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どんな親であれ、子どもは「会いたい」という。安全に面会交流を行うためには?

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どんな親であれ、子どもは「会いたい」という。安全に面会交流を行うためには?

投稿日:2019年3月3日 更新日:

小4少女虐待死事件で、なくなった心愛さんは、小学校での面会時に「お父さんとお母さんに早く会いたい、(手紙は父親に書かされたが)一緒に暮らしたいと思っていたのは本当のこと」と話していたそうです。その後、自宅に帰った心愛さんはひどい虐待を受け、亡くなりました。

虐待されていても子どもは親と会いたい、親から愛されたい

いくらひどい暴力や虐待を受けていても、「(虐待)親に会いたい」と言ったり、虐待親のことをかばう発言をする光景は被虐待児によくみられるそうです。

子どもがいくら親に会いたいと望むからといって、親子関係を修復できる可能性があると考えることはできません。ただ、被虐待児が優しい子であり、自ら親から離れたり、親との関係を切ることができないからです。つまり、子ども側の反応で、親子の関係が良くなるとか、虐待がなくなる可能性があると見極めることはできません。

虐待を認めない親は虐待を改善できない

小4少女虐待死事件では、加害者である父親は最後まで虐待をしていたことを認めませんでした。虐待をしていたことを認めるか認めないかという1点は、これからの虐待がなくなる可能性があるか、それがほとんど望めないかを見分ける一つのポイントとなると考えられます。この父親は、あくまで自分のやっていることはしつけであり、悪いことをする子どもが悪いと思っていたことがニュースからも読み取れます。(もしくはきちんとしつけられない母親が悪いと考えていた可能性もあります。)自分の行動の何が悪くて、何が問題かを自分で分からない人が、悪い行動を改善できるはずはありません

虐待親が虐待を認めない場合、虐待がなくなる可能性は非常に低く、子どもの保護のために、大人の力で子どもと虐待親を引き離す必要があります。それが子どもを傷つける結果になったとしても、命を守ることができるからです。

これは、虐待だけではなく、DVやモラハラで離婚した場合、加害者親と子どもの面会交流においても同じことが言えるのではないでしょうか。

子どもが言う「会いたい」「一緒に住みたい」の本当の意味は?

子どもは、暴力や虐待にさらされる場所に戻りたいと考えているわけではありません。子どもは、どんな親であれ、親からの愛情を求めています。そして、親が変わってくれることを望んでいます。

子どもが親と会いたい、親と住みたいと思う背景にあるのは、「虐待がなくなり、安心して暮らせ、愛される環境で親と住みたい」という想いなのです。

子どもは虐待親が自分の友達の親のようにいい親になることを信じ、そして変われるものだと思っています。

それはなれる可能性が著しく低くても、子どものときは「宇宙飛行士」や「オリンピック選手」を夢見ることと同じです。子どもは純粋無垢なゆえに、自分の親が「いい親になれる」ことを信じて疑わないのです。

面会交流を安全に行うためには?

子どもが会いたいと思っている以上、面会交流は実施されるのが正しいとされています。しかし、虐待やDV、モラハラをしてきた親にあわせることは高リスクです。そしてその中で、自らの行動を反省したり、謝罪をすることがない人は、そのリスクがひときわ高いと考えていいでしょう。

リスクの高い親と子どもの面会交流においては、子どもが被害に遭わないように

  • 第三者機関を利用し、面会中に第三者が立ち会う
  • 元パートナー以外の人が面会交流に立ち会う
  • 子どもと加害親を二人っきりにさせない
  • 直接の面会ではなく、手紙やメール、電話と言った間接的な面会に留める

といった配慮が必要です。

いつまで子どもに夢をみさせ続けるのが良いのか

また、子どもの安全が確保される状況での面会交流を行うだけではなく、子どもが大きくなるにつれ、親がどういった人物なのかを話す必要もあると考えられます。

離婚をすれば縁が切れるパートナーと違い、子どもと親の関係は生涯続いていきます。いつまでも親へ幻想を抱かせ続けることがいいわけではありません。

時が来たら子どもに現実を伝え、それを受け入れてもらうことは、子どもが今後、加害親から搾取されないためにも必要です。

まずは何をするべき?

将来子どもが大きくなり、親の離婚について聞くようになったり、分別がつくようになった折には、離婚に至る経緯を子どもに正直に伝えることが望ましいと私は考えています。しかし、お子さんが小さく、まだ話をしても離婚の経緯などを理解できない場合には、どのように子どもに伝えていけばいいのでしょうか。

(1)暴言や暴力はしてはいけない、されてはいけないことだと伝える

小さいころに離婚をした子供は、別居親と過ごしていた時期のことをしっかりと記憶をしていないかもしれません。同居親がモラハラの事実をしっかりと覚えていたとしても、それを記憶していない子どもにはかつて家庭の中で何があったのかを実感する術はありません。今目の前で起こっている出来事ではないことを、延々と何度も何度も繰り返し聞かされることは嫌なものです。同居親としては、子どもが将来被害に遭わない為にやっていたとしても、子どもは悪口を聞かされていると受け止めるかもしれません。

子どもがとりまく人間環境は何も親だけではありません。大きくなっていくにつれ、周りのお友達との関係が徐々に増えていき、思春期ごろには親よりも友人と過ごす時間の方が長くなっていくでしょう。人間関係はどのような関係であれ、いつもうまくいくわけではありません。友人と喧嘩をすることもあるでしょう。人からされていやだと思ったこともどんどんと経験していくでしょう。

子ども自身が嫌だと感じたことを「してはいけない」と教えられる方が、記憶に残りやすく、将来の教訓として生かしやすいと考えられます。友人関係で相談を受けたとき、園や学校で友だちと喧嘩をしてその話を聞いたときなどに、「こういうことはよくないことだよね」「嫌だったよね」と気持ちに寄り添うとともに、暴言や暴力をしてはいけないこと、相手からもそれをされてはいけないことだと伝えていきましょう。

(2)みんなと仲良くしないといけないわけではないことを伝える

たとえクラスの30人程度の人間関係であっても、合う合わないといった関係があります。そして、全員から好かれることや全員と仲良くすることを(もちろん出来て悪いことはありませんが、)目標にしないことも大切です。様々な人間がいる中で、すべての相手と仲良くすることは、必要以上に自分を我慢しなければならないからです。

自分が心地いいと思える関係を大切にしていくことは、尊敬できる人との関係を大切にすること、そしてその中で自分も大切にされ、自分を大切にしていくことを学んでいけます。反対に無理をして付き合っていけば、自分を押し殺し相手にとって都合のいい人間に成り下がって搾取される可能性が高まります。

まとめ

子どもは自分の経験をもとに、人との心地いい関係の築き方を学んでいきます。暴言暴力をNOと言える人間になること、嫌だと思った相手からは離れること、それが将来、親からそして親以外の加害者気質の人間から搾取されないために必要です。

親との関係は一時の友人関係と違い、切ることが難しいかかわりの1つです。子ども自身が自分の目で見極めて人間関係を選んでいけるようにサポートしていくことが必要だと私は思います。

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