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「DV・モラハラ・虐待の連鎖を止める」ことで救われる人は誰なのか?

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虐待の連鎖を描いた広告の意味が分かると背筋が震える

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このサイトでは、DV(暴力)やモラハラは親から子、先輩から後輩、上司から部下へと連鎖されていくことを伝えています。

モラハラ加害者の多くは、かつてはモラハラ被害者です。モラハラ被害で傷ついた脳や心は癒えず、被害の後も苦しさを抱え続けてることがあります。理不尽さ、辛さ、苦しさ、それらのストレスを今度は自分よりさらに弱いものへとぶつけてしまう…それが、モラハラが継承されていってしまう悪いメカニズムなのです。

今回は、子ども支援活動を行っているNPO団体「セーブ・ザ・チルドレン」が出した広告がとても印象的だったのでご紹介します。

児童支援NPO団体の広告から見える虐待の連鎖のメカニズム

下の3枚の広告を見てください。

広告には、手を挙げられている子ども、怒鳴られている子ども、怯えている子どもが映っています。いずれもその相手は「親」です。

児童虐待防止啓発広告

児童虐待防止啓発広告

児童虐待防止啓発広告

(参照記事:https://adgang.jp/2012/06/18360.html

随分とたくさん人がいるように見えますが、親と子どもの後ろにいる人物は、他の家族ではなく、成長していく子ども自身です。そして、彼らはみな幼い自分が「虐待」されている様子を見ています。

この広告には、さらにつぎのようなキャッチコピーがついています。

70% of abused childeren turn into sbusive adults. donate at savethechildren.mx.
(虐待を受けた子供の70%が虐待をする大人になります。 「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付してください。)

つまりこれは、虐待が高い確率で連鎖するということを啓発し、その子どもたちを救う活動に協力を求める広告なのです。

虐待を受けた子どもが虐待親になるまでの過程が見える

注目してほしいのは、虐待を受けている子どもが成長していくときの、その表情です。

最初は虐待に怯え、泣いていた子どもは、ある時からその表情がガラリと変わります。

1番上と真ん中の広告では、少し成長したときには暗い表情をしていますが、思春期ごろには、怒りの表情に。

そして成人期にはより強い怒りを表しているように見えます。

そして最終的には自らも虐待する親の姿に…。

一番下の広告では、少し成長した時には悲しみの表情にみえますが、次第に表情がなくなり、感情を失った冷酷な人間に成長していくさまが見て取れます。

虐待は、「キレやすい人」「冷徹な人」を作り出し、その影響が早くからさらには生涯にわたって続くことも読み取れます。

まさにこれは、虐待を受けた心の傷はやがて怒りに変わり、人間を壊し、最終的には親と同じ姿へと成長を遂げてしまう恐ろしき虐待連鎖のメカニズムを的確に表しています。

子ども時代の表情が、悲しみから怒りへ、もしくは悲しみから無表情へと成長するにかけて変わっていくのは、「怒りの蓄積」や「学習性無力感」といった被害の実態そのものです。

そして、最後に一番のポイントとなるのは、3つの広告すべてにおいて、「虐待をしている親は、かつての子ども時代の自分を虐待している」という構図になっている点です。

これは虐待の連鎖を、分かりやすく印象深く表現していると言えます。

虐待の連鎖を止めることが救うものとは?

もし、成長過程で虐待を止めることができたらどうなるでしょうか?

成長過程で、心の傷を癒すことができたり、親のようにはなりたくないとかつての親の姿を戒めとし、虐待をストップできたとしましょう。

この広告に出てくる、成長過程の一番最後「虐待をする親」の姿はなくなります。すると必然的に虐待されている子どもの姿もなくなります。

この広告の構図は、虐待の連鎖を止めることは、未来の自分の子どもを救うだけではなく、かつての虐待を受けていた幼いころの自分をも救うというメッセージにも見えます。

親は選べない、しかし自分がどういう親になるかは選べる

この広告のキャッチコピーにもあるように、虐待は高い確率で連鎖していくことが知られています。このサイトのテーマであるモラハラも同じです。

生まれてきた家で、どんな扱いを受けるのか、それは残念ながら子どもには選べません。すべての子どもが衣食住の保証されたあたたかい家庭の中で、親から愛され、必要とされ育っていけるわけではありません。

もし、この広告のような虐待のある家庭に生まれてしまったとしても、それは子どもには何の責任もないことです。

虐待が子どもの心に与えるキズは深刻な影響をもたらします。たとえ虐待から抜け出せたとしても、その傷が人間不信や心の病気、非行、摂食障害、睡眠障害、依存症などにつながることもあります。

それをさらに、次の代、次の代と継承していってはいけません。

生まれ育つ家庭は選べなくても、次に自分が持つ家庭は自分自身で選ぶことができます。

次の家庭では、愛情とぬくもりのある人生を送れるように、「虐待の連鎖を自分の代で止める」勇気が必要ですし、連鎖を断ち切ることができたことは強い人間である証でしょう。

自分の傷を癒すために、虐待を使わないでください。

暴力やモラハラを使わないでください。

そのことが、子ども時代のあなたを苦しめていることに気づいてください。

自らの人生は自らの手で操縦できます。

向かうのは光のある先です。

幸せに進んでいってください。

それがモラハラ被害に遭った私の強い願いです。

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