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毒親が「愛玩子」と「搾取子」をつくる心理とは

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毒親が「愛玩子」と「搾取子」をつくる心理とは

投稿日:2020年2月19日 更新日:

「愛玩子」と「搾取子」という言葉を聞いたことがありますか?

兄弟の中で特定の子どものみを可愛がり、特定の子どもを攻撃する。この時に可愛がられる子どもを「愛玩子」、攻撃される子どもを「搾取子」と呼ぶそうです。

「愛玩子」と「搾取子」は反対の役割を担いますが、同時に「対」の存在でもあります。

「愛玩子」と「搾取子」それぞれの役割は?

愛玩子の役割

愛玩子とは?

  • ペットのようにかわいがられる。
  • 過剰に服やおもちゃなどを与えられる。
  • 悪いことをしても叱られない。
  • 何をしてもいつも「優しい子」だと見なされる。
  • 親から学歴、職業、進路などで理想を押し付けられる。

愛玩子は、親にとっては自分にとって都合のいいアクセサリーのような存在で、周囲に見せびらかしたり、称賛を浴びるためのアイテムとして利用します。

お金を使い子どもを飾り立て、見栄えを良くします。また、いい親と見なされるために、仲のいい親子を演じたり、子どものことを一番に考える親としての行動をとります。

搾取子の役割

搾取子とは?

  • 服やおもちゃなどを買ってもらえない。あからさまなランク差別などをつけられる。
  • 学童期には学用品など必要なものを買ってもらえない。
  • 充分な勉強を受けさせてもらえない。
  • 愛玩子がした悪いことの責任を取らされる。
  • 家事などの労働を押し付けられる。
  • 愛玩子が悪いことをしてそれを訴えると「性格が悪い子」だといわれる。
  • お金や労働力などを搾取される。
  • 家族で出かけるときに留守番をさせられる。
  • 親から悪口を言われる。
  • 不幸の原因を押し付けられる。

搾取子は毒親のストレス発散要因です。嫌なことや都合の悪いことをすべて搾取子に押し付けます。また家庭内に惨めな存在をつくることで、親の支配力を見せつけ逆らうとどうなるかを他の子どもたちにもアピールします。その結果、子どもたちの親への忠誠心が上がり支配構造が確立します。

毒親が家庭内いじめの構造をつくる理由

なぜ同じ我が子を差別し、家庭内でいじめをするのでしょうか。

理由1:同じような家庭環境で育ってきている

こういった家庭をつくる親もまた、似たような家庭で育ってきているといわれています。毒親にとって家庭とは、「差別」や「支配」があって当たり前の環境です。生まれたときからこのような環境で育ってきているため、子どもを差別をすることを悪いことだと思ったりはしません。

生まれ育った環境が元で、そもそも「公平」や「平等」といった概念がない場合もあります。過去の友人関係においても上下関係をつくったり、特定の友人を差別したり、お気に入りがいることもあります。

こうだと育てられてきた人は、たとえ大人になってもその異常さに気が付かずに親からされたことをそのまま次の世代へと繰り返します。

理由2:誰かを踏みつけにしなければ生きていけない

誰かを下げること、攻撃をしなければ心を保てない人がいます。毒親もまた、そういうタイプであると考えられます。常に誰かを攻撃のターゲットとし、不安定な人間関係の中でしか生きられないのです。

家庭の中で特定の子どもだけが虐待されていたケースで、その子が保護された後、家庭内の別の子が虐待されるようになったという話があります。ただ、踏みつける人が変わっただけです。常にストレスを発散できるターゲットをつくろうとします。

理由3:子どもを使ってストレスを発散しようとする

毒親になる人は、家庭でうまくいかなかった経験が過去にあるか、もしくは今現在ある人です。そして、そのうまくいかなかったストレスを発散させるために子どもを利用します。

理由4:自分の人生を子どもに押し付ける

また、過保護な親から束縛され自分の人生を歩んでこれなかった毒親は、今度は我が子に自分の人生を歩んでもらおうとします。学歴、職業、友人、進路などに過剰に口を出し、子どもをコントロールしようとします。

経歴や過去にコンプレックスのある親は、自分の人生のマイナス分を優れている子どもを持つことで取り戻そうとします。

この時に親は「あなたのため」と言って、行動を正当化したり、愛情を振りかざして言うことを聞かせます。

理由5:子どもは親に恩を返すものだと思っている

中には、子どもを産んだことですでに親の責務を果たしたと考えている人もいます。そして、十分な養育をするどころか、子育ての中で子どもから親への恩を返してもらおうと搾取に繋がるのです。

搾取子になりやすい子は?

