わったかのようにモラハラをやりだす時期」が交互にやってくるのがモラハラやDVの特徴で、これを「DVサイクル論」と言います。

モラハラのハネムーン期とは?<モラハラのサイクル>

モラハラサイクルは飴と鞭

モラハラは、いい時と悪い時を繰り返す「モラハラサイクル」があります。

モラハラのサイクルとは

怒りやストレスをためている蓄積期

暴言や無視、物に当たるといったモラハラをする爆発期

穏やかになるハネムーン期

この3つの時期をサイクルのように繰り返しながら、徐々にモラハラがエスカレートしていきます。

①怒りやストレスをためている「蓄積期」

ちょっとしたことで機嫌が悪くなったり、いさかいが増える時期です。

被害者は相手を刺激しないように行動に気を付け、ピリピリとした雰囲気が家庭内を漂います。

加害者の中には、被害者をコントロールしたい、被害者を支配したいという気持ちが溜まっていきます。

②暴言や無視、物に当たると言ったモラハラをする「爆発期」

蓄積期に積もった怒りが噴火するかのように爆発する時期です。

この時の怒りようは、普通の人の怒りとは違い、「人が変わったかのような劇的な変化」を遂げるという特徴があります。

私は怒っている夫の様子を「鬼のよう」だと思っていました。

この爆発期では、怒りの矛先が向くのは、モラハラ加害者よりも弱い人間です。会社であれば部下や後輩、家では妻や子どもへと向かいます。

被害者がいくら謝罪をしても本人の中で気持ちが収まるまで、怒りが沈静化することはありません。

③穏やかになる「ハネムーン期」

モラハラをした後は、また「人が変わったかのように」穏やかな人物へと戻ります。

多くの被害者は、ハネムーン期のモラハラ夫のことを「本当の姿」だと思い込み、②の爆発期、いわゆるモラハラさえしなければいい人だと思っています。

しかし、このサイクルは、①の蓄積期がある限り必ず繰り返されます。モラハラ夫とモラハラは残念ながら切っても切り離せない関係であり、「モラハラさえしなければ…」という仮定は現実では起こり得ません。

また、このハネムーン期のいい人というのは、言ってみれば「モラハラをしている」からこそあるのであり、いい人とモラハラは表裏一体の関係でもあるのです。

※中にはハネムーン期のないモラハラ加害者もいるようです。ハネムーン期のあるなしや爆発期とハネムーン期のギャップの大きさは、モラハラ加害者の二面性の強さに比例すると言えます。

ハネムーン期はモラハラが治ったのではないことに注意しよう!

蓄積期・爆発期が起こるのは、加害者の認知の問題である

モラハラ被害者は、モラハラサイクルのハネムーン期の姿を「夫の本当の姿」だと思い込み、爆発期を「自分(のふがいなさ)が原因で鬼の姿に変えてしまった」と思い込んでいます。

あまりにもハネムーン期と爆発期で人が変わるため、「精神的な病気」であるとか、「本当は優しい人なのに、私が彼を変えてしまった」と理由をつけて納得しようとします。

このような強い二面性や、普通の人ではありえないほどの爆発的な怒りを表現するのはモラハラ加害者の特性で、決して、病気や配偶者のせいではありません。

モラハラ夫がイライラしたり、ストレスをためやすいのは、本人の「認知」の問題のために引き起こされます。

また、モラハラ加害者は、ある一定以上の親しい関係では基本的に虐待のパターン(モラハラサイクル)を繰り返すことが知られており、誰と結婚生活を送っていてもモラハラは引き起こされます

自己保身のためなら謝罪の言葉を口にする

モラハラをした後のモラハラ加害者は、モラハラをしたことの謝罪の言葉を口にしたり、今までの様子とは打って変わって別人のようになります。しかし、これはモラハラが治ったのではなく、被害者が自分から離れていくのではないかと不安になったり、自己保身のためにモラハラが収まっているにすぎません。

遠くない未来に、またモラハラの引き金を引くときが必ずやってきます。

ハネムーン期が長いケースもあります!

