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ツギハギだらけの世界にいる感覚?離人症ってどんな症状なの?

ストレス・メンタルケア

ツギハギだらけの世界にいる感覚「離人症」とは?治療法はモラハラにも活かせる?

投稿日:2019年7月19日 更新日:

まずはじめに言っておかなくてはいけないことは、このサイトのテーマであるモラハラと離人症とは何の関係もありません。しかし、脳の解明されていないメカニズムによって引き起こされる症状(離人症、シャルル・ボネ症候群など)と同じように「脳の働き」が原因であるという点において、モラハラと似ている部分があるのではないかと考えられるのです。また、その発症原因と言われているものも、モラハラと似ている(トラウマ体験等)ことが挙げられています。

※私はモラハラは精神疾患ではなく、脳の認知の歪みの結果、引き起こされるものだと考えています。うつ病などにより感情がコントロールできずに暴言を吐いてしまうのと、モラハラは決定的に違うものです。

1.離人症ってどんな症状なの?

私たちは、映画を見ているときに熱中しすぎると、主人公に感情移入してあたかも主人公の気持ちが自分の気持ちであるかのように深く共感したり、映画の中の世界に入り込んで自分自身が同じ体験をしているように錯覚することがあります。

スクリーンの中の世界のことを現実のもののように感じ受け止める経験したことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

離人症は、その感覚とちょうど正反対のように「現実の世界がまるでスクリーンの中のことのように感じる」症状です。

その他にも以下のような症状が表われると言われています。

  • 見慣れている世界が異世界のように感じられる
  • 風景が白黒にみえる
  • 泥のような疲労感を感じる
  • 世界にたった一人であるかのような孤独感を感じる
  • 生き物が人工物のように見える
  • 時間、音、物の大小といった感覚が現実とは異なる長さや大きさで感じる
  • 夢や霧の中にいるように感じる
  • 見えない壁によって外界から遮断されたように感じる
  • ある日突然、今までの世界がバラバラになったように感じる
  • 自分を他人のように感じる
  • 自分の声を自分の声だと認識できない
  • 自分のことを生きた屍のように感じる

2.離人症はなぜ起こるの?原因は?

離人症は主に幼少期に発症すると考えられています。40歳以上になってから初めて発症することは稀です。

離人症は、一過的な症状を含めるとおよそ約4分の1の人が生涯で一度は経験したことがあるとも言われており、意外と多くの人が症状を体験したことがあるようです。たとえば、最愛の人を亡くした後、世界の色を失ったり、現実感がなくなって生きているのか死んでいるのか分からないような感覚に陥ることがあります。それも一過性の「離人症」の症状です。

離人症が引き起こされる原因は、強いストレスです。

  • 幼少期のネグレクト
  • 面前DV
  • 身体的虐待、暴力
  • 命を脅かすほどの大きなトラウマ体験
  • 愛する人との離別や死別
  • 薬物の使用

これらが原因となって発症します。

つまり、「現実の強いストレス」から逃れるために、現実から感覚を切り離すことで対処しようとした結果が「離人症」という症状だということです。

強いストレスを感じる環境を変えることはできないので、環境に適応するためには「ストレスを感じない」ように自分を変えるしかありません。そうして脳が環境に適応しようとした防衛的反応だと言えるでしょう。

幼少期に発症したケースでは、幼いころには一過性の症状(離人症状が数分で収まる)であったものが、大きくなるにつれ症状から抜け出せなくなり、社会生活に支障をきたす場合もあります。

3.離人症の症状が出る患者の特徴

そして、「統合失調症」などの精神疾患と異なり、「離人症」の患者は、世界がおかしくなったのではなく、「自分の方がおかしい」という認識が常にあり、非常に冷静であるという特徴があります。自分のことを客観的に理解する能力も失われてはいません。

こういった点から「離人症」は「精神疾患」ではないとされています。

4.離人症はどうやって治療するの?

離人症の治療は、精神療法は投薬治療、このほかにも行動認知療法や五感への刺激を活用したグラウディングなどが挙げられます。

自分の内的な感覚に耳を澄ませ、注意を向けるようにすることや、鏡で自分をみたり、自然を感じ、同調することも効果があるようです。

そして、離人症を発症するのは、大きなストレスと「自分はここに居てはいけない」という感覚です。

自分がこの世界に居てもいい、自分の居場所がこの世界にあると感じることが離人症を治すうえで必要不可欠になってきます。

◆関連記事◆

5.私たちは幼いころからの環境に適応するために、環境に適応する「自分」に変える力を持っている

私自身、夫と暮らしていたときのことを思い出すと、「もし幼少期から夫のような人と一緒に暮らしていたのであれば、自分も同じような人間になったであろうことが想像できるし、さらには大人になってからそれを治療できたかどうかは分からない」と考えています。

夫との結婚生活は5年にも満たない短い期間ではありましたが、その影響をまともに受けた私は、別居後もいろいろな症状に悩まされ苦しんだ時期がありました。

もし、同じような状況が長期間、しかも物心ついたときからあったとしたら、その影響計り知れないことは想像に難くありません。

モラハラ環境に適応するために、成長していく段階で脳の発達を「モラハラに適応する形」で変えてしまった、それがモラハラ加害者の主たる原因であると考えています。

このように、脳の変容は、私たちの行動や性格、さらには人格までもを変えてしまいます。

環境の影響が強ければ強いほど、強い力でもってして脳を変えなくてはいけません

モラハラ加害者の場合、強いものには絶対服従し、弱いものには服従させてもいいという弱肉強食の人間関係や責任を放棄し、嘘をつけば役割を果たさなくてもいいという感覚が根付いています。

そういった生まれ育った時からの感覚はなかなか抜けてはいかないものです。

6.離人症の症状を経験した人は完全に治ることはない?

一度バラバラになった世界を、パーツを組み立て直したとしても完全に元と同じように戻れるわけではありません。よく見たらツギハギがあり、組み立て直したことがわかるでしょう。

幼少期から離人症を経験している患者の中には、完全に現実世界に戻ってくる(離人症が治まる)ことはできない、一生この症状が続くと考えている方もいます。

しかし、離人症のような麻痺や失感情、非現実感が現れたときに、「現実に戻ってくるための自分なりの対処法」をすることで時間をかけて症状を収めることができるようになるそうです。

治療には、症状を改善することだけではなく、症状が表われたときに症状を収めるための自分なりの対処法を見つけておくことも重要だということです。

7.まとめ

離人症は、適切な治療を受ければ必ず症状は軽くなると言われています。私はモラハラも、適切な治療を受ければ、症状は改善されるのではないかと考えています。そして、モラハラが完全に治らなかったとしても、モラハラが出たとき、もしくは出そうになったときに「自分なりの対処法」を使うことで、被害を減らしたり無くすこともできるハズです。

しかし、「離人症」と「モラハラ」の大きく異なる点は、「離人症」の患者は、自分がおかしいという客観的な認識ができ、自分を治療しようとするのに対し、「モラハラ」では、周囲や環境がおかしいと考えて、周りを変えようとします。

それが「モラハラ」を治しにくい決定的な理由です。

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