私のモラハラ体験談④ 主人と奴隷の夫婦関係

私のモラハラ体験談④ 主人と奴隷の夫婦関係

今回は、私が感じたモラハラ夫との夫婦関係についてです。

このサイトでもよく「自分が奴隷のように感じた」という表現を使っています。奴隷は時には暴力をもってしてまで服従させられるので、そういう点では暴力がない分奴隷よりは幾分マシだったかもしれません。しかし私にとって結婚生活は、安心や安らぎの場ではありませんでした。

私はなぜ自分が「奴隷」であるように感じていたのか、モラハラ配偶者との夫婦関係というのはどんな風なのかをお伝えします。

目次

婚姻届けを出したからといっていきなり家族になるわけではない

結婚は突き詰めてみれば”制度”ですので、婚姻届けを一枚役所に出せばいいだけのことです。受理されれば結婚が成立します。

しかしお互いが出会うまで全く異なる環境で生きてきた別の人間であるため、婚姻届けを出したからと言ってすぐに「家族」になれるわけではありません。

結婚後、半年以内に喧嘩を多くしたカップルの方が、喧嘩が少なかったカップルよりもその後の離婚率が低いというデータがあるそうです。つまり結婚生活が始まると、お互いの生活習慣の違いや価値観の違いで衝突することは必然であり、むしろ衝突することで凸凹した価値観がならされて新しい家族の形を形成することができるのだと考えられます。

この結婚後の価値観の衝突はどのカップルでも起こり得ることです。中には、結婚後十年以上たっても全く喧嘩をしたことがないというカップルもいますが、それはごくまれなケースであり、多くの場合は衝突は避けられません。
結婚後にうまくいくかどうかは、喧嘩をしないようにすることが重要なのではありません。上の例でも分かるように衝突自体が問題であるわけではなく、価値観の違いが起こった時にお互いが新しい家族としての価値観を作り上げることができるかどうかが重要になってくるのです。

なぜモラハラ夫との結婚生活で自分自身が「奴隷」のようであると感じたのか

「結婚したから」「婚姻届けを出したから」といってそれだけで簡単に家族になれるわけではありません。お互いが努力して新しい家族を作り上げていく意識が必要ですし、そして夫婦や家族と言えども、相手のことを尊重しなければいけません。

ここで「もう家族になったのだから」と安心して、パートナーのことを所有物のように考えてしまう人も中にはいます。私にとってはそれが元夫でした。奴隷というのは、主人の所有物です。私が夫から「奴隷のよう」だと感じていたのは、私が夫の所有物のように扱われていたことが原因であったと思います。

私の体験談

所有物という表現では、モラハラ被害は生ぬるいと思います。人によっては、自分の持ち物を大切にする人もいるからです。私はハッキリと「奴隷のような扱いを受けていました」と言ったほうが的を得ていると思うんです。モラハラ加害者はパートナーのことを全く大切する気がないのですから。

夫にだけ「心地いい環境」を作り上げなければならない生活

夫婦になったのであれば、お互いにとって心地いい環境を模索し、譲れるところはお互いに譲り合っていい家庭を築いていけることが理想ですよね。

しかし、元夫は自分にだけ心地いい環境をつくることを強要し、私の価値観はそもそもないもののように扱われていました。

私は結婚生活でただの一度も夫との話し合いが成立しなかったと感じています。それは、夫はそもそも夫婦間で何かを共有する気がなかったからです。夫は新しい家族というのは自分の価値観のみを尊重してくれればよく、従属化に置いたパートナーの言うことを聞く必要などないと考えていました。もしパートナーが言うことを聞かなければ、怒鳴ったり無視をしたりモラハラ行為をして言うことを聞かせて行けばそれが「(自分にとって都合の)良い家族である」と思っていたのでしょう。