私は結婚した直後から夫からのモラハラを受けていましたが、結婚して最初の歳のモラハラの頻度は、1年に数回ある程度だったんです。しかし、子どもが生まれたり、家を購入したタイミングでモラハラが加速し、別居をした年では、毎日夫から怒鳴られるようになっていました。

最初の歳は、言ってみれば1年のほとんどはハネムーン期の状態でした。それが別居時にはモラハラとモラハラの間のわずかな時間だけがハネムーン期でした。

ハネムーン期が長い場合は、一時的なストレスでやってしまったことなのか、もともとモラハラ気質の人間なのかの見分けがつきにくいと思います。

しかし、ハネムーン期が長くても、その人がモラハラの気質を備えているのであれば、繰り返しモラハラを受けていく中でハネムーン期も短くなっていく可能性があります。

私のようなケースもあることを知っておいてください。

モラハラサイクルが必ず繰り返される理由とは?

ハネムーン期は、モラハラの「飴」

モラハラは「ハネムーン期」であってもモラハラが改善された、モラハラを心から反省し、治すように努めている時期ではないからです。

多くのモラハラ加害者は、相手に逃げられないためにこの「ハネムーン期」を利用します。飴と鞭を使い合わせて被害者を洗脳・コントロールするためです。

この表面上は穏やかに見える「ハネムーン期」さえもモラハラの心理テクニックの1つなのです。

モラハラの原因は被害者にあると思っているから

モラハラをする人は自分の怒りが他人によって引き起こされていると考えていて、被害者のせいで自分がモラハラをしてしまうと本気で思っています。

被害者が変わればいいと思っている限り、モラハラをする人の中からモラハラが消えることはありません。

モラハラ加害者は自分のことを我慢強いいい夫だと思っているから

DVやモラハラをする人は、被害者に対して「俺はいつも我慢している」と言うことが多いそうです。

具体的な言葉で言うと、「殴らないように我慢している」「いつも怒鳴らないように我慢しているのにお前のせいで怒鳴ってしまった」などです。周囲の物に当たったり、怒鳴ったりしていて、どうみても我慢が成功しているようには見えません。

彼らの「我慢」とは、被害者が自分の思い通りにならないことに対して不満を感じていることで起こります。彼らはそもそも、他人が自分の思い通りに動くと思っていて、人と自分の境が曖昧なことが彼らの怒りの原因です。

しかし、彼らの中では、不出来な妻が俺を怒らせるけれど「ハネムーン期」の時はそれに必死に耐えているいい夫だと思っています。そして、爆発期は、「温厚な俺を怒らせた」と思っています。

ハネムーン期か、モラハラが改善したかを見分ける方法

もし、モラハラ加害者がハネムーン期ではなく、モラハラを改善させようとしていたのであれば、次のような行動がみられると考えられます。ハネムーン期かモラハラを治そうと努力しているかを被害者は見抜かなければなりません。

モラハラをしないことが普通のことであると理解する

モラハラ加害者は、他責的で「俺を怒らせるお前が悪い」と当然のように言います。爆発期でさえも、「あまりにも妻がひどいから、いくら俺でも耐えかねた」と思っています。

しかし、普通の人はモラハラをしません。

モラハラをするにとって、あまりにもモラハラが当たり前になっているという事実があります。まずは、普通の人は「モラハラをしない」「モラハラをすることが異常である」ことを理解できなければいけません。

幼少期からの家庭環境により、モラハラは普通で当たり前のことだと思っています。まずは、この大前提を書き換えることが改善の一歩目です。

加害的思考を自覚する

モラハラをする人はその思考から溜めなくてもいいストレスをためたり、怒らなくてもいい些細なことで怒りに火がつきます。彼らが怒りを感じやすいのには理由があり、それを自覚することが必要です。

