モラハラ彼氏と付き合い始めたのは、彼からのもうアピールではないでしょうか?そして、付き合ってから突然「モラハラ彼氏」に変貌していませんか?
モラハラは治すのが難しいと言われており、すでに付き合っている時点で「モラハラ傾向」がある場合は、結婚すれば悪化することが目に見えています。
残念ながら、「結婚すればモラハラが治る」「子どもが生まれればモラハラが治る」ということはありません。むしろ、結婚や出産を機にモラハラはエスカレートしていきます。
もし、あなたの彼氏にモラハラ傾向がある場合は、自然と治ることがないことを覚えておきましょう。そして、モラハラを治すことに時間を割くよりは、キッパリとモラハラ彼氏と決別をして、もっといい相手と結婚する方が幸せな人生を送れる可能性が高いのです。
私は、モラハラ夫と結婚してしまったばかりに、結婚生活の5年間を棒に振り、さらには精神疾患まで患ってしまいました。私と同じような人生を歩んでは欲しくありません。さらには、子どもがいるので、離婚した今もなお切っても切れない関係でもあります。これからも、元夫のことで頭を悩ませ続けるでしょう。
今まだ、モラハラ彼氏と結婚していない方はぜひ、モラハラと縁のない人生を送ってほしいと思います。
モラハラ彼氏とキレイに別れる方法をまとめました。
1.キッパリと別れの意思を伝える
モラハラ彼氏からターゲットにされている人は、相手のことを思いやるばっかりにキッパリと自分の意思を伝えられないケースが多いと言えます。
しかし、モラハラ彼氏には、「あなたにはもっといい人がいる」とか「ちょっと距離を置きたい」といった遠回しな表現を使って別れようとしても、「考え直してくれ」「お前しかいない」と言った言葉で引き留められてしまい、別れるに別れられないことがあります。
モラハラ彼氏と別れるときには、ハッキリと「別れましょう」と伝えてください。
モラハラ彼氏は、自分のことを過大評価しているので、「俺みたいな人物が振られるはずがない」と本気で思っています。そして、別れを告げられた後ですら「何かの冗談」だと思っているのです。
別れる気持ちが決して揺らぐことがないということを伝えるために、毅然とした態度で接し続けましょう。
また、相手から「俺のどこが悪いか言ってくれ!」とか「別れる理由を教えてくれ」と言われても取り合わない姿勢が大切です。
悪いところを言えば、「治すから」と言って食い下がられる可能性がありますし、別れる理由を告げても受け入れてもらえないことがほとんどです。
彼らにとって理由はどうでもよく、何とか復縁するスキを探しているにすぎません。
理由を言ったところですんなりと引き下がってはくれません。
「別れる」ことだけを告げてください。
2.別れた後は、ズルズルと連絡を取り合わない
モラハラ彼氏とは、別れた後に「友人」になれる可能性は極めて低いと言えます。プライドの高い彼らは、自ら連絡を断ち切り姿を消す場合もありますが、粘着し、ストーカー化する場合もあります。
「悪いところは治すから」「もう二度としないから」と言って、生まれ変わるような宣言をすることもありますが、残念ながら治ることは稀です。むしろ、本当に自分の何がいけないのかを分かっているのであれば、復縁の言葉など簡単に言えないはずです。
「話し合えば分かってもらえるはず」だという思いがあるため、連絡を取り合うことができるということは、まだやり直せる可能性があるのだと期待させてしまいます。また、向こうから友人、知人を通じて取り持ってもらうように計らってくる場合もあります。
やり直す気がないのであれば、キッパリと縁を断ち切る気持ちでいることを行動で伝えましょう。
連絡手段は「拒否」「削除」しましょう。共通の友人、知人から「復縁」を勧められても拒否する姿勢が大切です。
しつこい場合は、電話番号から変えたほうがいい場合もあります。
3.二度と会わない 用事があるときは人を通す
別れる前には、会う必要がないように、借りたものは返す、貸したものは返してもらっておきましょう。そして、別れた後に何かと用事をつけて会おうとしてきても断りましょう。
モラハラ加害者には、特有の怒り方がありそれを専門用語で「自己愛憤怒」と言います。モラハラ彼氏も、振られたことが原因で、異常な怒り方である「自己愛憤怒」により、思わぬ行動をする場合があります。
たとえば、あなたやあなたの周りの人に暴力をふるったり、自傷、自殺といった行動を取ることがあります。
モラハラ彼氏と別れた後に会うことは非常に危険です。
人がいる前では普通の人を演じていたとしても、心の奥底ではあなたへの深い恨みを抱えており、二人っきりになった途端に豹変する可能性があります。
二度と会わないのがベストです。どうしても連絡をしなくてはいけないときは、人を通すなどして、自分の身を守りましょう。
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4.共通の友人がいる場合は、根回しをしておく
モラハラ彼氏は基本的に嘘つきです。振られた腹いせに、ありもしないエピソードをでっちあげて周囲の人間に言いふらすこともします。
たとえば、あなたが浮気をしていたとか、モラハラをしていたのがあなたの方だったとか、平気で事実と違う噂を流すでしょう。
別れた後にもモラハラ彼氏からの被害に苦しまないためには、あらかじめ共通の友人、知人には事の経緯を説明しておくことが大切です。
そして、モラハラ彼氏の中には、「ソシオパス」の性質を持っている人もいます。
ソシオパスと言うのは、後天的に生育環境などで「他人を物のように利用する、自分のことしか考えられない人間」に育ってしまった人のことです。
この場合は、あなたの知り合いが同じ被害に遭わないようにするために、周囲にも注意喚起をすることが必要です。
5.相手の行動が常軌を逸しており、身の危険を感じたら警察に相談する
モラハラ彼氏は短期的な視野しかなく、カッとなると衝動的にどんな行動を取るか分かりません。そのため、異常とも思える行動を取る可能性も少なくありません。また、ストーカー化し、付きまとわれる可能性もあります。
もし、身の危険を感じるようであれば、警察に相談してください。
その際には、ストーカーになっていると分かる記録(相手から送られてきたメールやLINE、手紙、嫌がらせの内容が分かるもの等)を持っていきましょう。
メールなどは気持ち悪いと思って消してしまうと、かえって相談や訴える時の証拠がなくなります。自分の身を護るためにも保管しておいてください。
まとめ
◆モラハラ彼氏と別れる方法◆
- キッパリと別れの意思を伝える
- 別れた後は、ズルズルと連絡を取り合わない
- 二度と会わない 用事があるときは人を通す
- 共通の友人がいる場合は、根回しをしておく
- 相手の行動が常軌を逸しており、身の危険を感じたら警察に相談する
モラハラ彼氏と別れるときには、ハッキリと意思を伝え、キッパリ縁を切る決断をすることが大切です。
特にズルズルと関係を続けてしまうと、モラハラ被害に遭い続けてしまうばかりか、犯罪に巻き込まれる危険性も高まります。
「まさかあの人がそんなことをするはずがない」という思い込みこそ危険です。
私の元夫は、付き合っているときからは考えられないような人物に変貌しました。そして数々の嫌がらせを受けました。
見た目からだけではその人の心の奥底までは計り知れません。
もしものことを考えて、自分の身を守ることを優先させてください。
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