在宅フリーランス歴5年のシングルマザーが仕事の探し方やメリット・デメリットを語る

在宅フリーランス歴5年のシングルマザーが仕事の探し方やメリット・デメリットを語る

私は、別居してすぐに開業届を提出し、そこからずっと今まで在宅フリーランス(自営業)で活動をしています。

現在では、だいたい月に15~20万円ほどを稼いでいます。

フリーランスでどのようにお金を稼いでいるのか、またフリーランスでよかったこと、悪かったことなどをまとめています。

目次

フリーランスでどうやって稼ぐの?

1.直接企業と契約し、お仕事をもらう

私の場合は、現在は直接IT企業と取引をしてお仕事をもらっています。(これがメインの収入になっています)

やり方としては、在宅フリーランスを募集している企業に応募、書類選考、面接をして雇ってもらう方法です。普通のパートやアルバイトの雇用の流れと同じです。

しかし、直接の契約にはメリットもありますがデメリットもあります。私は5年間のフリーランス歴の中で期日までに給料が振り込まれなかった経験は1度や2度ではありません。IT業界はブラックなところも未だに多く、どういう企業かを見極める力も必要になってきます。

支払いをのばされたり、支払いを渋られたりすることがあることも覚えておかなくてはいけないフリーランスのデメリットです。

最終的には交渉し、きちんと支払ってもらえましたが、お金が期日までにもらえないとシングルマザーは生活難に直結するために、ヒヤヒヤです…

2.クラウドソーシングサイトでお仕事を探す

私自身も、最初はクラウドワークスを使って仕事を探し、働き始めたのがフリーランスの第一歩目でした。様々なクラウドソーシングサービスがあるので、今では初心者でも仕事を探すことは難しくありません。

登録さえすれば、簡単に仕事を探すことができますし、何と言ってもメリットは「報酬のバックレがない」ということでしょうか。また、今はクラウドソーシングサイトを運営しているところがeラーニングスキルアップ講座などを提供していることも多く、登録していると様々なメリットを受けることができます

まだ何もスキルも知識もないという人は、登録をして、スキルアップ講座などで勉強を始めるところからスタートしてみてはいかがでしょうか?

私がフリーランスを始めたきっかけとなったサイト「クラウドワークス」がオススメです。

こちらから登録、仕事(案件)を探してみてください。↓



クラウドワークス

フリーランスでよかったことは?

1.スキマ時間に家事ができる

私の子どもたちはまだ未就学児です。子どもたちはまだ自分たちで身の回りのことができないので、着替え、トイレ、歯磨き、お風呂といったことは手を貸しながらやっています。まだまだ、手のかかる時期です。

そのため、保育園から子どもたちが帰ってくると、家事と育児だけであっという間に一日が終わってしまいます。もし、これが会社勤めて、会社終わりに子どもたちを迎えに行き、そこからすべての家事をやろうと思うととても大変だと感じています。(もちろん、それをこなしている方もいらっしゃいます)

私の場合、ほとんど家の中で仕事をするスタイルのため、働きながらスキマ時間に家事をすることができます。

たとえば、

  • 昼ご飯をつくるときに、夜ごはんも一緒につくってしまう
  • 洗濯物を干す
  • 洗濯物を取り込む
  • お風呂を洗う

といった家事は、日中の子どもがいない時間にやっています。

もし、会社勤めであれば、昼休憩などのスキマ時間があったとしても、その時間を家事にあてることはできません。しかし、フリーランスで家にいる場合は、スキマ時間で一日のほとんどの家事を終わらせることが可能です!

2.育児との両立が可能

子どもが熱を出して保育園を休まなくてはいけないことも多々あります。

こういう時、パートやアルバイトの場合は仕事を欠勤することになるため、その分、収入が減ります。

子どもも好きで病気になっているわけではないのを分かっていたとしても、実際に収入が減れば、焦りや不安、苛立ちに繋がります。

しかし、フリーランスであれば、家に居ながら仕事ができるので、子どもの病気で収入が減ることはありません。

私の場合は、パソコンが一台あればできるお仕事のため、子どもが病気で休んでいるときは、布団の横に机を移動して仕事をしています。

子どもが薬を飲んで寝た後に、子どもの様子を見ながら仕事をすることができています。

しかし、子どもが1、2歳のころは看病につきっきりだったために、病気のときは日中の仕事はできませんでした。この時は、日中は子どもと一緒に休み、夜中子供が寝ているときに仕事をしていました。好きな時間に仕事ができるのもフリーランスのメリットです。

3.通勤時間がないので働き方に無駄がない

通勤時間は、給料が出ません。職場まで往復2時間かかるような場合、毎日2時間分の時間を損していることになります。

在宅フリーランスでは、通勤時間がありませんのでその分の時間を他にあてることができます。シングルマザーであれば、家事や育児、自分の時間などです。

シングルマザーは時間がいくらあっても足りません。毎日、数十分~数時間分、時間の余裕が増えるのは大きいですよね。この時間の分、ちょっと心の余裕を増やすことができます。

また、雨の日や台風の日など天候に左右されることなく働くことができます。

台風の日でも家でのんびりと働くことができるのもメリットですね!