「搾取子」は、選ばれやすいことそうでない子がいます。もちろん、どちらにせよ本人には全く何の非もありません。

1.毒親に似ている子、もしくは毒親に似ていない子

自分に似ている子ばかりを可愛がったり、反対にコンプレックスの強い親であれば、自分に似ていない子ばかりを可愛がったりします。

外見による差別

2.異性、もしくは同性

異性の子どものみを可愛がったり、同性の子どものみを可愛がったりします。兄弟間であからさまな学歴差別をつける場合もあります。(長男は大学院にまで進学させるが、長女は高卒など)

性別による差別

3.長子

「搾取子」には、長男や長女が多いといわれています。自分のことは自分でできたり、下の子どもが親に甘え上手だったりすると、毒親から「あなたはいつも甘えてこない、可愛くない」と言われてしまうこともあります。

また、長子は我慢するべきのように言われて育ち、「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」下の子に譲るのが当たり前だと差別を受けることもあります。

長子が搾取子になりやすい理由の一つに、毒親はいついかなるときも「ターゲット」がいなくてはいけないということが挙げられます。つまり最初に生まれた子どもは他に子どもがいないために「ターゲット」にされる確率が高まります。次に生まれてくる子どもはすでに「ターゲット」がいるために、「ターゲット」を免れるのです。

生まれた順番による差別
「愛玩子」と「搾取子」は、生まれた順番や性別、外見や能力などで決まります。「搾取子」が悪い子だったからということはありません。「搾取子」になった原因は本人にはありません。

兄弟差別によって家族はバラバラに…

あからさまな差別が生むのは、子ども同士の対立です。愛玩子にとっては、搾取子は恥ずべき出来の悪い兄弟であり、搾取子にとって愛玩子は親からの愛情を独り占めする憎き相手になります。差別を受けながら育った兄弟は、大きくなってから徹底的に断絶し、連絡すら取り合わないこともあります。

支配関係は支配力がなくなったときには破綻を迎え、二度と結ばれることはありません。家族はバラバラになります。

「愛玩子」だったとしても悪い影響がある

愛情を受けて育ったように見える「愛玩子」も将来人間関係でうまくいかずに社会に溶け込めないといった弊害が現れます。

搾取子に責任を押し付けて育ってきたため、自分は何をしても許される存在だという誤った思い込みで、大きくなってからも無責任で自己中です。自分の失敗を周囲に責任転嫁し、取り返しがつかないほど人間関係を壊すことがあります。

また、「愛玩子」も不安定な人間関係が当たり前だと思っているために、ターゲットをイジメる加害者になります。

「愛玩子」は愛されているわけではない

残念ながら、「搾取子」と対をなす「愛玩子」も決して毒親から愛されているわけではありません。自分を引き立てるアクセサリーのような存在であり、毒親の主役はいつも自分です。

「愛玩子」は特定の子どもだとは限りません。自分の理想を外れた子どもに対してはいとも簡単に地位を落とし、「お気に入り」をコロコロと変えることもあります。

毒親から愛情をもらおうと努力してはダメ!

毒親の愛情というのはいつも「条件付き」で真実の愛ではありません。

搾取子から見れば愛されている愛玩子は羨ましく目に映ります。しかし、そこにあるのもまた、偽物の愛情なのです。

親からの愛情をもらおうと躍起になって毒親の要求をかなえてはいけません。そもそも無償の愛情というものを持ち合わせていないのだと割り切ることが必要です。

ある程度の年齢になれば離れ、自分の人生を生きることに力を注ぎましょう。

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