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【小4女児虐待死】勇一朗被告の証言とモラハラ加害者の限界

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【小4女児虐待死】勇一朗被告の証言とモラハラ加害者の限界

投稿日:2020年3月11日 更新日:

わずか10歳の我が子へ拷問のような非道な虐待を繰り返し、命を奪った事件。

2月21日に初公判が開かれ、裁判が続いています。しかし、裁判の中で動機などの真実が分かることはなく、被告の発言からは反省の気持ちが感じられることはありません。(2020年3月18日 懲役16年の判決が出されました。)

被告の不審な話に焦点を当てて、DV・モラハラ加害者について考察しました。

勇一朗被告の話は何がおかしい?

もし、我が子が夜中に暴れたとしたら、普通であれば、「どこか痛いのだろうか、苦しいのだろうか」と心配したり「怖い夢でも見たのだろうか」「学校で何かあったのだろうか」と暴れるに至った理由を考えると思います。勇一朗被告は、この時のやり取りをこう語っています。

私は何もしていないのに、何で騒いでいるの?と聞きました」

「(被告の質問に心愛さんは)答えはせずに『廊下に立っていればいいんだろ』『屈伸をやります』『駆け足をやります』と言っていました」

暴れた理由をまず「私(勇一朗被告)は何もしていないのになぜ騒いでいるの?」と聞いたというところに強い違和感を覚えます。

心愛さんが暴れる理由が自分にあることが分かっているような質問です。普通であれば、「どうしたの?」「何があったの?」「どこか痛いの?」と聞くのではないでしょうか。

そして、「心愛が夜中に暴れたから」という理由で廊下に立たせたり屈伸をさせたとしていますが、その提案をしたのは心愛さん自身だとしています。

夜中に暴れる原因を聞いてそれを解決させるのではなく、心愛さんに罰を課すことで暴れることをやめさせようとしています。これにも我が子への対応として強い違和感を覚えます。

切り貼りされた記憶?ストーリーの流れが見えてこない

原因→結果のように、人の行動にはそれを行うに至る理由があります。ひとつの行動を見るときには、その前後の流れを汲み「なぜそういう行動をとったのか」を見なくてはいけません。

しかし勇一朗被告の証言はどれも、出来事の一部にばかり強く焦点が当たり、全体的な出来事の流れが見えてきません。

「なぜ心愛さんは暴れたのか」

「なぜ心愛さんは自ら罰を提案したのか」

「なぜやられてもいない暴行をアンケートに書いて、児童相談所の職員にはなしたのか」

勇一朗被告から見た心愛さんの言動には不可解な点ばかりが残ります。

裁判長からも「被告が話すことの中でイメージがわかないこともあったが、本当のことを話しているか」と尋ねられており、多くの人が同じような印象を持っているのではないかと感じます。

隠された事実に真実がある

もしかすると、心愛さんが何らかの理由で夜中に暴れたことは本当なのかもしれません。しかし、なぜ寝ている時間である夜中に「わざわざ起きて暴れたのか」という部分については、証言の中で全く出てこずに闇の中です。ここに心愛さんが暴れざるを得なかった原因が隠されているはずです。

しかし、エピソードが切り貼りされているゆえに事実関係がまったく見えてこないのです。被告はしきりに「事実を話しています」と言っていますが、話していない事実があまりにも多いように感じます。

そして、それらの原因は被告の主観的な部分により片付けられています。

「心愛が嘘をついている」

人が入れ替わっていないだろうか?

また、被告の証言には他の証言者との矛盾もあります。

「妻が暴言を吐き、胸倉をつかんできた」

「母親が子どもたちを蹴ったりしたため守ろうとした」

「妻に気を遣って生活していた」

母親は、被告が心愛さんの背中に乗り、足をもって反らせるという暴行をしていたと証言しています。また、学校に出されたアンケートや心愛さん自身の聞き取りでは、父親から首や背中を蹴られるといった暴行を受けていたことも分かっています。

気を遣っていたかどうかは主観なので判断できませんが、恐らく母親側や心愛さんの方が被告に気を遣って暮らしていたのではないでしょうか。

起きた出来事に対して、それを行う人物が(加害者と被害者が)入れ替わるという現象が起きているように感じます。

モラハラ加害者の限界とは?

この裁判の様子を、テレ朝newsの記事の中では次のように書かれています。

ひたすら泣き続けた勇一郎被告。目の前にいる勇一郎被告を見ても心は動かされなかった。ふと、裁判員や傍聴席を見渡したが、皆、硬い表情で勇一郎被告を見つめていた。(引用:「心愛が暴れたから」父が“懺悔”する“虐待”

事件を起こした犯人の中には、不思議な魅力を持った人がいて、その人物像を知りたい、解き明かそうと人が集まり、捕まった後もなお、周囲の人を虜にすることがあります。

しかし、このケースではどうでしょうか。

多くの人が、つじつまの合わない証言に呆れ、この期に及んで自らの保身しか考えていない被告に強い怒りを感じるとともに、この人の更生は無理ではないかと感じていると思います。

そして、これがもし裁判ではなく、一般的なやりとりの中であったとしたら、「この人には何を聞いても無駄だ」「何を話しても無駄だ」「どんな働きかけも無意味だ」と思い、多くの人は離れていくのではないでしょうか。

モラハラ加害者は人間的に魅力のない人

モラハラ加害者は、そのままでいたら人間的魅力のなさに多くの人が構うことなく離れていくのです。だからこそ彼らは、嘘をついたり、同情を引くようなことをしたり、固定した人間関係では人が離れていかないように強く支配をしなくてはいけません。そうでなければ、あっという間に誰もかれもが自分を捨てて、ひとりになってしまうからです。

支配が彼らにとって集団の中で生き残るための唯一の方法です。

彼らは、人の心が分からないために、人の心を暴力、暴言、無視、支配、金銭的な縛りや束縛、嘘以外で動かすことができない人たちです。

なぜ、執拗に心愛さんを攻撃し続けるのか。

なぜ亡くなったあとも虐待を続けるのか

被告は、自分自身のやった行いを否定するだけではなく、その原因を心愛さんに押し付ける証言を繰り返しています。

裁判を傍聴した人の中には、被告の態度を見て「まだ虐待は続いている」と感じられた方もいるようです。

 

朝日新聞デジタルの記事には次のようにありました。

「(心愛さんは)正義感がとても強い子。性格そのものが、勇一郎にとって気に入らないものだったのだと思う」(引用:飢餓状態に陥った心愛さん 母「夕食作り、止められた」

もしかしたら被告は、正義感の強く、誰にでも好かれ明るい我が子へ強い嫉妬があったのかもしれません。

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