4.働く時間を自分で決められる

必ずしも、自分の希望が叶うとは限りませんが、どのくらいの仕事を取り、1日どのくらい働くのかを自分で決めることができます。これが会社勤めであれば、毎日9時から14時までしか働きません!と勝手に決めることはできません。

私の場合、資格をとるなど勉強の時間を確保したいときには、その分働く時間を調節し、バランスを取っています。そのため勉強時間も十分に確保することができます。

1年の中で、勉強をしたい3ヶ月だけ働く時間を減らすと言ったような働き方は、会社勤めの場合は難しいでしょう。しかし、フリーランスでは、月ごとに働く時間を選択できる場合もあり、自分の希望を叶える働き方を選ぶことができます。

5.働く場所を選ばない

また、IT企業の本社は都市にあることが多く、地方から時間をかけて通勤するか、都市部に住む他ありません。しかし、在宅ワークであれば、クライアントの会社がたとえどこにあったとしても、(離島からでも)仕事をすることができます。

会社員時代は往復3時間かけて通勤していました…。

都市に引っ越してしまうと、待機児童問題や学童に入れない小1の壁など、子育て環境の競争が激しく、思うように子どもの預け先が確保できない可能性もあります。

場所にもよりますが、都心に比べ地方では、そこまで競争も激しくないため、子育ての環境で得られるメリットと、仕事で得られるメリットの両方を受けることができるのも在宅フリーランスの特徴です。

フリーランスで悪かったことは?

1.人から学ぶことができない

会社勤めであれば、人との会話や雑談の中から新しい知識や学びに繋がることがあります。また、分からないことがあってもその場で解決できるというメリットもあります。

自分に任された仕事であったとしても、いろんな人に相談をしながら進めることができます。

他の人のやり方を真似したり、他の人の成果物からスキルを盗んだりすることもできます。しかし、フリーランスでは、他の人の仕事の様子をうかがい知ることはできません。

もちろん、自分で本を読んだり、インターネットを使って調べて日々勉強はしていますが、そこには「自分の主観」というフィルタがかかっているため、得られる知識や情報には偏りが出てきてしまいます。

働きながら「孤独だな…」と思うことがあります。これはメリットでもあり、デメリットでもあります。人と関わりながら仕事をしたい人には在宅フリーランスは向いていません。時の流れが速いITの世界では、時代においてかれるのではないか、ついていけなくなるのではないかという不安も付きまといます。

2.安定した収入がない

会社との直接契約でなければ、多くの場合は「案件が終了すれば自動的に仕事も消滅する」ことになります。すると、必然的に次の仕事を探さなくてはいけません。すぐに仕事が見つかれば良いですが、そうでなければ見つかるまで仕事のない状態が続くことになります。

それを防ぐために、一社だけではなく複数の会社と契約をして仕事を請け負うのが一般的です。

また、継続的な仕事であったとしても、いつその仕事がなくなるか分かりません。成果が上がらない場合は、その案件から撤退することも多くあります。

3.職歴への不安

私は、子どもが小さいうちは在宅フリーランスとして働き、いずれ子どもが大きくなれば正社員として会社勤めをしたいと考えています。

なぜなら、在宅フリーランスは様々なメリットはあるものの不安定で、私のような安定志向の人には向いていないからです。

これは向き不向きの話であり、会社勤めが正しいとかフリーランスが良くないと言ったことではありません。ただ、「安定」が好きな人にはフリーランスはオススメできません。

いずれ正社員として就職活動をするときに、この「フリーランス」の時期が企業にどういう評価をされるのかが気になっています。それが職歴としてカウントされるのか、モラトリアム期のような評価になってしまうのか。

その点、会社に勤めていれば、間違いなく職歴として判断してもらえるので、転職をする際にもプラスに働くことになるでしょう。

4.税金や青色申告が大変

会社勤めでは、企業がやってくれる年末調整や納税などもすべて自分でやらなくてはいけません。その他にも、複式簿記による帳簿付け、決算手続き、青色申告書の作成、確定申告と事務的な手続きが会社員時代とは比べ物にならないほど増えます。

特に、フリーランス1年目で、青色申告が初めての年は大変です。まだ右も左も勝手がわからないため、帳簿のつけ方から、確定申告まで困難続きでしょう。

税理士に相談する、弥生などの会計ソフトを使う、簿記を勉強するといったことが必要になります。

また、自治体によっては開業届を出した人に決算説明会、記帳指導機関の案内、税理士無料相談などを開催しているところもあります。分からないままにするのではなく、こういった勉強会にはなるべく参加し、制度をうまく活用してください。

青色申告は、やっておかなくては追加徴税の対象になるなど不利益を被るので必ず行いましょう!

確定申告は慣れてしまえば面倒でもなんでもありません!帳簿も、事業の収支を把握するために絶対につけなくてはいけないものです。ただし、1年目は訳が分からず困難続きです。フリーランス1年目は「学びの時期」だと考えて、いろんな勉強会に参加してくださいね。

在宅フリーランスを目指している方へ

在宅フリーランスで働くことは難しくありません。

特に、今まで働いてきた業界がある場合は、企業もそのスキルや知識が欲しいと考えています。

また、何にも知識もスキルもない場合であったとしても、データ入力などの仕事は知識やスキルがなくても始めることができます。出来る案件から始めるといいでしょう。

そのためには、パソコンのスキルは必須です。特に、仕事をする上で欠かせないのはタイピングのスキルです。タイピングが早ければ早いほど、仕事も早くできるようになるからです。

こちらのサイトからタイピングスキルをチェックできます。

インターネットでタイピング練習 e-typing

ちなみに私は「S」でした。

まずは、できるスキルを磨くところから始めてみてはいかがでしょうか?

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