なぜイライラしてしまうのか、なぜ人の言動が許せないのかなど、自分の思考パターンを分析し、理解することがモラハラの改善に必要です。

また、他人がなぜ自分の思い通りにならなければ不満を感じるのか、どうしてコントロールしたいと思うのかを自己分析することも有効でしょう。よくあるのが家族のことを自分の延長だと思っているケースです。その背景には同じような考えの人物からコントロールされてきたことが関係しているかもしれません。

モラハラをする原因が、今の目の前のパートナーにあるのではなく、自分の中の「加害思考」にあるということに気がつかなければ決して改善されません。

怒りを感じやすい原因が何であるかを知り、怒りやすい思考パターンが分かること、認知行動療法を学び、思考パターンを変えることで、モラハラが改善できると考えられます。

モラハラに変わる行動を身につけようとする

モラハラは、攻撃されたと思った加害者の防衛行動であったり、愛着障害を抱えるケースでは、試し行動であったりします。それらの行動が不適切なことを理解し、防衛行動や試し行動にとって代わる行動を身につけようと努力を重ねなければいけません。

詳し方法については、下記の記事で詳しく説明しています。

いろいろな依存先をみつける

家族に強く依存しているために、家族を支配、コントロールしようとしてしまっていることに気がつく必要があります。そして、家族への強い依存を自覚した後は、依存する先を分散させるためにも、ストレスを発散する趣味を見つけ、家族以外に自分の居場所を持つことも有効です。

ただし、このときに「不倫」に走ってしまえば、元も子もありません。いろいろな依存先は、健全なものでなければいけません。

信頼できる人を見つけ、その人との関係を人間関係の基本とする

人間関係の中でストレスをためやすい背景には、「基本的信頼感」がないために、集団の中に自分の居場所がなく、居場所をつくろうと必死になって周りに合わせることが原因になっていることもあります。

基本的信頼感は、親との関係でその基盤が作られますが、親との間にうまく信頼関係が築けなかった場合でも、後天的に身につけることができると言われています。

人が怖い

人が信用できない

(よく知った人でも)人といると緊張する

このような場合は、愛着や基本的信頼感に問題がある場合があります。自分の愛着スタイルがどういったものかを確認してみることも必要です。

被害者が別れを切り出したとき「ハネムーン期」が訪れる

このモラハラサイクルは、モラハラ加害者にとって、自身の都合に応じて使い分けられます。

もしあなたが相手に対して別れを切り出したときに、急に優しくなるのはこの「ハネムーン期」です。ハネムーン期は反省し、モラハラを改善する期間ではありません。モラハラ加害者の自己保身のためだけにあります。

「別れを切り出した途端に優しくなった」は危険なサインであり、いつも怒鳴っている加害者より、都合に合わせて振る舞いを変えられるモラハラ加害者の方が心理テクニックを把握しているためにより厄介な存在です。

被害者の方は表面的な綺麗なセリフではなく、その行動の裏にある相手の真の意図に気がついて欲しいと思います。

モラハラ加害者が仕掛けてくる心理テクニックについて以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

モラハラサイクルは、モラハラ加害者たちにとって人生の周期のようなもので、必ず繰り返します。妻は、モラハラ夫のストレスを減らそうと、①でストレスをためさせないように細心の注意を払いながら暮らしています。しかし、被害者の働きかけでモラハラを治めることはできないのです。

モラハラサイクルを断ち切るためには、本人が自分の思考回路を自覚し、意識改革をして、自らの意思でモラハラを止めようとする意志が必要です。

また、恐ろしいことにこのモラハラサイクルをDV加害者側から見るとこのハネムーン期に彼らは虐待計画を立てていることが分かってきました。↓下の記事に詳しく載せてあります。

モラハラ夫が優しくなるのは治ったのではなく「ハネムーン期」モラハラサイクルを知ろう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる