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モラハラ親に育てられるとモラハラ加害者になってしまうのはなぜ?取り入れと同一化について

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モラハラ親に育てられるとモラハラ加害者になってしまうのはなぜ?取り入れと同一化について

投稿日:2020年9月27日 更新日:

多くのモラハラ加害者は、生まれた後の環境により、モラハラ加害者へと変貌してしまったのだと考えられます。もし、出生後の環境が全く違うものであれば、モラハラ加害者にならなかった可能性は高いと私は考えています。

なぜモラハラ環境により、モラハラ加害者になってしまうのでしょうか?

それには、心の防衛反応(防衛機制)である「取り入れ」と「同一化」にありました。

※モラハラ親に育てられた人がすべて加害者に転じるわけではありません。しかし、親から子どもへの連鎖率は高いと言われています。

防衛機制とは?

防衛機制とは無意識(高次元になれば意識的に)行っている心の防衛反応です。理想と現実といった心の葛藤問題を解決、あるいは問題から目をそらすことで心を守ろうとする働きのことです。

詳しくは下記の記事にまとめてあります。

取り入れと同一化によりモラハラを身につける

周囲のものを自分のものにする「取り入れ」

心や体、脳の成長に合わせて、自我も発達していきます。

幼いころは自我が未熟であり、周りの環境に大きく左右されます。周囲の人がやっていることを自分でもやりながら自分のものとすることを、「取り入れ」と言います。

分かりやすい例でいえば、小さい子どもが親と同じ動きをして真似ることなどです。

良いものを自分のものにする「同一視(同一化)」

また、取り入れと比較されるものに「同一視(同一化)」があります。取り入れと違うところは、本人が自分が良いと思ったものを自分の中に取り入れていくということです。つまり良いものは取り入れ、悪いものは捨てるという取捨選択しながら、自分のものにしていくのが「同一視(同一化)」です。

モラハラ加害者たちがモラハラを取り入れざるを得なかった背景には、「同一視(同一化)」という心の防御機制が働いていると考えられます。
同一視というのは、優れている(もしくは、力のある)相手を見て、その人と同じであると思い込むことで安心しようという心理です。
私たちは、集団の中で同じ考えを持つ人に愛着を感じることがあります。また、同じ考えを持ったり、同じ行動をすることで、相手から庇護を受け、自分の居場所を確保しようとします。
幼いころは、自分を庇護してくれる相手は親です。

子どもは、親と同一視をすることで自分の居場所を確保しようとします。親に適応することで、自分が見捨てられ生きていけなくなることを防ぐためです。

被虐待児は、普段とは全く違う形相で怒りをぶつけてきたり、ものすごい攻撃的な暴言を吐くことがあるそうです。これは、攻撃的な親(虐待をしている場面の親そのもの)と同一化をしている状態といえます。

そして、被虐待児の中には、「自分が悪いから」「自分のためを思っている」とたとえ虐待であっても親の行為をかばうこともあります。
そうして親を自分の中に取り込むことで、自分の居場所を確保したり、自分が愛されていないという事実や、見捨てられてしまうかもしれない恐怖を無くそうとします。

生き残りがかかる環境こそ強く「同一視(同一化)」が働く

防衛機制は、自分の心を守るための防御反応です。つまり、「自分を守らなければいけない脅威にさらされている環境」でこそ、強く働くことになります。

親に見捨てられるかもしれない、不安定な環境、強い恐怖を感じる、過敏な性格といった要因は、防衛機制である同一化を強く働かせることになるでしょう。

モラハラ加害者は、親のコピー&ペーストというくらい、親と価値観が似通っているケースが多く、また成人後も親と適正な距離を取れないことが多いのです。それは、親に同一化しなければ生き残れなかったという事実と、安心するために成長した後も同一化した親の存在が必要であるということを表しているのだと考えられます。

同一化という防衛機制そのものが「悪」ではない

同一視(同一化)は何も悪い面だけではありません。子どもが親に褒められるとその行動を繰り返しとるのも同一化であり、理想的な対象を取り込もうとすることでいい方向に成長していくことができます。

モラハラ問題は根深い

モラハラ加害者が、自分がやっているモラハラ行為を「あなたのためを思って」などと愛情であるという背景には、自分が行っているモラハラを単に正当化したいからだけではありません。

自分が今まで受けていたモラハラを「自分のためを思ってやったことだ」「親から自分は愛されていた」とするためにも、モラハラを正当化せざるを得ないのです。
もし、モラハラには愛などなかった、ただの攻撃だったということを認めてしまえば、自分はただ、親から愛されずにモラハラを受けていたという事実を直視しなければならなくなるからです。

まとめ

モラハラ加害者との問題は、いま目の前にある「私」と「あなた」の関係を改善させることだけでは解決できません。背景には、モラハラ加害者本人と本人の愛着の問題が絡んでいます。だからこそ、モラハラの問題はとても根が深いと考えています。

親からの愛情を否定されることは、モラハラ加害者にとっては、今まで防衛機制で守ってきた自分の盾を取っ払われるのと同じです。だから、なにがなんでも否定します。
親との問題は、本人自身が気が付いて、自分のコンプレックスとして向き合っていかなければ解決できません。人から指摘されれば、自分の精神が脅威にさらされたと思い、指摘する人へと攻撃が向くだけです。

 

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