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モラハラ被害者が被害に気づかない!「周囲が被害者の洗脳を解く方法」

投稿日:2019年3月27日 更新日:

モラハラ被害者の多くは、モラハラ被害に気づいていないことが多いうえに、モラハラ加害者による洗脳やコントロールによって「自分自身が加害者である」と誤解していることがあります。

傍から見れば、モラハラ被害者はどう見ても被害者であり、可哀そうな被害者を何とかして救ってあげたいと思うかもしれません。しかし、本人にその気がなければ「無理やり仲を引き裂かれた!」と、逆恨みをされてあなたとの関係がこじれてしまう原因になりかねません。

モラハラ被害者を救いたい一心で、加害者の悪口を言っても「いいところもある」と頑なにかばおうとしてしまいます。

そして、「私だけがモラハラ加害者の真の理解者になろう」と寄り添い、モラハラ加害者と縁を断ち切ろうとすることはほとんどありません。

加害者と被害者の関係であることを気づいてほしくてもそれが裏目に出て、改善されないことの方が多いのです。

では、モラハラ被害者が被害に気づき、加害者との関係を変えるための行動を起こせるようにするにはどんな働きかけを行えばいいのでしょうか?

この記事では、私自身が夫との結婚生活がおかしいと気づくきっかけとなったエピソードを元にまとめています。

1.被害者自身が気づくことが大切

まず、モラハラ被害者自身が、「私が被害者なんだ」と気づかせることが大切です。

周りが別れさせよう、離れさせようとすることは強い反発を生み、かえってこちらの言うことに聞く耳を持ってもらえなくなる可能性があります。

特にモラハラ加害者は、被害者に対して周りとの縁を切らせ孤立させようとします。そのために、「お前の友人はおかしい」「お前が不幸になるのを望んでいる」「友人関係を解消したほうがいい」「あの人と友人を続けているとお前がだめになる」などと被害者に吹き込みます。

こちらが下手に動くと、「なぜ友人たちは私に別れを勧めてくるのだろう」「私のことを不幸にしたいのだろうか」「加害者の言っていることが正しいのではないか」と思い込み、被害者自らが友人らと縁を切るような行動を起こしてしまいかねません。

2.モラハラの本を読んでもらう

徐々に「モラルハラスメント」という概念は普及し、いまやモラハラを主題にした本も出版されています。

離婚調停の場でも、モラハラを知らない調停委員に分かってもらうために、モラハラ関連の文献を提出し、「この本に書いてあることと同じことをしていた」と事例を挙げると伝わりやすいと言われています。

私は、夫と別居してからモラハラを知りました。モラハラを調べているうちに本と出会い、その本の中に自分が受けていたこととまさに同じ被害が書かれていたことに驚愕しました。

自分だけがこういった目に遭っていると思い込んでいたものが、「モラハラ」という言葉で表現できる被害であったことが分かったのです。

何かおかしいけれど、そのおかしさをうまく表現できないし、誰かに相談してもその違和感を理解してもらえませんでした。自分の中でも「気にしすぎなのかもしれない」と思っていました。

本には、私が苦しんでいたことが他の人の手によって文章にされているのではないかと思うくらい自分自身の体験とぴったり一致していました。そのとき、この本が自分の結婚生活の内情を暴露してくれたようにさえ思ったのです。

自分が感じていた違和感を他の人が書いた文章で読んだとき、自分の体験を客観視でき、結婚生活のおかしさが実感できました。

文章というのはインパクトが薄いような気がしてしまいますが、それをまさに経験した人からすれば、これほど強いインパクトはありません。被害者の方には、ぜひ本を読んでもらうことをオススメします。

外からの強い衝撃は、被害者の目を覚まさせるのに十分です。

3.自分の結婚生活や彼氏とのエピソードを話す

自分の結婚生活の話を被害者に伝えることで、いかに世間のパートナーとの生活と被害者の生活がずれているかを理解してもらうことです。なるべく多くの友人の話を聞けるといいでしょう。何が普通で、何が普通でないかを判断するのには、エピソードが多いほうがいいからです。

私の結婚生活では、すべてのお金を夫が管理し、私が自由に使えるお金は全くありませんでした。しかし、私の友人で私と同じような生活をしている人はいませんでした。専業主婦であったとしても皆、夫から生活費を受け取っていたのです。

