モラハラ夫と離婚調停して別れた体験談・子育て・シングルマザー・多種多様な生き方の情報を発信

モラハラ離婚ナビ

モラハラで受けたトラウマを克服するためには?

ストレス・メンタルケア モラハラ モラハラから回復する

モラハラで受けたトラウマを克服するためには?

投稿日:2018年10月4日 更新日:

モラハラを受けて、心の傷を負ってしまった人へ。

はやく忘れて自由になりたいと思っているのにいつまでもモラハラ被害にとらわれてしまっている人へ。

トラウマを克服するために必要なことをまとめました。

なぜトラウマは作られるのか?

幼児期の記憶には、「危険回避」という働きがあります。

たとえば、階段の上でぴょんぴょんと飛び跳ねていて転んでしまい、階段から落ちてしまったとしましょう。その時に、階段の上で遊ぶと落ちて痛い目に遭うと脳が記憶します。このように、ある行動をして何らかの不利益を被った場合、それを記憶することで、次に同じ痛みを味わないように「危険回避」をするように人間はできているのです。この場合だと、階段の上で遊んでいたら落ちて怪我をしてしまったことを記憶することで、階段で飛び跳ねると痛い目に遭うから飛び跳ねてはいけないと学び、次に階段から落ちることを回避できるということです。

トラウマが起こってしまうメカニズムは、このように過去に起こった辛いできごとを覚えておくことで、次に同じ被害に遭わないように回避するためです。

つまりトラウマとは、本来は自分を守るための作用なのです。

しかし、あまりに辛すぎる体験を記憶し続けることは、恐怖で身動きが取れなくなったり、辛い記憶が心を蝕んで病んでしまうこともあります。本来は「いい未来」をつくるハズの機能が、本人を苦しめ、トラウマに縛り続けられることになってしまうのです。

では、そんなトラウマを克服するためにはどうしたらいいのでしょうか?

トラウマ克服にやるべきこと

1.忘れたい、記憶から消したい、なかったことにしたいと思うとトラウマは克服できない

歴史を変えることができないように、過去に起こった出来事を無しにすることはできません。また、トラウマを克服するということは、トラウマ原因が起こる以前の状態に戻ることではありませんし、タイムスリップして戻ることはできないのです。

トラウマを思い出さないようにしようと、トラウマ原因そのものを「なかったことにする」というのは、見ないように無意識化に押し込んでいるだけです。

このように「いやだ」「つらい」「怖い」といった感情や記憶に蓋をしてしまうことを「否認」「抑圧」と言います。「否認」「抑圧」された感情や記憶は、蓋をして処理されずにそのままになってしまっています。

洗濯物でも洗濯機の中に入れて蓋をしてしまえば、見えなくはなりますが洗濯をしなくてよくなるわけではありません。結局は洗濯をしなくてはいけないときがやってきます。

傷ついた気持ちや記憶に蓋をすることは、処理を後回しにしているだけでトラウマがかえって長く続く原因になってしまうのです。

さらに蓋をされて「否認」「抑圧」された「傷ついた気持ち」は癒されることを求めて蓋を押し上げ反発し、つらい体験を繰り返し思い出してしまうようになるのです。

2.まずは自分の傷ついた気持ちと向き合う

トラウマ体験を見てみぬフリをすることは、あなたの傷に適切な治療を施すことなく無視し続けているということです。

あなたの中の「傷ついた気持ち」は癒しを求めています。

まずは自分の傷を見てあげることです。そしてその傷の状態を確認してどういった治療が必要なのかを考えてあげてください。

心に負った傷を自分自身で受け止めて、感情を処理・発散することが必要です。

3.「傷ついた気持ちや記憶」を癒すためにはつらい記憶を紙に書きだす

私自身、モラハラで傷ついた気持ちや記憶をこのように文字にしています。紙でなくてもパソコンで打っても良いですし、方法は問いません。

紙に書く作業というのは、あなたの中にあるトラウマを外に分散させる作業です。辛いエピソードを吐き出して外に出した分、自分が抱えている辛い気持ちがどんどんと軽くなっていきます。

また自分に起こったことを客観視することもできますし、客観視できることで分析することもできます。

神経生理学者であり心理学者である「ピーター・ラヴィーン」は、トラウマ克服の方法として、傷ついた気持ちや記憶に対しどんなことでも探索することが有効であると言っています。書き出してみるとトラウマ体験の何に「不満」を感じていたのか、何に「怒り」を感じていたのか、「恐怖」「後悔」「悲しみ」それぞれについて理解することができます。

この作業は思い出す時がつらく、できごとによっては書くことができないままであるエピソードもあります。そういったエピソードは無理に書きだすことなく、まずは書けるものから書いていけばいいです。

