モラハラ夫がムカつく!
どうしてもやり返さなければ気が済まない!
ちょっとは痛い目に遭えばいいのに!
そう思っている妻の方へ。
モラハラ夫にダメージを与える効果的な仕返しは何でしょうか?
モラハラ夫に仕返しする方法をまとめました!
反撃をするのは効果がある?
モラハラには、「言い返さないとモラハラがエスカレートする」とよく言われています。モラハラはやりやすい人に向きやすい傾向にあるため、反撃されると分かっている相手へはモラハラをしてきません。何か言われるたびに反論をすることで、モラハラへの抑止力につながる可能性があります。
一方で、すでに「モラハラをすることで快楽を感じているタイプ」の人は、モラハラをすることで相手から何らかの反応が返ってくればいいと思っています。こういう人の場合は、反撃ですら「相手から反応が返ってきた」ことを喜び、モラハラの抑止力に繋がりません。
反撃=反応だと思い、余計にモラハラを加速する燃料を与えてしまいます。
モラハラ夫への仕返し その①「無関心」
モラハラで快楽を感じているタイプの人へは、「無関心」が一番堪える反応です。
彼らは、モラハラをして相手を屈服、服従させることで自分の存在価値を感じています。そのため、「モラハラ」をしても思うような反応がもらえないと、自分の存在価値そのものを脅かされるような気持ちになるのです。
自分の存在価値を確認するために「モラハラ」をしているので、自分の存在価値が揺らぐたびに繰り返しモラハラをします。上司から叱責された時、ストレスが溜まっているとき、誰かから否定されることを言われた時などがきっかけでモラハラが始まります。
「モラハラ」をして、相手からの反応で自己肯定感を取り戻そうとするため、相手からの反応を喜びます。この時に、相手からの反応はネガティブであればあるほど、自分の方が優れていると優越感に浸れるため、自己肯定感を回復するのに役立ちます。
反対に「無反応」を返された時には、自己肯定感を回復することができません。
より自分が惨めな気持ちになり、存在意義が分からなくなります。妻を傷つけてやろうという気持ちで始めたモラハラが、諸刃の剣となって自分へと突き刺さるのです。
「あなたに何の興味も関心もないのよ」と言う態度が一番の仕返しになります。
モラハラ夫への仕返し その②「軽蔑する」
モラハラ夫は、妻に対して嫌がらせをしてくるのに、妻から好意をもらわないと嫌だと思っています。自分はあくまでもいい人で、素晴らしい人間だと思い込んでいるからです。(現実は違います)
彼らにとって「夫の言うことをよく聞き従う(口答えしない)」妻、「自分のことを尊敬し、尊重する」妻が理想の妻です。
暴言を言っても、暴れても、彼らは「特権階級である自分は許される行為」だと思っていますし、それによって妻が離れていくとは考えてもいません。
そんな時に、妻が夫に「軽蔑のまなざし」を向けたらどうなるでしょう。
彼らは自分たちは理想的な存在で、尊敬され敬われ、慕われなくてはいけないと考えています。もちろん、自分のやっている行いを省みればそんな考えには至らない行いしかしていませんが、彼らは無反省なのでそれに気づくことはありません。
ですから、妻の方から「あなたがやっていることは人から軽蔑されることだよ」というメッセージを送るのです。
この時に、言葉だけではなく態度でも「軽蔑していること」が伝わるようにしましょう。
「あなたが悪い人間であることを知っているよ」というメッセージは、モラハラ加害者を怯えさせ、不安にさせる効果があります。
モラハラ夫への仕返し その③「楽しい姿を見せる」
たとえば、あなたが嫌いな人がいたとします。この場合、モラハラ夫でもいいでしょう。
モラハラ夫が意気揚々と楽しそうにしている姿と、どよ~んと落ち込んでいる姿と、どちらを見たときに気持ちが安らぎますか?
「この人だけは許さないぞ!」と言う相手が、ニコニコと楽しくしている姿を見るとイライラしませんか?
私も離婚してからの面会交流で、元夫がガハハと笑っている声が聞こえてきてものすごく腹を立てた記憶があります。
このように、嫌いな人が楽しそうにしている姿は腹が立つんですよね。相手への恨みの気持ちが強いと余計にそうなるでしょう。
モラハラ夫も、「妻よりも自分の方が優れている」とか「自分の方が偉い立場だ」ということが彼らの心の支えになっています。妻は自分よりも下で、自分よりもいい人生を送っていてはならないのです。
そこで、妻はモラハラ夫よりも存分に人生を楽しみましょう!
快活に笑い、楽しみ、自分の好きなことをしましょう!
そんな妻の姿は、モラハラ夫の自尊心をチクチクと刺激するでしょう。
「お前はノー天気でいいな」と言われたら、「人生楽しくてしょうがない!」と言い返しましょう。
人生を楽しんでいる姿を見せることで、モラハラ夫を悔しい思いにさせることができます。
また、モラハラ夫から何を言われても「自分は楽しい人生を送れる」と言う姿を見せることは、モラハラ夫のコントロールの力が、自分には及ばないことをアピールすることでもあります。モラハラ夫は、コントロールできない人を嫌い、離れていく傾向があります。これは、のちのモラハラを予防することにもつながります。
モラハラ夫への仕返し その④「経済的に自立する」
先ほども言ったとおり、モラハラ夫はコントロールできない人間を嫌います。
モラハラ夫は、なにがなんでも他人の人生を自分の思い通りにしたいと考えているのです。そして、自分は他人を先導するリーダーであり、人を導いて感謝される存在であるとも思っています。
もし、あなたの夫が結婚するまではそれなりにうまくやっていくことができていたのだとしたら、それまではコントロールされないように相手との線引きが、あなたのほうからうまくできていたという証拠でもあります。
私の夫は、付き合っているときから人前でキスを要求することがありましたが、「それは嫌だ」と拒否をしていたので、特に問題ありませんでした。その時には、私も「NO」ということができる立場だったのです。
しかし、結婚などで相手に経済的に依存している関係になると、相手の機嫌を損ねると困窮するため言い返すことができなくなり「共依存」に嵌ってしまいます。
付き合っているときには「NO」と言えたことも言えなくなり、相手の言いなりになってしまうのです。
モラハラ夫との生活で、「妻が働きだした途端にモラハラが止んだ」と言うケースもあるようです。それは、「経済的自立」が「NO」と言える妻を作り出し、モラハラ夫の操縦がきかなくなったため、モラハラから抜け出すことができたといえるでしょう。
妻が経済的に自立することは、モラハラをエスカレートさせる「共依存」を防止する効果があります。
妻は、経済的に自立し、モラハラ夫からも自立してください。
モラハラ夫は妻をコントロールできないことに気づき、尊大な自分がでかりそめである事実をまざまざと見せつけられるでしょう。
まとめ
モラハラ夫へ仕返し4つを紹介しました。
- 無関心で、モラハラ夫の自己肯定感を回復させない!
- 軽蔑し、悪い人間であることを知っていると暗黙のメッセージで伝える!
- 楽しい姿を見せて、悔しがらせる!
- 経済的に自立し、コントロールできない妻になってモラハラの無力さを知らしめよう!
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