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モラハラ被害を自覚するまで

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私のモラハラ体験談② モラハラ被害を自覚するまで

投稿日:2018年8月21日 更新日:

モラハラ被害に遭われた方、今もモラハラ被害に遭っている方、そして自分の心の整理をするためにモラハラ体験談を書いていこうと思います。

今回は、モラハラを自覚するまでの流れです。

体の不調が先に現れはじめた

夫との結婚生活の最後の1年程は私はずっと体を壊している状態でした。常にキリキリとお腹が痛くて、お腹を下していました。特に結婚生活最後の1年のモラハラがひどく、夫はいつ怒鳴るか分からない状態で、外ではクレーマーのような揉め事を起こしたり、近所でも対人関係でトラブルを起こしていました。職場の不平不満も口にしていて、環境のすべてにストレスを感じて、そのストレスを家庭の中でぶつけているという非常に不安定な状態だったのです。

なるべく夫のストレスを減らそうと、職場の愚痴も聞いたり、家事や子育ての負担が夫に行かないように気を付けていました。夫が家の中で文房具が見つからないと暴れだしたら、一緒に探して夫を落ち着かせるように促していました。外での対人関係では揉め事を起こしやすかったので、私が表に立ち、夫の状態を分かってくれるような親しい人以外とは無理に交流をしなくて済むようにしていました。

でも、どれもあまり効果はなかったように思います。

そのうち夫が帰ってくると体が緊張して、動悸がしてくるようになったのです。そして外に出かけていても家に帰るとなるとお腹がキリキリと痛みだし、常にどこかしら痛むようになっていました。

しかし、それでもすぐに離婚をしよう、とは考えていませんでした。

離婚を意識した 夫からの言葉

夫は、職場の上司とうまくいかず、適応障害を発症しました。

私と結婚する前から職場での人間関係がうまくいっておらず、だいぶ悩まされていたようでした。

しかし、そのうち夫のうっ憤は私たち家族に向き、最終的には当初言っていた職場との亀裂はきれいさっぱりなかったことになり、妻が原因で精神病になったのだと言い出したのです。

そのころから私も「このまま結婚生活を続けていてはお互いがだめになってしまう」と少しずつ考え出していました。

夫が、「お前が原因だ」ということを鵜呑みにして、私が夫に何か悪いことをしてしまった(しかし、その内容は全く夫は言わない)のかと思い、言動に気を付けていました。

でも、職場でまたトラブルがあると「職場の人は誰も信用できない、職場が原因だ」「家族しか頼れる人がいない」と言い出したり、その都度コロコロと敵が変わるのも特徴的でした。

結局夫は、社会や家庭での摩擦の原因が自分の中から来るものであると認めることができませんでした。外に原因を求めるので、結局周りの者すべてが敵になります。

そして、職場が変われば原因は消えるはずなのに、摩擦がなくならないので、最終的には一番身近にいる私たちに矛先が向いたのです。

家庭が良くない!だから自分は不幸なんだ!と結論付けて、離婚を言い出されました。

そのあとはあっという間に家から追い出され、別居生活が始まりました。

別居してからようやくモラハラに気づくことができた

追い出される形で別居が始まり、夫との物理的な距離が取れたことで初めて、夫と自分の結婚生活を客観的に見ることができるようになりました

別居してから、インターネットや本で、いろいろな離婚体験談を読んでいるうちに、自分とよく似た体験談があることに気が付きました。そして、私と似たような体験談に共通して出てくる言葉が「モラハラ」だったのです。

モラハラの特徴に出てくるものが、夫のやっていたことそのものでした。

この時、夫との結婚生活での違和感を「精神的な病気」によるものではなく、モラハラが原因であることに気づくことができました。

そして、自分がそれまで加害者であると思い込んでいたのが、ようやく自分の方が被害者であると自覚できるようになったのです。

別居をしていなかったらずっと自分自身を責め、さらにモラハラを受け続けるというストレスで体を壊していたかもしれません。

モラハラについて知る度に自分の置かれていた状況を把握できるようになった

そこからは、色々な方のモラハラ体験談を見たり、モラハラの本を読んだりして、モラハラについてどんどん知りたいという欲求が強くなっていきました。

ブログや本を読み、モラハラを知るたびにビックリしたことは、まさに自分の身に起きていたことそのものがそこに書かれていたこと。他の方のモラハラ体験談には、私の結婚生活のことを誰かが暴露したのではないかと思うくらいそっくりそのままのエピソードさえあったのです。

それまでは夫にどう接すればいいのか分からない、誰に相談したらいいかもわからない、孤独な状態でした。そして、誰にも答えの分からない私だけの問題であるように思っていたのです。

しかし、ブログや本のおかげで、それまで答えの出ないもやもやだったものが急に形をつくり、ハッキリと原因が見えてきました

「あぁ、私は加害者ではなかったんだ。モラハラを受けてきた被害者だったんだ

答えが分かって、急に肩ひじ張っていた力が抜ける思いでした。

そしてあまりにも訳の分からない夫の言動の意味が少しずつ謎解けていったのです。

でもそこでモラハラの苦しみがなくなったわけではありませんでした。

モラハラ被害に遭った苦しみからは簡単に抜け出せなかった

今度は、なぜ、私が被害に遭わなくていけなかったのか、ずっと答えの出ない問いかけを頭の中で繰り返すようになりました。

私がどういった発言をすれば、どういった態度でいればモラハラ被害に遭わずにすんだのか、夜に布団に入るたびにずっと考えていました。

頭の中で受けたモラハラのことや夫の怒鳴る声、義両親の怒鳴る声、そういうったことがぐるぐると周り続け、疲れているのにもかかわらず頭は異様に冴えていてなかなか寝付けないのです。

気づいたら朝になっていて一睡もしていないことさえありました。

うつ病の人がまるで白昼夢を見ているようだった、とうつの期間のことを表現することがありますが、それに近いような感じでした。

体は存在しているのに、心だけがまだモラハラ空間に取り残されていて、自分が今いる空間にいるようないないような現実感がない状態で生きていました。

別居してから最初の一ヶ月はそんな感じの精神状態でした。

モラハラ被害を自覚するために必要なことは?

モラハラ被害者は私のように、自分が被害者であることを自覚していないケースが多いと考えられます。

モラハラ被害を自覚するためには、まずはモラハラを知ることです。

そして、自分の置かれていた状況を客観的に分析することです。この時には、日記やLINE、メールが役に立つでしょう。

モラハラ被害を自覚するために必要なことをまとめました。

まとめ

今でも時々、夫からのモラハラ行為を思い出したときに「あの時に、ああいえばよかったのかな」「こういえばよかったのかな」とモラハラを撃退できるワードを探していることもあります。

でもその時の頭の中の夫は、あくまで私の想像上の反応しか返さないわけで、私が言ったことに対して実際にどういった反応をするのかの本当のところは分からないのですけれどね。これからも元夫に会うことはありませんし、おそらく電話やメールなどの手段を使ってやり取りすることも生涯ないものだと思っています。

あのモラハラ環境に戻ってまで、夫の反応を確かめる必要はないと考えています。

さて、夫は、調停でもウソの主張を繰り返し、妻が子どもに虐待をするような性格異常のために夫である自分が精神病になり、そのことが離婚の根本的原因であると結論付けてきました。

また、調停での体験談も書いていこうと思います。

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