ましてや私のように、自分のものを買うときには、独身時代の預貯金を切り崩さなくてはいけない人などいませんでした。

自分の結婚生活が世間から見れば一般的ではないという確証を、多くの友人たちの話から得ることができました。

4.加害者の言ったことを日記に書いてもらい、その変わりようを把握してもらう

モラハラ加害者は言ったことがコロコロと変わり、一貫性がないという特徴があります。そのため、以前に言ったことの真逆のことを平気で言うことができます。いくら加害者の言っている通りにしても、言っていることの方が変わるので対応できません。被害者は無自覚に加害者に振り回されてしまいます。

そこで、加害者の言ったことを日記やメモアプリなどに記録しておき、その証拠を取っておいてもらいましょう。そして、次々と言っていることが変わっていく様を認識してもらいましょう。

私の場合は、上記のように自由になるお金がなかったことを夫に相談したら、夫は「俺の周りはみんなそうしている」「これが常識だ」と言われました。

しかし、義両親も義姉も妻である義母や義姉が家計を管理していたので、それは嘘でした。

そのことを言うと今度は、「お前が財産を管理できそうにもないから代わりにやっているんだ」と言い出しました。このときすでに「常識だから」といっていたエピソードはどこかに行ってしまいました。

それでもシャンプーも買えないことは困ると伝えると、最終的に「お前がお金を使うのではなく、子どもたちに1円でも多くのお金を使ってあげたい」と言ってきました。しかし、夫自身は毎月多額の小遣いを使っていましたし、義両親にも頻繁に贈り物をしていたので、実際は子どもに多くのお金を使っているわけではありませんでした。

その時その時で言っていることが変わり、時には「家族のため」「子どものため」という聞こえのいいセリフを使います。一方で、実際の相手の行動を見ると、言葉とは真逆なことをやっているのでどんどんと違和感に気づいていくでしょう。

相手の言うことがコロコロと変わり、被害者は単に振り回されているだけだということに気づいてもらうのが一番です。

日記やメモは有効な手段です。

5.加害者のやっていることを真似してみる

被害者は、加害者のやっていることを治してほしいと思いながらも、「あの人には良いところがある」と思い込み離れることができません。

「本当はいい人」「モラハラをしなければいい人」という刷り込みに縛られてしまっています。

そこで、あなたが加害者からされている行為を真似て、その場でやってみてあげてください。

モラハラ加害者と被害者は共依存という関係にあるため、明らかにおかしな行動をされているのにもかかわらず脳がそれを正当化し、おかしさから目を背け続けています。

しかし、依存関係にない別の人がモラハラをすれば、「それがどんなにおかしい行為か」ということに案外簡単に気づけたりするのです。

6.被害者の気持ちを待ってあげる

こうして少しずつ出てきた違和感は、畑にまいた種のようにいずれ芽を出し、大きくなっていきます。被害者は最初は「なんとなくおかしい」と思っていたことも、自覚をしたことでそのおかしさが「異常なレベル」であることが徐々にわかってきます。

このときに被害者が結論を出すことを急がせないであげてください。被害者の気持ちが変わっていくのを待ってあげましょう。

ただし、連絡手段を断たれていては困るので、なるべくこまめに連絡をしてあげてください。内容はモラハラ以外の世間話などだといいでしょう。

そして、被害者がSOSを出したときには、助けてあげてください。

7.被害者の様子がおかしいときには、すぐに助ける必要がある

しかし被害者が明らかにいつもと様子が違うほど衰弱しているようであれば、急を要する場合があります。

モラハラは、受け続けるうちに様々な病気を発症させます。

時には自ら命を絶ってしまうほど追い詰められていることもあります。こういったときには、通院や休養を理由に加害者と距離を取らせたほうがいいでしょう。

まとめ

私は、夫の言っていることの大部分が「実は嘘なんじゃないか」と疑い始めてから、「離婚をしたほうがいい」と思うまで約1か月ほどありました。そしてさらに、モラハラだと気づくまでには、別居してから数週間の時間が必要でした。

私自身も、夫の良いところばかりを見ようと、悪いところからは目を背け続けていたこと。しかし、そのことがかえってモラハラ被害を拡大させていたこと。さらには、子どもたちにまで被害が及ぶようになってしまったこと。

そのことに気づいてからは、気持ちの変化はあっという間でした。

また、もし被害者の方が「離婚」を決意しなかったとしても、引き続き縁を断つことなく見守ってあげて欲しいと思います。夫婦のことは夫婦にしか分からない形があったりもします。(明らかに被害者の様子がおかしければ、この限りではありません。)

モラハラ被害から抜け出した後も、被害者の苦しみは続きます。

モラハラ被害者の心の動きを知るのに参考にしてください。

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