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母親は虐待を止めなかったのか、それとも止めれなかったのか?

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母親は虐待を止めなかったのか、それとも止めれなかったのか?

投稿日:2019年2月25日 更新日:

千葉県野田市で起きた小4少女虐待死事件。母親は、父親の虐待を容認したとして逮捕されました。しかし、この事件は娘への虐待のほかに、母親へのDVも行われていたことにも焦点を当てて考えなくてはいけません。

私の体験談 ~夫のモラハラを止めることはできなかった~

私は、元夫からモラハラを受けていました。そして、モラハラの程度は徐々にひどくなり最終的に離婚に至りました。

5年間の結婚生活でモラハラが加速した原因は私が夫のモラハラを容認し、許容していたからではありません

私は、夫に対してモラハラを止めるようにお願いをしたり、時には強い態度で臨んだこともあります。

しかし、モラハラが止むことはありませんでした。

夫に対して、「そういうことは傷つくから言わないでほしい」と言ったことは、あえて何度も言われました。また、「病気のせいで怒鳴ってしまうんだ。感情がコントロールできないんだ」という夫の言葉を信じ、ひと月に2回クリニックにも通って投薬治療もしましたが、効果はありませんでした。

私は夫のモラハラを病気が起因のものだと考えていたので、夫をなるべく刺激しないように過ごし、夫が一日寝て過ごしたいのであればそのままに、夫が出かけたいのであればしたいままにさせていました。(クリニックの医師からそのようにアドバイスをいただいていました)

夫は「お前たちの態度が良くないからだ」といっていたので、できるところは改善しました。いくら訴えても、クリニックで治療をしても、相手の言う通り環境を改善しても何も変わらなかったのです。(そして、ひどくなっていきました。)

ひとつ屋根の下で暮らしているので、相手からのモラハラを避けようとしてもできませんでした。

時には部屋を変えて寝たこともありますが、わざわざ私たちのいる部屋の前まで来て大きな声で独り言をいったり、大きな音を立てて歩いたりドアを閉めたりするのです。家にいる限り、モラハラを避けられる場所はありません。(そのため、結婚生活中にも子どもたちを連れて家を出たこともありました。)

私は、夫との結婚生活で分かったのは、いくらモラハラを治そうとしたところで治ることがないということです。

そして、一緒に暮らしている以上、モラハラを避けようがないということです。

上記の事件でも母親は同じように暴力を止めようとしても止めれなかった、避けようとしても避けれなかったのではないかと考えます。

さらには、家の外でも怒鳴り散らし、その尻拭いをしに謝罪に行かなくてはいけないこともありました。家族であるがために、外からは私自身もモラハラ加害者と同じような人間として目に映ることもあったかと思います。

虐待を止められないのは犯罪なのか?

私は、夫のモラハラを改善しようと努力をしたものの、結局改善させることができませんでした。その結果、精神的な被害を被ったのは私だけではなく、子どもたちもです。今は離婚をしているので、実質的な被害はありません。

しかし、もし結婚生活を続けていたことで子どもたちが被害に遭い続け、悪い結果になったとしたら、それを止めることができなかった私は実質的に加害者と同等の立場になるのでしょうか?

この事件では、母親は虐待を止めていなかったのではないと読み取れます。それは心愛さん自身が「お母さんは味方してくれる」という言葉からも分かります。子どもをかばい続け、それでもなくならない暴力に疲れ果て、最終的には加速した虐待をどうすることもできずに諦めてしまったように見えます。

家庭内で起こることは避けることが難しい、その結果、抵抗を諦めてしまうことも

DVや虐待、モラハラなど家庭内で行われる様々な問題は避けることができない、逃げる場所がないことが他の場所で起こる問題と決定的に違うことです。特に幼い子どもにとって、家に帰らないという選択はできません。また経済力のない主婦、幼い子どもを抱えた母親なども、家から逃げ出すことは容易ではありません。

家庭内の問題は、家にいる以上避けることができず、24時間365日問題に悩まされます。一定期間以上かかるストレスに耐えられず、ストレスを回避する手段として相手に逆らわずに従順になるという方法を選択することがあります。

特に今回の場合、「SOSを出した結果、よりひどい状況に追い詰められたこと」で逆らう気力まで根こそぎなくなってしまったといえます。

学校、児相、市教委、親戚宅のあらゆる場所で、父親が恫喝することで皆が従順になり父親の言いなりになっていく姿を見たことで、

この人には誰も逆らえない

逆らわないほうがいい

と確信するには十分だったでしょう。

私がモラハラ夫と離れることができたのは、自分自身の家族をはじめ、多くの友人や弁護士の助けがあったからです。そして私と一緒に闘ってくれたり、戦うことをサポートしてくれました。私一人であれば、今と同じ状況にいられたかどうかは分かりません。

夫の言動は妻の責任?子どものことは母親の責任?

今回の母親の逮捕は、家庭内の問題をさらに家庭内に押し込める結果になってしまうのではないかと危惧しています。

「家族だから」「妻だから」「母親だから」

いつ何時、どんな状況であれ家庭内の悪い人と闘い続けなくてはいけないということです。そして、戦ったとしても、訴えたとしても、決して変わることのない意味のない行いを、悪い人と同じ家庭にいる限り続けないといけないことです。さらには、DVや虐待が加速していったとしても、自分の身を投げてでも止めなくてはなりません。

パートナーや家族は、どこまでその責任を負えばいいのでしょうか。

今回の事件では、母親に私のケースように一緒に闘ってくれる人や適切な支援があれば、結果は変わっていたのかもしれません。

もう一度、誰を支援しないといけないのかをよく考えなくてはいけません。

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