私の体験談

夫は会社で溜めてきたストレスや義両親から受けたストレスを家の中で発散していました。怒鳴る夫に「やめてほしい」と訴えると「家族のフォローがなければ仕事を頑張れない」や「お前はニコニコしていればいいんだ(反論するな、すべて受け入れろ)」などと言われました。自分だけが怒鳴れる心地いい環境をつくり、家族が批判することすら許しませんでした。夫にいくら怒鳴ることをやめてほしいと訴えても、夫は治す気はありません。「お前のせいで怒鳴るんだ」と責任転嫁されたことさえあります。夫は家族に対して怒鳴ることを全く悪いと思っていませんでした。それどころか、怒鳴ることを容認できないような家族がいると自分は仕事ができなくなるとか、そのことがストレスになると言ってきたのです。
義父からも「息子は怒鳴るものだ」「それが我慢できないのであれば、嫁としてふさわしくない」と言われました。
お互いや家族にとっていい環境をつくることができる関係からは程遠かったのです。

いうことを聞かなければ話し合い以外の手段を使ってくる

夫は自分の意見が通らないときは必ず、

  • 長時間無視をする
  • 家出をする
  • ものや壁に当たり大きい音を出す
  • 怒鳴り散らす
  • 運転中であれば危険運転をする
  • 「自殺する」「離婚する」という
  • 子どもに当たる(そしてそれはお前のせいだという)

と言った行為をしてきました。

話し合うという行為は、相手と対等な立場でなければ成立しないのです。働きの悪い奴隷に「仕事をしてください」と説得する主人はいません。ましてや「もっと給料を上げるから頑張って」と交渉するはずもありません。奴隷には鞭でたたいて言うことを聞かせればいいと思っています。

モラハラ加害者の場合、鞭でたたく替わりがモラハラ行為なだけで本質は同じです。

私の体験談

こういった強要は、私の体調に全く関係なく行われていました。たとえば、妊娠中でつわりがひどいときも、高熱を出して寝たきりのときにも行われました。むしろ、そう言って私が反論できない状態のときのほうがいうことを聞かせやすいと積極的に強要されていたと思います。このように「人間として扱われていない」ことが「奴隷として扱われている」と思うには十分でした。

モラハラ環境をつくることは一生懸命やるモラハラ加害者

モラハラ加害者は外からの評価についてはやたらと気にします。外の自分の支配下に置けない人間から「その行為は非人道的ではないか」と指摘され、奴隷の味方をされてしまったらモラハラ環境が一気に壊れてしまうからです。そのため外からは「いい家庭」のように見えるように人一倍努力します。外の顔はうって変わって善人であり、むしろ普通の人よりもいい人である場合すらあります。
一方で自分の親しい友人の前や自分の親族の前ではパートナーのことを貶めて自分の立場を知らしめる行為をすることもあります。自分にとっての味方である人(モラハラを成立させてくれる相手)の前でモラハラ行為をやることは何の脅威もないうえに、さらにモラハラを強化することができるからです。

内と外でキャラクターを使い分け、周囲の人までも利用してモラハラ環境をつくることに余念がありません。

コツコツと「自分にだけ心地いい環境」を築き上げるための努力は欠かさないのがモラハラ加害者です。

このようにモラハラ加害者は用意周到であり、悪い意味で努力するため、被害者は孤立しやすくモラハラ環境から抜け出すのが難しくなります。

私の体験談

元夫は、夫親族の前で私のことを怒鳴る人でした。一方で、私の親族の前ではいい人を演じ、そのときだけ積極的に子育てをしていました。普段から妻以上に子育てをしている夫のように見せていたのです。こうして私の親族から「あなた(私のことです)は良い結婚相手を見つけたわね」と言われるくらい高い評価を得ていました。そのため別居、離婚の報告をした際には、「あの人がまさか!」とモラハラ被害をなかなか理解してもらえませんでした。こういった根回しは舌を巻くほど巧妙に行われていました。

結局、モラハラ加害者は対等な関係が不得意なのである

対等な人間関係というのはモラハラ加害者が最も不得意とする分野です。

結婚前には必ず価値観をすり合わせをしてみて、パートナーの反応を見ましょう。

詳しい方法は、下記の記事を参考にしてください。

私のモラハラ体験談④ 主人と奴隷の夫婦関係

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