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自己愛性パーソナリティ障害は鏡を見るのが嫌い

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自己愛性パーソナリティ障害(モラハラ)は鏡を見るのが嫌い?

投稿日:2018年10月3日 更新日:

自己愛性パーソナリティ障害は、しばしば「ナルシスト」とも言われることがあります。

ナルシストと聞くとどんな人物を想像しますか?ナルシストはいつも鏡を見て自分の顔が大好きで、自分自身を誰よりも優れていると思い、自己陶酔に浸る、それがナルシストのイメージではないでしょうか?

もちろん、夫はそんな人物ではありませんでした。

実は自己愛性パーソナリティ障害(ナルシスト)は、鏡を見るのが他の人よりも嫌いであるという傾向があるそうです。

そしてそのことが、自己愛性パーソナリティ障害を治りにくくしている原因でもあるのです。

なぜ自己愛性パーソナリティ障害の人は鏡を見るのが嫌いなのか?

オーストリアで行われた実験です。600人の被験者にナルシシスティック・パーソナリティテストを使ってナルシシズム傾向を調べました。その中でナルシシズム傾向が高い人と21人と、ナルシシズム傾向が低い22人を無差別に選び出し、「自分自身の写真」「親しい友人の写真」「知らない人の写真」を見せて脳の働きを調べました。

すると、ナルシシズム傾向の高い人は「自分自身の写真」を見たときに「ネガティブ」や「葛藤」の反応を示したそうです。つまりナルシストな人ほど、自分の姿を見ることが嫌いだったのですね。実験の結果は、私たちが考えているナルシストのイメージとは真逆だったのです。

ナルシストの人は、ネガティブな自分に苦しんでいる可能性があります。もしかすると、現実の自分を受け入れることができないあまりに、理想化した自分を本物であると思い込もうとした行動の結果がナルシストなのかもしれません。

自分の顔を見ない人は自分の顔のいい点や欠点を正しく分からない

ある時鏡を見て、こんなところにシミができてしまったと気づくことがあります。また、大泣きをした翌朝は目が腫れていることもあります。自分の顔の悪い状態は、鏡を見て気づくでしょう。反対に、今日は肌の調子がいいなというときや、顔色がいいことも鏡を見て気づくことが多いものです。鏡を見ることは自分の状態を正しく把握することにつながります。もし、シミを発見してしまったときは、シミを消すクリームを使ってみたり、目が腫れていると思ったら冷やして腫れを少しでも良くしようとすることができます。自分の状態を正しく知ることで、改善のための行動を取ることもできるわけです。

しかし、鏡を見るのが嫌いな自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分自身を正しく把握することができません。

そのため本当の自分からかけ離れた「理想化された自己イメージ」を作り出します。

モラハラをしている人が自分がモラハラをしていることが分からないのは、性格の部分についても鏡を見ることができないからです。本当の自分を見ようとするとネガティブな気持ちが湧いてくるため、鏡を見ないで空想の自己イメージだけを見ています。それは、本人にとって都合のいい「理想の自分」です。彼らのイメージの中では彼ら自身はモラハラなどするはずがありません。しかし、モラハラをしていることに気づけないために、改善するための行動もとることができないのです。

私の友人が「自分がモラハラをしているのでは?」と思ったのは、兄弟が父親と同じモラハラ行為をしていることに気づいたことがきっかけでした。この場合、兄弟の存在が自分の鏡としての役割を果たし、正しい自己像を見つめることができたといえます。

自己愛性パーソナリティ障害の人は本当の自分が好きになれない体験をしている

この実験から自己愛性パーソナリティ障害の人は、かえって本当の自分が好きではないということが分かりました。この結果は私にとっては納得のいくものでした。夫も鏡はあまり見ない人だったのです。

つまり自己愛性パーソナリティ障害の人の過去には、「自分を好きになれない」体験が必ずあるハズです。自己愛性パーソナリティ障害を生んでしまった原因には、「高い理想を押し付けられた経験」や「見放された経験」「本来の自分を認めてもらえなかった経験」があるのかもしれません。幼少期ほど「親から見ていい子」であった人は危険です。

私が、夫から「モノ」のように扱われていたワケ

自己愛性パーソナリティ障害の人は、「自分が人間であるという体験がない、もしくは少ない」という医師による分析もあります。

これを知ってハッとしました。私自身も夫から「人間である扱いを受けてこなかった」のです。

人間的な体験がないと脳の働きも原始的な部分ばかりが活発になり、顔つきからも人間らしさがなくなるそうです。

夫はいつも瞬発的に怒り出していましたが、その時の表情が今でも忘れません。怒った時の夫の表情は目をぎょろりとむき出して、顔を真っ赤にしていました。体は背中を丸め、肩を怒らせて、呼吸は荒くハァハァと息をしていました。その時の夫は全く人間らしさがなく、まるで動物のようでした。

明らかに異常な様子でしたが、夫本人がその異常な様子を気にすることはありませんでした。

鏡を見ていないのですから、自分自身がどんな様子だったのか正しく分かるはずがありません。

自己愛性パーソナリティ障害にとっての鏡になるものは?

自己愛性パーソナリティ障害の人は、本当の鏡を見ることを嫌がります。そこで相手に対して鏡の役割を求めるのです。

白雪姫に出てくる継母は、「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」と鏡に聞きます。鏡から「それはあなたです」と言われれば喜び満足しますが、「それは白雪姫です」と言われれば毒殺しようとする人です。そして求めていた答えを言わなかった鏡を割ってしまいました。

自己愛性パーソナリティ障害の人も同じように、相手が共感してくれれば、自己愛が満たされ満足します。反面、相手から批判されると途端に嫌いになり、嫌がらせをしてくるようになるのです。

モラハラ加害者に鏡を見せることでモラハラを防ぐことができる?

モラハラ加害者は、本来の自分の姿を嫌っています。本人は本来の自分を見ないようにしているため生きていくことができています。

ある人は、モラハラ加害者がモラハラ行為をしているところを撮影して本人に見せたところ、モラハラ行為が止んだそうです。(おそらくこの場合は、モラハラを抑えることができたというよりは立場が逆転したことによってモラハラ加害者のターゲットから外れたのだと考えられます。)

私自身はこの方法を試したことはないので、効果があるのか、また逆効果にならないかについては保証ができません。もしモラハラ加害者に一矢報いたい場合はリスクを分かった上で試してみるのもいいかもしれません。

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