私自身も未だにかけていないエピソードもあります。今後、回復していけば徐々に書き出すことができるようになると信じています。

4.人の体験を聞いたり知識を身につけることは安心につながる

私は相手から虐待をでっちあげられたことや「母親失格」だと言われたことがショックで、その後の子育てについて自信がなくなったり、時には死にたいような気持ちになったこともありました。

友人に子育てについて相談したり、友人から子育ての話を聞くことで自分の子育てが一般的なものであると分かり、次第に自信を取り戻すことができるようになりました。

また今は、インターネット上であらゆる知識や体験談を手に入れることができます。育児法ついて調べたり、他の人の体験を読むことは安心にもつながりました。

他にも同じようにモラハラ被害に遭った人の体験談を読んだり、モラハラ加害者について心理学から学ぶことなども有効です。

暗闇でガサガサと音がしたときに強い恐怖を感じるでしょう。実は音の正体はビニール袋がガサガサいっていただけだったと分かれば怖い気持ちは無くなります。人は、訳の分からないものには恐怖を感じやすく、恐怖がトラウマを長引かせる原因になります。しかし正体がわかれば恐怖は一瞬でなくなります。

モラハラ加害者も「そういう人」だと分かれば恐怖は消えていき、トラウマ克服につながります。

5.トラウマ体験から学んだことを考える

トラウマが作られるメカニズムは「危険回避」であると説明しました。本来は自分を守るための作用です。トラウマは、あなたを未来の危険から守ろうとしてくれているのです。

しかし未来の危険の対象が大きくなりすぎてしまうと、なんでもかんでも「危険」だと捉え、あらゆることに恐怖を感じながら生きなくてはなりません。それは生きづくてしんどいことです。

モラハラの場合、いい人が突然モラハラをしてくる体験から人が信用できなくなり、人間不信に陥ることがあります。

人と関わらなければモラハラ被害に遭うことは無くなりますが、人と関わらない人生がいい人生だとは言えません。

モラハラ被害を恐れるばっかりに危険対象を広げてしまうと、全く人と関わらず孤立して生きていくことになってしまいます。すべての人がモラハラをするわけではありません。警戒をしすぎることは自分の人生を不幸にしてしまうことにつながります。

この場合、「警戒する対象を明確にする」ことでなんでもかんでも警戒せずに済むようになります。

そこで、モラハラ被害に遭ってしまった原因を考えるのです。

これが原因でモラハラに遭ってしまったと分かれば、そのことだけを遠ざければモラハラそのものを遠ざけることにつながります。

私の場合は、「世の中の人が良い人だという思い込み」がモラハラ被害に遭う原因になってしまっていました。

人を故意に傷つける人がいるハズがない、

人を利用しようとする人がいるハズがない、

良心がない人がいるハズがない

という考えが、夫がモラハラ加害者であると見抜けない原因になっていたのです。

トラウマ体験から学んだことは、次の被害からあなたを守ってくれるでしょう。

6.トラウマ克服について学びたかったら

先ほども紹介しましたが、神経生理学者であり心理学者である「ピーター・ラヴィーン」はトラウマに関する著書を多く書いています。そしてトラウマ・ケアとしてアメリカのNASA航空宇宙局でも利用されている「ソマティック・エクスペリエンシング」の創始者でもあります。

彼の本は、トラウマ克服に役立つメソッドを教えてくれます。もしトラウマケアに関心があるようであれば、彼の本を読んでみることをオススメします。

まとめ

きちんとトラウマに向き合って癒すための行動を取れば、からなずトラウマ体験は風化していき、恐怖であることが退屈で滑稽で小さなものに変わっていきます。

トラウマ体験がいつか、嫌な出来事の1つとして自分の中で処理できるようになれば、それはトラウマが克服できた証拠です。

トラウマであなたの心は傷ついています。まずは自分の心の傷を癒してあげてください。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

PICK UP記事と広告

モラハラ関連人気記事

【知れば未来が変わる】モラハラ夫への対策まとめ 1

モラハラ夫への対策をまとめた記事です。 この記事に載っているものはすべて、 モラハラ夫を変えたり、 ましてや モラハラを治すこと を目標とはしていません。 モラハラ夫と共同生活を続けるうえで大切なのは ...

モラハラ夫との離婚準備は水面下で!離婚準備の注意点まとめ 2

結婚しようと決めてから、実際に結婚するまで期間があるように、離婚も離婚したいと相手に伝えてから実際に離婚するまでには期間があります。 離婚届を出すまでに、親権、財産分与、面会交流、慰謝料、養育費などの ...

離婚調停の流れ 3

まさか、自分が家庭裁判所に足を運ぶことになるとは夢にも思っていなかった、離婚調停を申し込むときにそう思う方も多いのではないでしょうか。 私も、初めて家庭裁判所に行ったとき、やたらと緊張したことを覚えて ...

-ストレス・メンタルケア, モラハラ, モラハラから回復する
-, , ,

Copyright© モラハラ離婚ナビ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.