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DV・モラハラ加害者は鬼に変身する その鬼を抑えることはできないのか?

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DV・モラハラ加害者は鬼に変身する その鬼を抑えることはできないのか?

投稿日:2019年1月17日 更新日:

元夫は、結婚と同時に人が変わったようになりました。「人が変わった」というのは、性格が変わったというよりも、人ではない別のものに変わったと捉えていただくのが正しいでしょう。言葉通り、時には「人間とはいいがたい振る舞い」をすることもありました。私はこの姿を「鬼のよう」「ロボットのよう」だと感じていました。

この変化は、まるで小説に出てくるような狼男が、人間の姿からあっという間に狼に化けるようなものです。気づくとまた元の人間の姿に戻っています。被害者は、このあまりの変化を理解することができません。この変化に何とかして理由をつけようと、狼になってしまうのは何らかの病気のせいであり、人間の姿を本当の姿だと思い込みます。そして、狼に変身させないように努力しつづけるのです。

こちらの記事でも書かせていただきましたが、DV気質の人は、感情的になった時に暴力衝動が沸き上がり、それを何とかして抑え込まなくては暴力をふるってしまいます。それは、脳の中に暴力回路ができているからでした。モラハラ気質の人は、基本的にはDVと同じで、道の先にあるのが「モラハラ」という点が違うだけです。

湧き上がってくる暴力衝動やモラハラ衝動は普通の人にはありません。これはDV・モラハラ気質の人のみが持ち合わせている「鬼」の姿です。

この鬼を抑え込むことは果たしてできるのでしょうか?

答えは脳の中の「前頭葉」と「扁桃体」にあった

脳にある「前頭葉」は、理性や我慢、人を思いやる共感力などを司っています。いわゆる人間らしさというのは、この「前頭葉」の働きによるものです。また「扁桃体」という部分は、ストレスを受けたときに警告を発する役割をします。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

脳は3歳までの時期にもっとも大きく発達します。また6歳までに9割が完成します。この時期にネガティブな体験を受けると扁桃体は正常に機能しなくくなります。たとえば、ネグレクト、暴力、虐待、条件付きの愛情などです。

私たちは正常な人でも緊急事態に陥ると扁桃体が指令を出し、人間らしさを司る前頭葉の働きがストップします。前頭葉がストップした人は、自己防衛のために自己の利益を最優先させる行動を取ります。たとえば極度にお腹が減った人が食べ物を万引きをしてしまう行為はこれに当たるでしょう。

DVやモラハラ気質の人は、この扁桃体が正常に機能していないため、本当であれば前頭葉をストップさせなくても良いときにまでストップさせてしまい、自分のことしか考えられない行動を取るようになるのです。

つまり、DVやモラハラ加害者は前頭葉がストップしやすく、それゆえにDVやモラハラの衝動を抑えきれない状態であるといえます。そしてこの時には、人間らしさが機能していません。

これが冒頭でのべた「鬼」の姿の原因ではないかと考えられるのです。

そしてもう1つ。

この理論で行けば、DVやモラハラ気質の人はいついかなる場合でもストレスを感じたときにはDVやモラハラをしてしまうはずです。しかし実際は、自分に不利にならない時にしかDVやモラハラをしません。そして、DVやモラハラは自分よりも地位の低い相手にのみ行われ、相手を選んでやっていることは間違いありません。

この理由は、私たちの脳の中にある原始的な部分に関係がありました。原始的な脳(いわゆる原始脳)には、敵か味方か、得か損か、強い相手か弱い相手かを見分ける機能が備わっています。相手の力を見分ける能力が備わっていないとピンチの場合に逃げることはできませんし、逃げる必要がないときに逃げてしまい、獲物を取り損なっては生きていけません。上下関係を見分ける力は、私たちの原始的な脳の方にあり、人間らしい理性脳でコントロールしているわけではないのです。

つまりDVやモラハラが上下関係の上の人には絶対に加害行為をしないのは、たとえ前頭葉がストップしたとしても、原始脳の方で自分より上の立場か下の立場かを判断していて、間違えることなく下の立場の人にだけ攻撃をすることができるからなのです。

完全に前頭葉がストップしているわけではなく複雑な働き方をしている可能性もある

そして上下関係が下のものに対しても、他の人がいないような密室空間を選んで加害行為を行います。時と場所を選んでやっていることから、コントロールすることができているのではないかと私は考えています。この理由については、前頭葉が完全にストップしているわけではなく、歪んだ働き方をしているとも考えられるのです。

鬼は優しさとか愛情でコントロールできるものではない

いずれにせよ、この鬼をコントロールするのは、心ではありません。脳です。愛情のあるなしだとか、優しさのあるなし、心が強い弱いでコントロールできるわけではないのです。脳の病気で有名なものと言えば認知症ですが、認知症も根性や強い心で治るものではありません。

脳は挿げ替えることができないため、DVやモラハラはもうその人の一部であり、「鬼」の姿も本人の一部だと考えるのが妥当な判断ではないでしょうか。冒頭の例で言えば、狼男の狼の姿も人間の姿もどちらもその人そのものなのです。

ただし、脳にまで影響を与えていなければ治る可能性はあります。もし、あなたの知っている人のDVやモラハラが治るかどうかを判断したければこちらの記事をご覧ください。

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